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家庭等で起きた死亡事故(交通事故、転落事故等)については、原則として掲載していません。


2018年のニュース: 8月14日


重要なニュースはタイトルを赤字にしてあります。
検索を容易にするため、県庁所在地であっても都道府県名を入れるようにしました。

(7月17日の熱中症死亡のニュースを掲載しました:8月14日)

〔ワゴンのスープがかかりやけど〕愛知県知多市の市立保育園で7月18日、1歳児の顔や体に給食のスープ(約70度)がかかってやけど、児が入院する事故があったことが取材からわかった。保育士が目を離したすきに、給食を運ぶワゴンの上にあった鍋に手を伸ばしたもので、退院はしたが、8月9日現在も通院している。市はこの事故を公表していなかった。9日の会見で市は、「救急車を呼ぶべきだったが、職員の車で搬送してしまった」などと説明。児の親族は 「救急搬送など事故対応マニュアルを守らないずさんさで、事故後も誠実とは言えない」と話している。市は市内の保育園に対して、ワゴンを教室に入れないようにするなど安全対策を指導したという (8月7~9日、東海テレビ、CBCテレビ他)。〔掛札コメント〕職員の車で病院へ連れていったら救急対応が遅れ、最悪の場合、たらい回しになるとわかっていなかったのでしょうか。「ワゴンを教室に入れない」って、では、手で教室まで運べと? よけい危ないですよね。70度のスープを提供しようというのが根本的な誤りだと思います。

〔賞味期限切れの肉を出荷〕東京都内の学校給食向け食材会社が、冷蔵保存用に設定された賞味期限が切れた冷凍保存の鶏肉を、3年以上前から都内の小中学校に格安で出荷していたことがわかった。一部は賞味期限を最長3カ月過ぎていた疑いもある。消費者庁は、保存方法が変わるなどした場合は改めて期限を設定するよう求めるが、今回は未設定で、「取り扱いが不適切」としている。同社は川崎市の食品会社から、冷蔵用で販売予定だったが余って冷凍した鶏肉を購入。その時点で冷蔵用に設定した賞味期限を過ぎた肉もあり、仕入れ価格は1キロ300円と通常の半分以下だった。学校には解凍して出荷し、通常販売する鶏肉より4割ほど安い1キロ700円で売っていたという。取材に対し、同社の担当者は、学校側からより安い商品を求められ、それに応えようと販売したと説明し、「密閉されている状態の肉を凍らせているので、品質的には問題ないと思い、(消費者庁の期限設定に関する通知については)認識不足だった」と述べた(8月8日、朝日)。〔掛札コメント〕この企業の責任ではありますが、そもそも「安い商品を求める学校側」は「安くなる理由」を考えずにそういう要求をしているのでしょうか。もちろん、「(学校としては)そんな要求はしていない」とお答えになることは目に見えていますが。

〔園児死亡の控訴審始まる〕山口県山口市の認可保育園で娘が死亡した件について、両親が損害賠償を求めていた裁判の控訴審が広島高等裁判所で始まった。2013年、当時1歳9か月だった二女が急死したのは園に責任があるとして、およそ6100万円の損害賠償を求めていた。一審は今年3月、「園の保育士は相当な注意をしていて、医務室も設置されていた」などとして両親の訴えを退けていた。控訴審の第1回弁論で両親側は、母親が迎えに行く30分前には児がうつぶせ寝による窒息で死亡していたという新たな鑑定結果を証拠として提出し、あらためて園側の注意義務違反があったと主張した。(8月6日、山口放送)

〔岩の崩落死で提訴〕新潟県湯沢町で2015年8月6日、野外教室に参加した東京の小学1年生が崩落した岩に頭を挟まれて死亡した事故で、児の両親が主催したスクールを運営する名古屋市の企業を相手取り、約4億5000万円の損害賠償を求めて提訴したことが8月6日わかった。訴状によると、事故は川遊びの最中に発生。水面から高さ約1メートルにあった重さ約2トンの岩が崩落し、児の頭部を直撃した。訴状では、引率教員らが事前に現場を下見していなかったことなどから、子供の安全に配慮する義務に違反したと主張している。(8月6日、産経)

〔情報知りながら保育士採用〕大阪府堺市で今年2月17日、小学3年生を殺害したとして両親が殺人容疑で逮捕された事件で、市は8月2日、府警から虐待の疑いを指摘され、情報を共有していたにもかかわらず、本人に確認しないまま母親を保育士として2月13日に採用し、4月からこども園で勤務させていたことを明らかにした。市が7月10日に母親と面談した際、「子供のことを思い出すとつらい」と話したため、翌日から市役所の事務員に配置換えしたという。この間、市は健康診断などを通じて妹や弟の安全を確認したものの、関係悪化を恐れて両親とは面談しなかったという。 (8月3日、毎日)

〔11か月児が睡眠中に急変、死亡〕東京都中央区の認可保育所で7月27日夕方、生後11カ月児が睡眠中に体調の急変をきたし、その後、亡くなっていたことがわかった。児はあおむけの状態で寝ていたといい、死因は不明。当時、施設では無資格の職員3人が子ども3人を見ていたが、3人とも東京都の子育て支援研修は済んでいたという。(8月3日、TOKYO MX)

〔園児に対する強制わいせつで逮捕〕大阪府八尾市の認定こども園で、30代の保育士の男が園児に対する強制わいせつの疑いで6月23日、逮捕されていたことが7月26日、市への取材でわかった(7月に再逮捕)。男はこの園を運営する夫婦の息子で、本人も園側も行為を否定。園児にキスをしたり下半身を触ったりした疑いが持たれている。男は8年前から園に勤務。複数の園児が被害を訴え、同僚が何度もわいせつ行為を目撃していたとの情報もある。保護者が市と府警に被害を訴え、発覚した。(7月26日、共同)

〔保育園でO121集団感染〕東京都世田谷区の区立保育園で園児19人と職員5人のあわせて24人が7月4日以降、相次いで下痢などの症状を訴え、患者や給食の一部から腸管出血性大腸菌O121が検出された。保健所は給食が原因の食中毒と断定。いずれも症状は軽く、入院した人はいない。(7月26日、NHK)

〔小学校3年生、プールで意識不明〕7月23日午後2時10分ごろ、高知県高知市の小学校のプールで3年生が水中に沈んでいるのを友人がみつけた。搬送されたが意識不明の重体。当時、プールは夏休みで開放中、40人ほどの児童が利用していて、監視員は保護者や高校生ボランティアなど10人いたという(7月23日、日テレニュース24)。〔掛札コメント〕監視員が複数いても、漫然と見ているだけなら「誰かが見ているだろう」とそれぞれが考え、結局、誰も見ていないということになります。

〔保育園で病原性大腸菌O55集団感染〕神奈川県横浜市戸塚区の保育所で7月11日以降、0~6歳児の園児102人と職員3人が下痢やおう吐など食中毒の症状を訴え、園児7人と職員2人から病原性大腸菌O55が検出された。いずれも症状は軽く、全員、快方に向かっているという。園児らはいずれも7月9日~13日にかけて保育所で調理された給食を食べたということで、保健所は給食が原因の集団食中毒と断定。(7月20日、NHK)

〔44.6%が基準満たさず〕2016年度に自治体が立入調査した認可外保育施設のうち、44.6%(認可外保育所1353施設、ベビーホテル581施設)が国の指導監督基準を満たしていなかったことがわかった。厚生労働省が19日に公表。 違反内容は、職員や乳幼児の健康診断をしていない、消防訓練をしていない、保育従事者が足りないなどが多かった。 自治体への届け出が必要な認可外保育施設は、2017年3月現在で6050施設(認可外4638施設、ベビーホテル1412施設)。うち4338施設に調査を実施。(7月19日、朝日)

〔熱中症で小学校1年生が死亡〕7月17日、愛知県豊田市の小学校で校外学習から戻った1年生が意識を失い、熱中症で死亡した。同市は当日30度を超え、高音注意報が発令されていた。校外学習は午前10時過ぎから1年生約110人が参加して行われ、約30分、虫取りや遊具などで遊んだ後、11時半ごろに学校に戻った。児は公園に行く際、前を歩いていた児童から遅れ、「疲れた」と訴えたため、担任教諭が手を引いて歩いたという。帰りも「疲れた」と話していたという。記者会見で同校の校長は校外学習の目的が「虫取り」であり、夏に実施した点は「問題はない」としつつ、「こういう結果になったことは判断が甘かったと痛感している」と述べた。また、同市教育委員会の学校教育課長は、高温注意報は夏に出ることが多く、発表後にすべての学校行事を中止するのは難しい、とも述べた(7月17日、NHK、朝日)。〔掛札コメント〕「夏だから」「虫取りだから」というのは、「今までは大丈夫だったのだから」の典型例です。「今までとは違う」という判断がなぜ、できないのか。

〔園バス事故で5人搬送〕7月17日午前9時半ごろ、盛岡市の市道の交差点で園児9人を含む11人が乗った幼稚園の送迎バスと軽乗用車が出会い頭に衝突し、園児2人を含む5人が病院に運ばれた。全員、意識はあるという。交差点は軽乗用車の側に一時停止の標識があった。(7月17日、テレ朝ニュース)

〔公共プールで重体〕7月15日午前11時前、島根県出雲市内の公共プールで、同市の4歳児が溺れているのを遊泳中の人が見つけた。児は搬送されたが意識不明の重体。家族4人でプールに来ていたが、更衣室から1人で出て行ったという。(7月15日、産経ウェスト)

〔自転車転倒で児が死亡〕神奈川県横浜市内で7月5日朝、近くの保育士が自転車に乗っていたところ転倒、抱っこひもで前に抱えていた児が頭などを打ち、病院に運ばれたが死亡した。保育園に預けるため、児を前に抱え、前部のいすにもう一人を乗せて走っていたところ転倒したもの。自転車のハンドル周辺にさげていた傘の先が前輪に巻き込まれ、バランスを崩した可能性があるという。警察は過失致死容疑で調べる (7月6日、朝日)。〔掛札コメント〕怒っております。これ、「近くの保育士が」って書く必要があります? ないですよね。「会社員」って書くのとわけが違います。なんで、「保育士が」って書かなきゃいけないのですか?(「医師」でも「看護師」でも「主婦」でも同じですが) 事故自体はどこででも起こりうる重要なものなのですから、予断(偏見)を与えるかのような書き方をする必要はありません。

〔2階の手すりがはずれ、転落死〕栃木県那須塩原市の旅館で5月20日、宿泊客が2階の窓のアルミ製の手すりに寄りかかったところ、手すりがはずれて転落し、全身を強く打って死亡する事故が起きた。手すりは製造から35年以上が経過しており、製品の不具合に起因する可能性もあるとして、「製品評価技術基盤機構(NITE)」が調べている。6月上旬に手すりのメーカー側から、重大製品事故の報告を義務づける消費生活用製品安全法に基づき、消費者庁に報告があったもの(7月5日、読売)。〔掛札コメント〕子どもであっても起こりえますよね。そして、窓の手すりに限らず。

〔園に防犯カメラを10台設置〕神奈川県葉山町は2018年度、町立葉山保育園に防犯カメラを計10台設置する(園舎内7台、園庭と入り口に3台)。2016年に事故で死亡した児の保護者が設置を求め、その声に応えたという。町は町議会定例会に、設置費(193万7000円)などを盛り込んだ一般会計補正予算案を提出する。定例会見で町長は「あくまで事件事故などが起きた際に検証するための資料として使う」と説明。「録画映像は事故などの際に警察に提供するのが主で、園長や教員が見ることはない」としている(6月30日、神奈川新聞カナコロ) 。〔掛札コメント〕この事故の報告書はこちら。ビデオを設置している園はたくさんありますが、いずれも必要に応じて職員や保護者が見、深刻事故の予防等に役立てています。「あくまで検証用」というのは…?

〔少なくとも204園で子どもの数を減らす〕保育士不足を理由に、今年4月時点で少なくとも全国24自治体の204認可保育園で、受け入れる子どもの数を減らしていたことが朝日新聞の調査でわかった。昨年5月の同じ調査では、15自治体118園だった(調査自治体は一部異なる)。今年の調査は5月、全20政令指定市と東京23区、昨年4月時点で待機児童が100人以上いた44市町村の計87自治体を対象に、昨年4月と比べて定員を削減したり、定員より少ない数で募集したりした園の数と、その理由を聞いた。札幌市、千葉市、横浜市、東京都葛飾区、高松市を除く82自治体が回答。昨年4月よりも受け入れ数を減らした園があると答えたのは24自治体で196園。今年4月開設の施設でも、4自治体の8園が保育士不足で定員を当初の予定より減らしていた。(7月2日、朝日新聞)

〔食物アレルギー発症、4人に〕新潟県燕市教育委員会は、6月30日に開いた食物アレルギー事故に関する説明会と情報交換会で、これまで3人の小中学生にアレルギー症状が出たとしていたが、新たにもう1人おり、計4人となっていることを明らかにした。さらに増える可能性もある。 (7月2日、下の記事の続報。新潟・県央情報交差点))

〔「調味料、だし、添加物は除去の必要なし」でアレルギー発症〕新潟県燕市の教育委員会は、5月25日の学校給食でラーメンスープに乳成分が使われ、3人の小中学生のアレルギー症状を発症した問題で6月29日、会見した(下、6月13日のニュース)。当初、「スープに乳成分の記載がなく、あとになって乳成分が追加された」と説明したが、それは誤りで以前から乳成分の記載があったことを確認。給食調理の委託切り替えの際、アレルギー対応が十分に引き継ぎされなかったのが原因と説明した。会見で配布した報告書面によると、以下の通り。
●4月に保護者へ給食センターから届けた5月分の食材詳細表には、「乳」の記載がなかった。「食物アレルギー対応マニュアル」では、調味料・だし・添加物は除去する必要がないとされているため、担当は成分を確認しなかった。 ●5月25日に、乳アレルギーの生徒が中華麺を食べた後、頭がくらくらするとともに、口の中の違和感や耳の痒み、息の詰まる感じのアレルギー症状を発症した。 ●5月29日に、この生徒の保護者からの問い合わせを受け、給食センターで給食の原材料及び調味料の成分を調べ直したところ、塩ラーメンスープ(調味料)の成分表示に「乳成分」が以前からあったことが判明した。 ●調査を進める段階で確認が不十分であったことから、あたかも製造業者の責任であるかのような表現となり、保護者や関係者に迷惑をおかけしたことを深くお詫びする。 ●再発防止策として、毎月の調味料・だし・添加物の成分を調べ直し、さらに詳細な成分表を、食物アレルギー対応を行っている児童生徒の保護者全員に配付する。 ●納品時に調味料・だし・添加物の表示を確認し、詳細表と相違がないか複数人でチェックするとともに、調味料・だし・添加物の成分内容が変わっていたときには、緊急に代替食を用意するなどの措置をとり保護者と学校へ連絡する(6月30日、新潟・県央情報交差点)。〔掛札コメント〕ここまできちんと報道していただけると、状況がよくわかってありがたいですね。

〔給食にゴキブリの死骸〕群馬県館林市の市学校給食センターは6月29日、市立中学校で26日に提供した給食の香味漬けに、体長約3センチのゴキブリの死骸が混入していたと発表した。配膳中の生徒が見つけ、校内アナウンスで食べないよう呼びかけたが、すでに食べた生徒もいるという。センターでは市内の中学校5校に同様の給食を提供しているが、いずれも中止せず、他の4校には29日になって知らせた。材料を加熱する段階で混入したとみられる。(6月29日、産経他)

〔学童保育で女児の体に触る〕佐賀県内の学童保育でアルバイトの支援員を務めていた20代の男子大学生が複数の女児の体を触ったとして、今年2月に解雇されていたことが6月27日、わかった。学生が在籍する大学は「児童の心に被害を与えたのは事実」などとして5月24日付で無期停学処分にした。男子学生は2月下旬、小学校内の学童保育施設に隣接するスペースで女児の体を抱え上げて遊んでいる際に複数回、下半身を触った。別の支援員が女子児童の様子がおかしいことに気づき発覚。聞き取り調査に対し、男子学生は、別の女児3人の下半身を触っていたことも明らかにした。男子学生は当初、「不適切な行為だった」と認めたものの、その後の聴取には「抱え上げた体を下ろす時に当たった」とも話しているという。男子学生は2016年9月から、月に7~20日間、勤務していた。(6月28日、佐賀新聞)

〔女性教諭を暴行罪で起訴〕愛知県岡崎市の私立幼稚園で2017年2月に女性教諭が園児の手足を粘着テープで縛ったり、口にテープを貼ったりした事件で6月7日、地検支部は教諭を暴行罪で略式起訴し、簡裁が罰金10万円の略式命令を出した。この事件では別の女性教諭も暴行の疑いで書類送検されたが、同地検は不起訴にした。不起訴の理由は明らかにしていない。(6月27日、中日新聞)

〔小学校6年生が一時、心肺停止〕6月22日、大阪府大阪市の市立小学校でプールの授業中、6年生が一時心肺停止状態になった。救命措置で意識を取り戻し、命に別条はないという。市教委によると、正午過ぎ、25メートルプールでどれだけ泳げるかのチェックを受けていたところ、約7メートル泳いだところで泳ぎを中断。プールから上がろうとしたところ、ふらついて顔面をプールサイドに打ちつけた。いったん水に沈んだが、すぐに浮かんだところを教員が助け出した。目がうつろで心肺停止状態になった児に養護教諭が心肺蘇生を行い、別の教員がAEDを使った救命措置を施し、病院に搬送された。22日朝の健康観察で児の体調に異常はなかったという。プールの水深は約95センチだった。(6月22日、朝日)

〔食物アレルギー治療で13例の重症例〕 アレルギーの原因となる食物を少しずつ摂取し、食べられるように治療する経口免疫療法で、去年11月、臨床研究に参加していた子どもが牛乳を飲み、重いアレルギー症状で一時、心肺停止になったことから、日本小児アレルギー学会が実施していた調査の結果が明らかになった。 2008年から去年までに試験や誤食も含めると、重いアレルギー症状が16施設で18例あり、うち13例は意識障害に至っていた。調査をまとめた医師は、「経口免疫療法はまだ臨床研究の段階で、慎重にすすめる必要がある。アレルギーが出た際の初期対応の周知徹底を繰り返し行ってほしい」などとしている。(6月24日、TBSニュース)

〔救命処置で表彰〕千葉県船橋市の東消防署は、心肺停止した男性(54歳)にAEDを使用するなどして救命処置をした保育士(27歳、女性)ら3人を表彰した。3月9日午後6時ごろ、バス停近くで男性が意識を失って倒れたことから、この3人が救急車要請とAED処置などをしたもの。男性は救急車で病院に運ばれ、回復したという。保育士は「男性は意識がなく、唇が紫色だった。コンビニにAEDを置いているのを知っていたので急いで取りに行った。初めての経験だったが、勇気を出してやってよかった」と振り返った。(6月24日、産経新聞)

〔園児を暴行で停職〕兵庫県神戸市北区の市立保育所で5歳児の襟首をつかんで引きずるなどして暴行の疑いで逮捕、罰金10万円の略式命令を受けた保育士(女性、54歳)について市は6月22日、停職6カ月とする懲戒処分を発表した。保育士は同日付で依願退職した。また、詳細な状況把握や保護者への説明を怠ったとして、当時の保育所所長だった職員も戒告処分。(6月22日、神戸新聞ネクスト)

〔「不適切な保育」17件〕児に暴行を加えた疑いで保育士が逮捕された事件を受け、神戸市が市立保育所全58カ所の職員を対象に、同様の問題がないかを調べたところ、乱暴な言葉遣いなど不適切な保育が疑われる事案が17件あった。6月19日の市会文教こども委員会で報告されたもの(6月19日、神戸新聞ネクスト)。〔掛札コメント〕「乱暴な言葉遣い」と言っても、子どもの人格を否定するような内容ではなく、子どもを止めようとして言った言葉や、子どもを止めようとして手を引っ張った行動あたりまで「不適切」と言われてしまってはいないか(これから、そう言われていくのではないか)、心配です。

〔サービス残業が月平均14時間以上〕名城大学の蓑輪明子准教授らのグループの調査から、愛知県内の保育所の保育士(正規職員)のサービス残業は、ひと月平均で14時間を上回ることが明らかになった。昨年11月~今年2月に調査し、全体の9割にあたる5300人余から回答を得た。1か月の時間外労働は平均18.9時間で、賃金が支払われたのはうち4.2時間にとどまり、サービス残業が14.7時間。また、独自の財源で人員を拡充している名古屋市と、それ以外の自治体で時間外労働を比べると、名古屋市以外の方が4.8時間長い。さらに、「休憩時間がほとんどない」と答えた保育士の割合は、名古屋市では23.4%、それ以外の自治体では31.2% だった(6月21日、NHK)。〔掛札コメント〕9割から回答が得られたこと自体、やはり保育士さんたちの「言いたい!」という感情の現れではないかと思います。

〔イワシのすり身からヒスタミン〕福岡県筑紫野市は6月21日、園児計31人が給食後に発疹の症状を訴えた市内3保育所の給食に使われたイワシのすり身から、アレルギーの原因物質となる高濃度のヒスタミンが検出されたと発表した。すり身はいずれも同じ製造業者だった。ヒスタミンは加熱しても減少せず、摂取すると顔の紅潮や発疹、嘔吐などの症状が出る可能性がある。温度管理が不十分な際に生成されるが、高濃度となった原因は不明(6月21日、共同通信)。〔掛札コメント〕ヒスタミン食中毒については、「リンク」の「食物アレルギー、食品」の中にあります。

〔配膳ミスで誤食〕京都府木津川市は6月21日、市立保育所で同日、卵白アレルギーの1歳児に卵白入りのパンを提供したと発表した。調理師がアレルギー対応児専用のトレーで卵白の入っていないパンをクラスに届けたが、担任の保育士が誤って他の園児に提供するパンを児に配った。保育士が気付いた時には児がパンを口の中に入れていた。児は保護者と一緒に医師の診察を受け、発症はしていないという(6月21日、京都新聞)。〔掛札コメント〕木津川市からは誤食の報道が続いていますが、この市が特にずさんだ思うのではなく、市やマスコミが敏感になっているからだという解釈もしておいてください。人間は「つい、うっかり、ぼんやり」の生き物ですから、ミスによる誤食は起きます。それをゼロにしようと躍起になったら、給食など提供できません。

〔選挙応援ポスターを園児に手伝わせ、処分〕6月10日に行われた新潟県知事選挙で、柏崎市の市立保育園の保育士が候補を応援するポスターの作製を園児に手伝わせたとして、市は6月20日、この保育士と許可した園長を減給10分の1(1カ月)とするなど計7人を懲戒処分にしたと発表した。この保育士は知事選告示前の5月17日の保育時間中、1枚の模造紙に園児8人に花に見立てた手形を押させたほか、別の画用紙に子供の顔をそれぞれ描かせた。その後、他の保育士らと共に事前に描いた候補者の絵や、園児に描かせた子供の顔を模造紙に切り張りして、1枚のポスターにしたという。応援団体から依頼されたことを受けたもので、候補者の選挙事務所に飾られた。園児に選挙応援が目的とは説明していなかったという。市は地方公務員法の信用失墜行為の禁止、職務専念義務違反に当たると判断。市長も自身と副市長を減給10分の1(1カ月)とする条例改正案を市議会に提出する。(6月20日、毎日)

〔プールの底がはがれてケガ〕6月13日、茨城県つくば市の小学校で3年生の水泳の授業中、児童11人がプールの底のプラスチックで足を切るなどのけがをした。うち1人は足の裏を8針縫うけが。このプールでは5月28日、プールの底3か所でプラスチックがはがれているのが確認され、応急処置としてゴム製のマットを敷いて対応していたという。13日がプール開きだったが、何らかの原因で敷いていたマットがはがれたとみている (6月14日、NHK)。〔掛札コメント〕底がはがれていたという以上に、水の中によけいな物を置いていること自体が危険です(ゴム製のマットが底にあろうと、浮遊していようと)。補修するまで使わないのが当然、ではないでしょうか。

〔暴行の罪で略式起訴、罰金〕勤務していた兵庫県神戸市北区の市立保育所で5歳児の襟首をつかんでひきずるなどしたとして、暴行容疑で5月に逮捕された保育士について、神戸区検は6月14日、暴行の罪で略式起訴し、神戸簡裁は同日、罰金10万円の略式命令を出した。(6月14日、神戸新聞。下の5月28日のニュース)

〔除去食の確認票を見落とし、誤食〕京都府木津川市の市立保育所で6月12日、卵白アレルギーの3歳児にマヨネーズ入りのポテトサラダを提供。児はアレルギー症状を発症しなかったという。保護者の申告に基づいて作成したアレルギー除去食の確認表を調理師が見落とし、マヨネーズ入りのサラダを出したもの。児が2口ほど食べたところで保育士が気付き、かかりつけの医師に連絡した。医師は治療は不要と判断し、男児は保護者と帰宅した(6月13日、京都新聞)。〔掛札コメント〕研修会ではここのところ、ずっとお話ししていますが、人間の脳は「つい、うっかり、ぼんやり」なので、ミスを必ずします。ですから、誤食を減らす努力はするものの、「誤食はゼロにならない」と考え、今回のように症状がなくても受診するという方法をとっていけば、食物アレルギーで子どもの命が奪われることはないはずです。たくさんの人の手を通って食事が提供されるわけですから、「誤食ゼロ」に躍起になって自治体もマスコミも懲罰的になれば、保育や調理の現場はいやになるだけです。

〔食材資料にない成分が追加され、アレルギー発症〕新潟県燕市で5月25日、学校給食を食べた小学生と中学生の計3人に息が詰まるなどのアレルギー症状が出た。3人は乳製品にアレルギーがあり、提供された「塩ラーメン」のスープに乳成分が含まれていた。給食は市内の給食センターで作られていて、今年2月に業者から仕入れる食材の資料を確認した時に乳成分の記載はなく、その後に成分が追加されたため、職員が見落としていたという。燕市教育委員会は6月1日にはこの問題を把握していたが、「事実確認を優先した結果、発表が後になった。重く受け止め対応を早めたい」と話している(6月13日、テレビ新潟)。〔掛札コメント〕「給食センターの職員が見落とした」と書かれていますが、成分を追加した側は明確に、追加を連絡したのでしょうか? 下の(3月の)木津川の事例も同様です。なぜ、すべてが「現場の職員」一点の問題に転嫁されるのか、またはそのように報道されるのか、理解できません。

〔別の商品納品でアレルギー症状〕京都府木津川の市立保育所で3月、園児3人がアレルギー症状(湿疹や咳)を発症して病院で治療を受けていたことが6月1日、分かった。いずれも軽症という。同保育所は乳成分の入っていない加工品のスープを使っていたが、当日はそのスープが欠品していたため業者が別の製品を届け、調理師が成分を確認しないまま使った。乳にアレルギーのある子どもたちに症状が出たため、保育士が病院へ連れていき治療を受けた(6月1日、京都新聞)。〔掛札コメント〕「除去しているはずだから」と思い込むことなく、「症状が出ているから」と受診したわけで、「症状優先」が功を奏した事例です! とはいえ、「調理師が確認しなかったから」と言うのは簡単ですが、納品業者が「今日は違うものを持ってきました。大丈夫でしょうか」と声をかけていれば起こらなかった事例ではないでしょうか(業者が声をかけても調理師がチェックをしなかったなら、調理師の責任ですが)。保育園に納品する業者の啓発は、まず、自治体の責任です。

〔学童保育指導員の配置・資格で反対意見〕現在、1か所に2人以上配置するように義務づけられている放課後児童指導員の配置基準や資格要件を緩和しようとする動きが進むなか、全国学童保育連絡協議会は6月6日、「子どもの安全が守られない」として、超党派の国会議員連盟に反対意見を伝えた。緩和は、人材確保が難しいとの声を受けたもので、18年度中に結論を出すと閣議決定。内閣府の地方分権の有識者会議で、廃止も含めた議論が進んでいる。(6月7日、東京新聞)

〔個人情報資料を児童が持ち帰る〕東京都板橋区は6月5日、区立小学校で児童17人分の名前など個人情報が書かれた資料を別の児童が持ち帰り、情報が漏洩したと発表した。持ち帰った児童が分かっておらず、同校は5日に臨時保護者会を開催。謝罪し、資料の返却を呼びかけた。5月4日、教諭が資料をプリンターに置き忘れ、再利用用紙に混入。裏面が授業で使われた。5月15日に匿名の保護者から「子どもが個人情報が書かれた資料を持ち帰った」とのメールが区に届き、漏洩が発覚した。 (6月6日、産経)

〔ペットボトルの水を飲み、体調異常〕5月29日正午ごろ、東京都練馬区の区立保育園でペットボトルの水を飲んだ職員が、一口飲んだ後、せきこんで倒れ、一時意識を失った。その場で意識は戻ったが、脱力状態が続いたため病院に搬送された。命に別状はないという。ボトルは自分で買い、職員用の冷蔵庫に入れていたもの。園長は、冷蔵庫隣の流し台にある洗剤と同じ臭いがしたと話しており、 警察は水の成分を鑑定し、異物が混入していないか調べる。(5月30日、時事)

〔5歳児が80分間、所在不明に〕島根県松江市の市立幼保園で4月20日、5歳児が80分間、行方不明になっていたことがわかった。午後3時20分ごろ、園舎2階にいた児の姿が見えなくなった。担任が1人で園舎や園庭などを探したが見つからず、約50分後に職員室に連絡。その後、複数の保育士らが園外を見回ったが、4時40分ごろ、1人で数キロ離れた自宅に帰っていると母親から電話があるまで所在を把握できなかった(山陰中央新報、5月31日)。〔掛札コメント〕園の外に出る、家に帰るなどはひんぱんに起こりますが、まず、担任の先生だけで50分間さがしたところが…。すぐに共有してください。警察にも連絡を。

〔園児に暴力、逮捕〕兵庫県神戸市長田区の市立保育園の保育士(54歳、女性)が、暴行容疑で逮捕された。逮捕容疑は、2月14日午前9時半ごろ、5歳児の襟首をつかみ、ひきずったとされている。保育士は「(園児の)体を持ち上げたが、引きずっていない」と容疑を否認している。園児にけがはなかった。児の保護者が3月下旬、警察に被害届を出して発覚した。(5月28日、毎日)

〔指切断で慰謝料等支払い〕兵庫県姫路市の市立小で平成2016年10月、ごみ置き場に放置された裁断機で4年生が誤って指を切断していたことが5月29日、市教育委員会への取材で分かった。市教委は管理責任を認め、児側に慰謝料など約40万円を支払うことで今年3月に示談が成立した。裁断機は事故の約1カ月前にごみに出され、注意を促す紙が貼られていた。児が休み時間に同級生と遊んでいた際に触れ、右手の人さし指を切断した。指は接合手術をして動くように回復したという(5月29日、産経west)

〔対象表に未(誤)記載でアレルギー発症〕埼玉県富士見市は5月25日、学校給食で乳成分の入ったミートボールを食べた小中学校の4人が呼吸困難やじんましん、喉の痛みなどのアレルギー症状を起こしたと発表した。1人が1日入院したが、全員軽症だという。アレルギーのある児童生徒の家庭に配布する「食物アレルギー食品対象表」を市給食センターの職員が作成する際、誤って「乳成分が入っていないもの」として記載していた。ミートボールは今月1日に中学校6校、14日に小学校11校で提供され、子どもが体調不良を訴えたため、誤記載が分かった(5月25日、読売)。〔掛札コメント〕これは現場(保育園~学校)では把握できないタイプの誤食です。とすると、下の秦野市の事例(2月9日)のように「症状優先」で、「アナフィラキシーのようだから搬送しよう」と判断することが重要になります。

〔ホームで時刻表カバーが落下、子どもがケガ〕5月26日午前8時半頃、東京都千代田区の東京メトロ半蔵門線大手町駅ホームで、時刻表を保護するアクリル製カバー(縦42.5センチ、横195センチ、重さ約5.1キロ)が73センチの高さから落下し、ホームにいた9歳の子どもの足の甲に当たった。右足を打撲。カバーを固定するネジがゆるんでいたことが原因とみられる。(5月26日、読売新聞)

〔USBメモリが置き引き〕5月14日、京都府京都市伏見区のNPO法人が運営する小規模保育事業所など3施設の園児や卒園生らの名前や生年月日などの個人情報が入ったUSBメモリが置き引きに遭った。3日後に同区内の公園で見つかった。同日夕方、職員が自宅で仕事をするたメモリに個人情報を保存し、かばんに入れた。帰宅途中、自転車のかごに入れていたかばんを置き引きされたという。(5月24日、京都新聞)

〔自転車型遊具で車と接触〕5月21日午後2時頃、大阪府大阪市西区の交差点で、自転車型遊具(ペダル、ブレーキがなく、地面を蹴って走るもの)に乗っていた5歳児がトラックと接触し軽いけがをした。児は、自転車に乗った祖母と一緒に交差点を右折しようとしたところ、直進してきたトラックと遊具が接触し転倒したという。消費者庁や販売会社では、「道路には出ず公園などの安全な場所で利用し」「ヘルメットをかぶる」「1人では遊ばない」よう注意を呼びかけている(5月21日、NHK)。〔掛札コメント〕園の事故ではありませんが、この遊具で登園している子どももいるようですので、注意喚起を(消費者庁)。

〔保育園に車が突っ込む〕5月22日午前9時半頃、大阪府大阪市平野区の保育園の外壁を破って、乗用車が建物内に突っ込んだ。園児らにけがはなかった。園の前の道路で乗用車と自転車が衝突。はずみで乗用車が前部から保育園に突っ込んだとみられる。(5月22日、産経)

〔送迎バスが衝突〕5月23日正午頃、岡山県倉敷市の市道交差点で幼稚園の送迎バスと乗用車が出合い頭に衝突、4、5歳の園児3人を含む計6人が軽いけがをした。送迎バスは片側3車線の道路を横切ろうとしていて、左から来た乗用車とぶつかったという。現場の交差点に信号はなかった。(5月23日、瀬戸内海放送)

〔同僚の机から現金を盗む〕神奈川県横浜市の中学校で4月22日、職員室の同僚の机から。運動部の部費として生徒から預かっていた現金1万2000円を盗んだとして、34歳の教諭の教諭が逮捕された。調べに対し容疑を認めているという。この学校では、昨年から現金が盗まれる被害が数回相次いだため、警察と学校が職員室に防犯カメラを設置したところ、容疑者と見られる人物の不審な行動が写っていた。(5月22日、NHK)

〔児の機転で連れ去り未遂〕5月15日午後5時過ぎ、北九州市小倉北区の公園で、1人で歩いていた8歳の女児が連れ去られそうになった。児が機転をきかせ、公園にいた人に大きな声で「こんにちは」と挨拶したため、容疑者は逃げた。児の父親が通報し、容疑者(41歳、男性)は近くの路上で緊急逮捕された(5月16日、テレ朝ニュース)。〔掛札コメント〕「いかのおすし」も大事ですが、人が周囲にいたらこれが一番かも。「助けて!」などと叫ぶと相手を逆上させる可能性がありますから…。

〔幼稚園職員が暴行〕古河市の私立幼稚園で5月17日午前、5歳児の腕をつかんで引きずり倒し廊下まで引きずった上、この男児が座ろうとした椅子を引いて転倒させるなどの暴行を加えた疑いで、 職員(37歳、女性)が 18日、逮捕された。園の関係者が同日午後、署に相談。捜査の結果、悪質性があると判断した。男児にけがはなく、この職員は容疑を否認しているという。(5月19日、時事)

〔保育士が園児の裸の動画を撮影〕2016年7月、当時、臨時職員として勤務していた仙台市の市立保育園で、保育士(25歳、男性)が女児の裸の動画をスマートフォンで撮影し児童ポルノを製造したとして、5月17日、逮捕された。警察が別件の捜査でこの容疑者のパソコンを押収した所、女子園児の動画が見つかり発覚したもの。(5月18、19日、東北放送)

〔ストラップが首にからみ、意識不明〕兵庫県伊丹市の住宅で5月12日夜、1歳児の首にスマートフォンのストラップがからみつき、意識不明の重体になった事故で、事故前、クローゼットの取っ手に掛けられていたストラップの輪の位置が、立ち上がった男児の首とほぼ同じ高さだったことが14日、警察への取材で分かった。警察は、首がストラップの輪に引っ掛かった後、児が床に座り込むなどし、首が絞まった可能性があるとみて調べる。ストラップは金属製チェーンで、長さ40~50センチ。床から約1メートルの高さにある取っ手に掛けられていた。児は発見時、脚を伸ばして座った状態だったという。児は家族といたが、約15分間、部屋に子ども2人だけになった時に事故が起きたという(5月14日、神戸新聞)。〔掛札コメント〕家庭の事故ですが、園でも十分起きうるものなので掲載しました。

〔テレビ台の収納部分で死亡〕福岡県北九州市小倉北区の住宅で5月11日朝、4歳児が意識不明の状態で見つかり、その後、窒息死と確認された。父親は「(児は)見つけた時、テレビ台の収納部分に入っていた」と説明していることがわかった。警察は児がテレビ台に入っていた経緯などについて事情を聞いている。テレビ台の収納部分は幅、奥行き各数十センチ、高さ十数センチで、子どもが入れる大きさという。遺体の状況などから警察は、狭い空間に長時間いたことで死亡した可能性もあるとみている(4月14日、読売)。〔掛札コメント〕家庭の事故ですが、園でも十分おきうるものなので掲載しました。

〔デジタルカメラ紛失〕大阪府茨木市は5月8日、市立のこども園で、園児33人が写った画像20枚程度の入ったデジタルカメラ1台を紛失したと発表した。4月27日、園長が公園で園児たちの遊ぶ姿や集合写真を撮影。5月1日、カメラがないことに気付き、園内や公園を探したが見つからず、3日に遺失届を提出した。(5月9日、毎日)

〔バス事故でケガ〕5月10日午前10時前、愛知県半田市の県道で、市内の幼稚園の送迎バスが道路脇の電柱に衝突し、乗っていた園児3人が病院に搬送された。命に別条はないという。バスは団体職員(男性、66歳)が運転し、園児24人と職員1人が乗っていた。現場は片側1車線の見通しの良い直線道路。(5月10日、読売)

〔窒息死で書類送検〕大分県別府市の県立の支援学校で2016年9月15日、高等部の生徒(17歳)が給食中に倒れ、その後死亡した事故で、警察は5月7日、当時の校長、担任教諭、養護教諭2人の計4人を業務上過失致死の疑いで書類送検し、発表した。容疑を認めているという。生徒が給食をのどにつまらせた際、見守りなどの義務を怠り、的確な応急措置をしなかった疑い。両親が2017年1月、同署に告訴していた。 (5月7日、朝日)

〔ベランダから落として殺害〕大阪府大阪市住吉区の母親が4月30日午前、2歳を自宅マンション5階のベランダから落として殺害したとして、同日、殺人容疑で逮捕された。容疑を認めている。容疑者は夫と児との3人暮らし。「子どもが倒れている」と近隣から119番があり、消防から府警へ連絡があった。搬送先の病院で母親に事情を聴いたところ、磧本容疑者が児を落としたと話したため、自宅へ任意同行し、緊急逮捕した(4月30日、産経ウエスト)。〔掛札コメント〕「落ちる」ではなく、「落とす」もあるのですね…。

〔SDカードを盗み、懲戒免職〕千葉県警印西市は4月25日、市立子ども発達センターの保育士(女性、38歳)を懲戒免職処分にしたと発表した。3月15日、センターが管理するSDカード1枚を盗み、同26日に窃盗容疑で逮捕されたもの。カードには行事風景など約900枚の画像が入っていた。保育士は市の聞き取りに「職場の人間関係にストレスを抱えていた」と説明しているという。(4月26日、千葉日報)

〔個人情報をコピーし、紛失〕東京都町田市の小学校で特別支援教室を担当している教諭が、児童90人分の氏名や指導方針などの個人情報を勝手にCDに記録して持ち出したあと、4月4日に紛失したことに気づいた。教諭は個人情報を記録したCDを段ボールにつめていったん自宅に持ち帰ったあと、その段ボールを自転車に乗せて異動先の小学校に持って行ったが、段ボールには封をしていなかったという。市は4月26日、臨時の保護者会を開いて経緯を説明して謝罪した。(4月26日、NHK)

〔石灯籠をすべて撤去へ〕三重県伊勢市の伊勢神宮近くの県道で4月14日、路線バスのサイドミラーが接触した石灯籠の上部が落下し、歩行者が死亡した事故を受け、県などは4月26日、5.5キロの道路沿いなどの灯籠514基すべてを撤去すると発表した。灯籠は高さ2.4~6メートルで、昭和30年代に民間団体が寄付を募り建てたもの。団体は完成後に解散。長年所有者がおらず、十分な保守点検がなされないまま道路を不法占拠する状態となっていた。以前も落下事故があり、大地震での崩落の恐れも指摘されていたが、「神宮周辺の風情を守ってほしい」との声も根強かった。だが、今回の事故を受け、バス停付近などの26基を撤去したところ、想定以上に危険なことが判明した。灯籠がある道路を管理する国、県、市の認識が一致、すべてを各管理者が撤去すると決めた(4月26日、中日新聞)。〔掛札コメント〕石灯籠も確かに危険ですよね…。

〔プール活動の安全に関する実態調査〕4月24日、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)の調査から、プール関連の安全の実態が明らかになった。調査は2017年7~8月、全国の幼稚園、保育所、認定こども園の園長や教諭計1万5千人を対象に実施。園長約2700人、教諭約5千人から回答を得た。緊急時想定訓練を「毎年または定期的にしている」と回答した教諭は21.7%で、「定期的ではないが、過去にしたことがある」は15.8%だった。水の外で監視に専念する職員がいない」と答えた教諭は3歳児クラスで6.6%、4歳児クラスで8.6%、5歳児クラスで9.3%だった。配置しない理由は「改善の必要性を感じなかった」や「人員や予算が不足している」が多かった。「地方公共団体が園の安全に関する研修や教育の場を設けている」は58%にとどまり、緊急時の対応マニュアルが「ある」は5割にとどまった。 同庁担当者は「幼稚園などのプール事故は監視者がいない場合に起きることが多い。監視員が配置できなければ、プール活動を中止してほしい」と呼びかけている。事故調はプール事故の防止策として「応急処置の日常的な訓練」「プールの監視者と指導者を分けて配置する」「事故を未然に防ぐための事前教育」など4項目を提言。文部科学省や厚生労働省に実行を求めている(4月24日、日経)。〔掛札コメント〕詳しい内容は、「製品安全情報」の「注意喚起」の4月24日をご覧ください。夏に向けた更新でもまた紹介します。この手の調査結果の時はいつも書いていますが、15000人を対象にして、計3200人から回答が得られたということは、残りの11800人は答えなかった、ということです。「取り組んでいる園」のほうが回答するでしょうから…。実態は「もっと悪い」と考えるべきです。

〔データ不正持ち出し数は5万近くに。口座情報も〕群馬県前橋市教育委員会は年4月19日、市教育情報ネットワークへの不正アクセスにより、児童生徒や教職員4万7839人分の個人情報が不正に持ち出された可能性が高いと明らかにした。給食費徴収のための口座情報も2万8209件含まれている。調査により数が増加したもの(4月4日のニュース参照)。市教委は、今回の不正アクセスに関する問い合わせ窓口として「教育ネットワーク対応室(コールセンター)」を開設。市民の質問などに対応している。不正アクセスは教育資料公開サーバーに脆弱性があったことが原因。(4月20日、リセマム)

〔市がスクールソーシャルワーカー採用〕千葉県船橋市は4月から、子どもの家庭環境などの問題に対応する福祉の専門家「スクールソーシャルワーカー」(SSW)を独自に5人採用した。これまで同市や市川市などの葛南地域では、県で採用したSSWの2人が地域内を回って活動してきたが、今回、よりこまやかに対応するため、船橋市が独自に採用したもの。福祉の面から専門的な支援が必要と判断された場合に、校長の要請を受け、すべての市立小中高と特別支援学校に派遣。学校への聞き取りや家庭訪問などを通して情報収集し、就学援助や児童扶養手当などの制度や関係機関を紹介する(4月19日、日経)。〔掛札コメント〕まずは保育園やこども園に、福祉関係の専門家を配置することです。小学校で始めても遅い。

〔保育士が子どもを床にたたきつける〕滋賀県大津市の元保育士(27歳、女性)が4月19日、傷害の疑いで逮捕された。「かっとなってやった」と容疑を認めている。3月15日午前11時半ごろ、大津市内の私立保育園で、担任として受け持っていた1歳児の両脇を抱えて高さ約1.5メートルから床にたたきつけ、左足首骨折で全治6週間の重傷を負わせたもの。同日正午ごろ、容疑者から「児が足をけがした」と報告があり、病院に搬送。19日に虐待を疑った児の父親が警察に相談し、園から聞き取るなどして容疑が浮上した。河合容疑者は3月末に自主退職。(4月19日、中日新聞)

〔保育士が子どもを蹴る〕今年2月、6歳児の胸を蹴って転ばせ、頭にけがをさせたとして、北海道旭川市の認定こども園に勤務している保育士(34歳、男性)が逮捕された。児が母親に「先生に蹴られた」と話して発覚した。保育士は「手袋を振り回していたことを注意したが、聞かなかったことに腹が立った」と供述し、容疑を認めている。 (4月16日、テレ朝ニュース)

〔企業主導型で不正受給〕秋田県秋田市の保育園が助成金計約4400万円を不正受給したとして、交付決定を取り消されたことが4月18日、わかった。平成28年度に創設された企業主導型保育施設助成制度で、交付取り消しは全国初。施設の整備完了後に運営が開始されなかったとして、沖縄県沖縄市の保育園の交付も取り消された。秋田県秋田市の保育園は2017年1月、介護事業などを展開する企業が開設。園児や職員の数を水増しした虚偽の申請書類を提出し、28~29年度に施設整備費や運営費を受け取っていた。実際に通園していたのは0~4人だったが、十数人として申請した月もあったという。(4月18日、産経)

〔牛乳に洗浄液混入〕4月18日、茨城県内の小中学校7校(取手市、潮来市、石岡市、阿見町)で、給食に出された牛乳を飲んだ児童・生徒が相次いで味や色などに違和感を訴えた。製造業者がパック詰めの過程で誤って消毒用洗浄液を混入させてしまったということで、これまでのところ、体調不良を起こした子どもはいないという。牛乳は鉾田市を含めた合わせて72の小中学校で出された可能性があるという。(4月19日、NHK)

〔風にあおられたマットの下敷きに〕4月14日午前10時20分ごろ、福井県敦賀市の市総合運動公園内の陸上競技場で、小学校高学年児4人が強風にあおられたマットの下敷きになった。いずれも擦過傷や打撲などの軽いけが。競技場では当時、陸上クラブの小学生約30人が走り高跳びの練習をしていた。マットは長さ約6メートル、幅約2.7メートル、厚さ約65センチで、風で浮き上がり飛ばされたという。同市では午前から強風注意報が出ており、午前10時15分ごろ最大瞬間風速19.4メートルを観測した。(4月14日、産経ウェスト)

〔カーブミラーが倒れる〕4月14日午前11時ごろ、福岡県北九州市小倉北区の市道で、歩道脇のカーブミラーが根元から折れて倒れ、歩いていた中学生に当たった。生徒は頭を切るなどの軽傷。折れた部分がさびていたが、車と衝突したような痕跡はないという。生徒は友人数人と帰宅途中で、「いきなり倒れてきた」と話しているという。ミラーは平成12年に市が設置した。(4月14日、産経ウェスト)

〔ノロウイルス感染〕和歌山県岩出市の市立保育所で、園児286人中1~4歳の40人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人の検体からノロウイルスが検出された。全員が快方に向かっている。3月31日~4月12日に園児が次々に症状を訴えた。園外で感染した園児の吐しゃ物を介して感染が広がった可能性があるとみている。 (4月13日、毎日)

〔防犯ブザーの電池が破裂〕愛知県岡崎市で小学生に配布した防犯ブザーの電池が破裂する事故が相次ぎ、市が注意を呼びかけている。3月19日、小学2年生の自宅で防犯ブザーの電池が破裂、今月には別の小学校の児童の自宅でも電池の破裂があったという。いずれもケガをした人はいない。岡崎市は、3年前から毎年小学生に防犯ブザーを配っており、去年4月に配布し今回破裂したものと同じ種類の電池を使用した4200個については回収し、取り換える予定。(4月12日、CBCテレビ)

〔データ、大量流出〕群馬県前橋市の教育委員会は4月4日、市内の小中学生ら2万5725人の個人情報と、給食費の口座情報1万9932件が流出した可能性があると発表した。市教委と市内の小中学校などを結んだネットワークに不正アクセスがあり、サーバーから情報が盗み取られていたという。個人情報は昨年11月時点の市立小中学校などのすべての児童・生徒のもので、保護者の氏名、電話番号、アレルギー、既往症などの項目があった。インターネット上への情報の流出や不審な電話などの被害は確認されていないという。市教委は不正アクセスを3月16日に確認していたが、28日に個人情報の流出はないと発表、30日になって個人情報の不正な持ち出しが確認されたとのこと(4月4日、朝日)。〔掛札コメント〕以前も類似事例に書きましたが、ニュースの時点で被害が確認されていなくても、その後、被害があったらニュースにするべきです。

〔ご飯にボルト〕4月9日、長崎県大村市の小学校で、給食のご飯の中に長さ2センチ、直径1センチもボルトが混入していた。配膳前で、児童への影響はなかった。給食は市の小学校給食センターで調理されたもので、小学校で補助員が給食を配膳した際、ご飯の容器にボルトが混入していることに気付いた。その後の調査で、米びつから洗米機に米を送る機械のボルトが抜け落ちているのが確認された。(4月10日、TBS)

〔外壁5メートル分が落下〕大阪府大阪市北区のオフィス街で4月10日午後1時40分ごろ、5階建てのビルの外壁(長さ約5メートル、厚さ約10センチのコンクリート等。高さ約12メートルの位置から)が突然、崩落した。ビル1階にある弁当店のひさしが壊れるなどしたが、ケガ人はいなかった。このビルは鉄筋5階建てで、約45年前に建設されたという(4月10日、テレ朝ニュース)。〔掛札コメント〕いやいや、これはさすがに予測も何もできないですね…。誰も下を通っていなかったことが確率的な幸いでした。

〔うつぶせ寝死亡で提訴〕大阪府大阪市淀川区の認可外保育園(閉園)で2016年4月4日午後、うつぶせの状態で寝ていた児(1歳)が死亡した事故を巡り、安全管理が不十分だったとして、両親が4月4日、運営会社と市などに計約8700万円の損害賠償を求める訴えを地裁に起こした。訴状などによると、児はこの日、初めて同園に預けられた。両親は「うつぶせ寝を放置し、呼吸確認も行わず重大な注意義務違反があった」と主張。市に対しては、うつぶせ寝などを放置している認可外保育施設に改善指導する義務を怠ったと主張している。事故を巡っては、元施設長ら3人が業務上過失致死容疑で書類送検されたが、いずれも不起訴処分(容疑不十分)。(4月4日、毎日新聞)

〔21人がノロウイルス感染〕北海道小樽市内の保育所で3月29日以降4月2日までに、園児18人と職員3人の計21人がノロウイルスに感染していたことがわかった。3人からノロウイルスが検出された。重症患者はおらず、全員が回復に向かっているという。(4月2日、北海道文化放送)

〔姫路市のこども園、廃止届〕不適切な保育実態が明らかになり、こども園の認定を昨年4月1日付で取り消された兵庫県姫路市の園が、市に廃止届を出していたことがわかった。元園長の代理人弁護士が3月6日、市監査指導課へ認可外保育施設の廃止届を提出し、受理された。休園中のため、昨年12月31日付での廃園。特別監査で、この園は定員を超過して園児を受け入れていたことが発覚。通常より少ない給食を提供していたほか、保育士に無給勤務をさせるなど不当な雇用実態も明らかになった。また、昨年10月、正規の園児に使うべき給付費を不正流用するなどしたとして計4693万円の返還を請求、園は応じた。(3月30日、神戸新聞)

〔遊具から転落し重傷〕3月26日午前11時前、愛知県長久手市のモリコロパークで遊んでいた5歳児が、遊具から転落し頭や胸の骨などを折る大けがをした。児は「チャレンジタワー」と呼ばれる遊具の高さ約9メートルの位置にある階段の手すりから下をのぞき込んだ際、誤って転落したという。手すりは高さ約1.2メートルで破損などはなかったが、県は当面、現場の階段を使用禁止にした。(3月27日、名古屋テレビ)

〔集団感染2件〕●世田谷区の私立保育園で3月19日に出された昼食やおやつを食べた2~6歳の園児25人と保育士ら職員14人の計39人が下痢などの症状を訴え、患者の便からノロウィルスが検出された。いずれも軽症。すべて園内の調理室で調理したもの (3月29日、産経)。●栃木県の安足健康福祉センター管内の保育所で、計39人の感染性胃腸炎の集団発生。原因物質は調査中。3月12日から複数の児童が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、感染したのは児童38人、職員1人。全員快方に向かっている。(3月29日、下野新聞)

〔写真入りSDカードを窃盗〕千葉県印西市の市立子ども発達センターの保育士(38歳、女性)が窃盗の疑いで逮捕された。3月15日午前8時40分ごろ、同センターの事務室内で児童の画像データの入ったSDカード1枚(時価500円相当)を盗んだ疑い。SDカードは同日開催予定だったお別れ会のスライドショーで使うために別の職員が事務室内に置いていた。カードには2014~17年度の行事風景などを撮影した画像データが約900枚記録されており、画像に写った児童は約130人に上るという。保育士は「SDカードを持ち去ってしまいました」と容疑を認めており、特定の誰かへの嫌がらせ目的だった可能性を含めて警察は動機を追及している。市はカード紛失後、施設の全職員に聴き取り調査をしていたが、この保育士は「特に見ていない」と話していたという。 (3月27日、千葉日報)

〔薬剤処方の間違い、原因はわからず〕2017年9月、京都大学医学部附属病院で調剤された薬を使った60代の女性患者が翌日、死亡した問題で、調査委員会の報告が出た。3月26日に公表された報告書によると、患者はセレン(元素のひとつ)が欠乏する病気で、この元素を過剰にとったことによる急性の中毒で死亡したという。患者が使った薬は病院の2人の薬剤師が調剤していたが、保管されていた薬を分析した結果、医師が処方した濃度の1000倍のセレンが含まれていた。一方、病院では使った薬の量が正しく記録されていないなど管理に不備があり、処方を大幅に上回る濃度の薬がどのように調剤されたかなど、詳しい経緯は解明できなかった。(3月26日、NHK)

〔下のニュースの詳報〕報道によって状況の記述が異なります。「児は保育園から自宅に帰る途中で、家族が迎えに来ていたが、事故当時は1人で歩いていたとみられる」(産経ウエスト)。 「児は現場から400メートルほどのところにある保育園に通っていて、この日は迎えに来た親に『1人で帰る』と言ったため、先に自宅に戻っていたという」(NHK)。

〔一人で保育園から帰宅中にはねられ、死亡〕富山県射水市で3月23日午後6時過ぎ、保育園から1人で帰るため道路を歩いていた5歳児が、自宅から40メートル手前で、前から走ってきた車にはねられた。病院に運ばれたが頭の骨が折れ、約1時間半後に死亡。車は3月に免許を取得した18歳の女性が友人を乗せて運転していたもので、2人にけがはなかった。(3月24日、FNNニュース)

〔うつぶせ寝窒息死亡で訴訟へ〕2016年4月4日、大阪府大阪市淀川区の認可外保育施設で、1歳2か月児が預けられた初日にうつぶせで寝ていて窒息死。この児の両親が来月初めにも、施設の運営会社や大阪市などを相手に損害賠償を求める裁判を起こすことがわかった。児は心肺停止の状態で発見されその後死亡、食べたものを吐いて、のどに詰まらせたことによる窒息死だった。元施設長らは業務上過失致死容疑で書類送検されたが、地検が嫌疑不十分で不起訴処分とした。大阪市は第三者委員会を設置し、約1年間にわたる検証の結果、保育士が異変に気づいてから救急車を呼ぶまでに20分以上経っていたことや、睡眠チェックの方法などに問題があったと指摘した。両親によると、その後も施設側からは謝罪はなく、法的責任を否定した上でお見舞金300万円の支払いを提案してきたという。両親は「死亡事故を防止するための意識が著しく低く、ずさんな保育だった」として訴えを起こすことを決めた。(3月22日、MBS)

〔排水溝溺水事故、不起訴処分〕福岡県福岡市南区の保育園で2016年11月、1歳児が排水溝に頭を突っ込んだ状態で見つかり、一時意識不明となった事故で地検は3月22日までに、業務上過失傷害容疑で書類送検された50代の園長ら4人を不起訴処分とした。地検は「諸般の事情を考慮した」としている。福岡県警は2017年5月、園児が排水溝の蓋を開けることができないよう危険防止策をせずに放置したなどとして4人を書類送検していた。(3月22日、日経)

〔かまくらが崩れ、重傷〕岐阜県高山市丹生川町の認可外保育施設が市内の公園で2月24日に開催した親子参加のイベント中、雪で作った「かまくら」が崩れ、子ども2人と40代女性が下敷きとなり、女性が背骨を折る重傷を負った。子ども2人にけがはなかった。所長(女性、33歳)によると、同日午前10時ごろから親子ら約40人が参加し、除雪作業で集められた雪山(高さ2メートル、幅3メートル、奥行き5~6メートル)に穴を掘り、かまくらを作った。午後1時ごろ、完成したかまくらの中で、施設外から参加した保育士の女性と子ども2人が食事をしていたところ、突然崩れた。施設所長は危機管理が甘かったとして「かまくらを作ったことのある経験者に危険性を聞いて、参加者に注意喚起すべきだった」と述べ、謝罪した。(3月21日、中日新聞)

〔照明カバーが落下して軽傷〕大阪府堺市の府立大型児童館内で3月20日午後1時半ごろ、高さ約2.5メートルの天井から重さ0.9キロ(直径約25センチの球状)のガラス製照明カバーが落下し、6歳児の頭に当たった。児は病院に搬送され、頭部打撲の軽傷という。カバーを取り付けるねじが緩んでいたとみられる。(3月20日、産経ウェスト)

〔滑り台で指先切断〕広島県三原市の運動公園で3月11日正午ごろ、複合遊具の滑り台で遊んでいた児が左手の人指し指の先端を切断する事故があった。滑る部分に使われている4枚のステンレス板のつなぎ目に指を挟んだ可能性が高いとしている。公園の指定管理者は年に1度遊具を点検しており、昨年6月の点検で異常は確認できなかったという。(3月16日、共同)

〔仕様書記載漏れでアレルギー源入りパンを提供〕滋賀県湖南市は3月9日、市内の保育園で提供した菓子パンにアレルギー源である脱脂粉乳が入っていたにもかかわらず、乳アレルギーのある園児5人に約1年間で計7回提供していたと発表した。健康被害は確認されていないという。菓子パンの納入業者が2017年2月に市に提出した仕様書では脱脂粉乳を使用している記載がなく、市内6園中2園で0~3歳児にほぼ2カ月に1度提供していた。残りの4園では、同じ業者が2016年2月に提出した仕様書に脱脂粉乳が記載されていたことや、パンには乳成分が使われている恐れが高いことなどから提供していなかった。今年2月、同課が業者に原材料について問い合わせて発覚。業者は「ケアレスミスで記載が漏れていた」と説明している(3月12日、毎日)。〔掛札コメント〕なぜ、同じ市内の保育園で1年間も異なる対応がなされていて、お互いにそれを知らなかったのでしょうか。業者の問題もありますが、市内の保育園間のコミュニケーションの欠如も大きな問題だと思います。

〔入浴中の死亡事故で書類送検〕大阪府太子町の障害者入所施設で2017年6月14日、特別支援学校の小学3年生が入浴時に溺れ、翌日、死亡した事故で、大阪府警は3月15日、目を離さないようにする注意義務を怠ったとして、施設長(男性、57歳)と職員2人の計3人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。送検容疑は、職員1人が常に浴槽を見守るよう施設マニュアルが定めていたのに、浴室内の職員2人は体を洗う介助に集中したため、浴槽への注意義務を怠り、児が溺れたことに気付かなかったとしている。施設長は職員らに注意を徹底させる義務を怠ったとされる。職員らは約3分間、児から目を離していた。もう1人のパート職員は当時、脱衣所で服を脱がせるなどしており、浴室内には十数人がいたとみられる。施設長と職員2人は任意の調べに対し、「これまで事故がなく、浴槽の監視を軽視していた」などと話したという。(3月15日、毎日)

〔補助金等で不正7000万円〕神奈川県横浜市で認可保育所を含む6つの保育施設を運営する法人が、保育士の勤務を水増しして不正に補助金970万円余りを不正を受け取っていた問題で、新たに保護者からおむつ代などとして集めた約5800万円近くが、長年にわたり、前理事長の個人口座に入金され不適切に管理されていたことが、第三者委員会の調査でわかった。また、前理事長による経費の二重請求などもわかっていて、不適切に管理されていた額は合わせて7000万円近くにのぼるという。(3月13日、NHK)

〔企業主導型、7割で指導〕(公財)児童育成協会は、企業主導型保育施設に対して行った立入調査の結果を初めて公表した。2017年5~9月に全国432カ所で実施し、7割の303カ所で問題が見つかり、文書で指導した。企業主導型は、2018年1末までに2190カ所の助成が決まっている。今回の立入調査であがった主な指導点は次の通りで、10項目にわたり問題を指摘された施設もあった。指導後、助成を打ち切ったり、返還を求めたりできる規定もあるが、同協会は制度導入から間もないことから今回はそうした対応は見送る方針。
●企業主導型保育所が受けた主な指導
必要な保育従事者数を確保(不足の時間帯がある)/昼寝時のうつぶせ寝への対応を適切に行うこと/昼寝時に子ども同士の間隔を十分確保/定期的な呼吸の確認を適切に行うこと/アレルギー対応マニュアルの整備/保育室などの面積を適切に確保/乳幼児の健康診断を実施/保育計画を整備/嘱託医との契約を締結/保育内容と利用料金の掲示(3月9日、朝日)

〔市立保育園で混入公表せず〕愛知県名古屋市の市立保育園の給食にガラス片が入っていた問題を受け、市は3月9日、昨・本年度の混入例の調査結果を発表した。全市立保育園108中のべ37園計50件に上り、いずれも健康被害は確認されていない。すべて公表しておらず、15件は保護者にも知らせていなかった。
2016年度
・職員がミルクを乳児に飲ませていた時に虫1匹を発見。授乳を中止し、異物は飲んでいない。
・職員と園児のにゅうめんにそれぞれ石(1センチ×7ミリと5ミリ×4ミリ)を発見(※)。
・園児がすいとん汁を食べた時に、金属片(約3センチ×0.8ミリ)を口から出した(※)。
・焼き海苔の袋と一緒に乾燥剤も切ってしまい、海苔の付着物をはらい落とした上で、しゃけおにぎりを提供。
・職員があえ物を盛りつけ中に木片(約1センチ)を発見(※)。
・ 職員がメカジキのトマトソース煮を食べた時にホチキスの針(約1センチ)を発見(※)。
2017年度
・園児がみそけんちん汁の中に調味料の中栓(約1.5センチ)を発見。食べた園児はいない。
・園児があえ物を食べた時にビニール片(1ミリ×5ミリ)を発見(※)。
・職員が豆腐の中華炒めにプラスチック片(4ミリ×7ミリ×1センチの台形)を発見。食器洗浄用トレーの破損部分と一致。食べた園児はいない。
・園児に配膳したブロッコリーに虫1匹を発見(※)。
・職員が豚肉のみそ炒め煮にガラス片2片(2ミリ×2ミリ)を発見(※)。
・園児がトマトスープを食べた際、金たわしが切れたものとみられる金属片(約2.1センチ)を口から出した(※)。
 原因については、納入業者が虫のついた食材を納品した、袋などを切った時にビニール片の切れ端が入った、金属たわしが劣化していた、せいろの木片が入ったなど。原因を特定できないケースもあった。保育園の「危機管理マニュアル」は公表基準があいまいで、情報を把握した際の対応が不明確なため公表しなかったという(3月10日、中日新聞。※は「食べた園児がいるか不明」)。〔掛札コメント〕その度ごとに保護者に伝えて、公表していれば、「それはしかたがない」という一種のリスク意識も保護者には育っていったと思うのですが、公表もせず、突然これだけ出せば「保育園は何をしているんだ?」という話になりますね。まだ、サイトには書いていませんが、異物混入は「すべて同じ」ではありません。予防すべき深刻さも予防の方法も違うのです。このリストを見て、考えてみてください。お話はしている内容なので、近々書ければ、と思います。

〔調理室から出火〕3月7日正午ごろ、長野県塩尻市の市立保育園の調理室で、職員がおやつを作るため鍋で油を熱していた際に出火、天井など約40平方メートルを焼いた。火を消そうとした女性職員1人が煙を吸って軽傷。園児約100人と職員15人も避難したが、けがはなかった。当時、園児は各教室で給食を食べており、職員の誘導で園庭に出た後、隣接する小学校の校庭に避難した。(3月8日、産経デジタル)

〔ダウン症の児に唾を吐きかける〕大阪府堺市の市立小学校に通うダウン症の小学1年生の学習支援を担当する介助員が2月21日の授業中、児に唾を吐きかけられたことに対し、指導の一環としてまねをしたところ、実際に顔にかかったことが3月7日、教育委員会などへの取材で分かった。学校側は「不適切な行為」と事実関係を認め、保護者に謝罪した。介助員は「嫌な気持ちを伝えるためだった」と説明している。市教委は「やられたらやり返すという間違った指導で、決して許されない。再発防止に努める」としている。保護者によると、児は言語の発達に遅れがあり、今回の件は保護者が同日に学校を訪れた際、顔見知りの児童が伝えてくれたという。(3月7日、共同)

〔駅の化粧板が落下〕京王電鉄は3月9日、京王線明大前駅(東京都世田谷区)で、1階エレベーター前の天井から化粧板が落下したと発表した。前日から降った雨の影響で天井の部材がやわらかくなり、はがれ落ちたとみられ、けが人はいなかった。落下した化粧板のうち大きいものは縦約90センチ、横約80センチ、厚さ約2センチで重さ約6.9キロ。(3月9日、時事)

〔認可外施設で1歳児死亡〕東京都葛飾区の認可外保育施設で1月末、1歳児が死亡していたことが明らかになった。1月27日未明、職員が動かなくなっている児に気づき119番、児は病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。死因は不明だという。都が立ち入り調査をしたところ、2人以上の職員を配置する必要があったにもかかわらず、当時は1人しかいなかった。(3月9日、毎日)

〔サービス残業は平均月13時間〕名城大学の蓑輪明子助教(女性労働論)らが愛知県名古屋市で働く保育士らを対象に行った労働時間の実態調査から、「サービス残業」が月平均13時間にのぼることがわかった。調査は昨年11月~今年2月、公私立の認可保育所の正規職員を対象に実施。約41%にあたる2660人が直近1カ月間の勤務時間や残業の内容などについて答えた。
 勤務開始前や休憩時間、勤務後を合わせた残業時間が、「過労死ライン」とされる月80時間を超えた職員は17人。平均は1カ月当たり16.6時間で、うち残業代が支払われたのは平均3.6時間、13時間分がサービス残業だった(賃金換算で2~3万円分)。中には134時間のサービス残業をこなした職員もいた。残業の内容は打ち合わせや保護者対応、保育の準備など。また、78%が自宅に仕事を持ち帰っていた(今回の「残業」には含まれていない)。調査では約30%が「仕事を続けるか迷う」「辞めたい」と回答、「仕事に見合っていない」「残業代が支払われない」など賃金に不満を感じている職員は66%にのぼった。(3月9日、中日新聞)

〔保育士不足で休園〕横浜市鶴見区の私立認可保育園が、保育士不足で3月末に休園、在籍児童のうち3~5歳の37人が今月末までに転園する。同園は2010年開園、0~5歳児クラスに計68人在籍している。園は今年1月、保育士不足を受けて18年度の新規入所を停止したいと市に要望。在園児の保育は続ける方針を伝えていた。しかし2月になり、新たに保育士3人が家庭の事情で退職する意向を示した。採用も思うように進まず、休園を決めたもの。来月からは1歳児と2歳児の在園児の保育のみを行う(3月7日、NHK) 。〔掛札コメント〕保育者の数をごまかして子どもを預かるよりは、ずっと良いと思いますが。実際、都市部で保育士確保が順調にいっている園はないでしょう…。

〔園児に暴力、認める〕兵庫県尼崎市の認定こども園(幼稚園)で昨年12月、2歳児の顔を平手で叩いたり、体を激しく揺さぶって突き飛ばしたりするなどして、両耳に全治約10日のけがをさせた傷害の罪に問われた初公判で、元幼稚園教諭(女性、41歳)は起訴内容を認めた。検察側は冒頭陳述で「自分のクラスの子どもをきちんとしつけなければいけないと焦っていた被告は、自分の言いつけ通りにしない被害児を見て苛立ちを募らせた」と犯行の動機について指摘した。 (3月5日、MBS。この記事は、本ページの一番下)

〔首を挟まれ死亡で、書類送検〕2017年4月12日、香川県善通寺市の保育園で園庭のうんていに児が首を挟まれて死亡した事故で、県警は2月28日、園長を業務上過失致死容疑で地検に書類送検した。児は今年1月24日、低酸素脳症で死亡した。園長は遊具の危険性を認識せず、保育士による見守りなどの事故防止措置を怠り、女児を死亡させた疑い。両親は園を運営する社会福祉法人(高松市)と園長らを相手取り、損害賠償を求める訴訟を地裁に起こしている(2月28日、読売)〔掛札コメント〕過去のニュースは、それぞれの日付のあたりをご覧ください。

〔乗り換え案内パネルが落下〕東京メトロ銀座線・上野駅で2月26日午前10時半ごろ、乗り換え案内のパネル(縦約20センチ、横約3.7メートル、厚さ約0.3センチ、重さ約4.7キロ)が落下した。けが人はいなかった。パネルは改札近くの通路天井部、床から2メートルの高さに設置されていた(2月26日、時事)。〔掛札コメント〕ほんとにいろいろ落ちますね。散歩の時は前方の上のほうも念のため、ご注意を!

〔墓石の下敷きで死亡〕2月19日午前10時半頃、長野県高森町の墓地で町立保育園の4歳児が倒れた墓石の下敷きになったと通報があった。児は病院に搬送されたが、意識不明の重体(23日に死亡)。園児46人は当時、保育士4人に引率され、保育園から約600メートル離れた所にある、墓地に隣接した広場で遊んでいた。園児の知らせで保育士が墓地に駆けつけたところ、児が墓石の下敷きになっていた。墓石は高さ80センチ、幅40センチ、奥行き20センチ。土台の石の上に乗っており、固定されていなかった。遊んでいる間に数人の園児と隣の墓地に入ったとみられる(2月19日、時事他)。〔掛札コメント〕広場で自由に遊んでいる子ども46人を4人で見守れ、と?(基準は満たしているのだから?) 子どもが1人、「おしっこ!」と言い、あっちで2人がケンカをし始めたら? じゃあ、倒れる墓石があるような所で遊ぶな? 子どもに「墓地で遊ぶな」と言えばいい? 基準は「最低基準」であり、子どもが自由に遊び、それに保育者が十分に関わることを保障するものではないという点をお忘れなく。社会は、「最低基準」で子どもの命を守り、かつ、子どもを十分に育てろ、というかなり無茶なことを保育界に要求しているのです。

〔遊具破損で重傷〕神奈川県横須賀市の市立小学校の校庭で2月7日午後、アスレチック遊具が破損し、2年生が踊り場(高さ2.5メートル)から転落、顔と左手首の骨を折る重傷を負った。児が遊具の木枠にボルトで固定されていたロープにつかまったところ、ボルトごとロープが抜け落ちた。接着剤が劣化し、ボルトが緩んでいた可能性があるという。遊具は1988年度に設置されたもので、業者が2016年度に点検した際に問題はなく、教諭が昨年10~11月に目視で確認した時も異常は見つからなかった(2月23日、読売)。〔掛札コメント〕目視ではわからないでしょう。おとなの力で精いっぱい引っ張るべきでは? もちろん、その「引っ張り」が最終的なダメージになってしまって、次に子どもが使った時に…ということもありえますが、目視よりは良いのではありませんか。

〔駅の石こうボードが落下〕2月5日午後2時過ぎ、大阪府大阪市の市営地下鉄御堂筋線なんば駅の改札近くで、天井に張られていた重さ約16キロの石こうボード (縦1メートル、横1.3メートル、厚さ1.2センチ)が落ちているのを通行人が見つけた。けが人はいないという。高さ2.4メートルの天井に複数のビスで固定されていたもので、1月29日に付近で排水設備の工事をした際に異常はなかった。天井内の漏水でボードがもろくなり、落下したとみて調べている(2月25日、産経west)。〔掛札コメント〕通りかかってしまったら予防のしようもないのですが、「いろいろ落ちてきますね」ということで掲載しました。

〔給食にガラスの破片〕愛知県名古屋市中村区の市立保育園で、給食にガラスの破片が混入していた。園児や職員にけがはないという。2月5日正午ごろ、職員が食べた「豚肉のみそ炒め煮」に一辺2ミリほどの破片が2つ入っているのに気付いた。すでに園児と職員の計94人が食べていたが、他に破片はなく、体調不良の訴えもなかった。納入業者が4日に事故を起こし、食材の肉を載せた車内にガラス片が散乱していたことが判明した。業者は市内の計3園に納入しており、中村区の別の保育園でも、園内で調理中に3つの破片を見つけ、肉を全て廃棄した(2月23日、産経west)。〔掛札コメント〕納品業者のミスによるアレルゲン食材混入はよく起こりますが、ガラスが散乱したのにそのまま納品するとは…。「体調不良の訴えはない」としても、気がつかずに食べてしまっていて、気がつかないうちに排泄されていたケースもありえますね。

〔写真データ入りSDカード紛失〕愛知県豊川市の市立保育園で、園児の写真約千枚のデータが入ったSDカード3枚を紛失した。外部から侵入した形跡はなく、流出は確認されていない。2月14日午後、保育士がSDカードを保育室のオルガンの上に置き、約4時間後になくなっていることに気づいた。カードは遠足など行事の記録用で、通常は事務室の棚で施錠して保管している(2月23日、産経west)。〔掛札コメント〕電車でもお店でも保育室でも園庭でも、どこかから立ち去る時、移動する時は振り返り、「私は何を持ってここへ来た?」「私は何を持ってここから出ていかなくちゃいけない?」とつぶやく癖をつけましょう!

〔保育料を誤徴収〕高知県高知市は2月23日、平成27年4月~29年8月の間、同市内に住む計142世帯の保育料に誤徴収があったと発表した。108世帯から月額最大2万6000円を過徴収、34世帯から月額最大3万2000円少なく徴収していた。昨年8月にミスが判明したもの。また、予防接種の通知で、誤って別人の予診票を同封し19人に送付していたとも明らかにした。予診票には予防接種を受ける児童の氏名、生年月日などの個人情報が記載されていた。2人の職員が封入作業を担当し、確認が不十分だったという。(2月23日、産経west)

〔「園児を傷つける」とハガキ〕東京都練馬区の保育課宛てに2月9日、「保育園の入園申請をリセットして再募集し、13日までにホームページで告知しないと 園児を傷付ける」といった内容のはがきが届いた。練馬区では1次募集の結果を16日に発表する予定だった。区役所はすでに警視庁に相談し、警察が警戒を強めている。 (2月12日、テレ朝ニュース)

〔傷害致死で懲役10年〕神奈川県平塚市の認可外保育所で2015年12月、生後4カ月児に暴行を加えて死亡させたとして傷害致死罪に問われた元保育士に対し、横浜地裁は2月14日、懲役10年(求刑・懲役13年)の判決を言い渡した。弁護側は「(男児の)けがは保育所に預けられる前に生じた」と主張していたが、判決は脳神経外科医らの証言から「保育所に預けられた後に生じた」と認定。防犯カメラの映像などから「被告以外に犯行可能性のある人物はいない」とした上で、「子どもを健全に育むべき保育士の職責に真っ向から反するもので、許されない」と量刑理由を述べた。(2月14日、毎日)

〔保育士の機転でアナフィラキシー搬送〕神奈川県秦野市の民間保育園で、保護者も気づいていなかった食物アレルギー(クルミ)を症状から保育士が判断、保護者に連絡がつかなかったものの救急搬送を要請し、子ども(2歳)は一命をとりとめた。 子どもの異常をみつけたクラスリーダーの保育士は、「(救急要請は)当然のこと。毎日子どもたちのことを注意してみているので、体調の変化にも気づくことができる」と話したといい、保護者も 「運ばれてくるのが遅かったら命に関わったと医師から言われた。こうした保育士がいることで安心して働くことができる」と話した(2月9日、タウンニュース:神奈川県、東京都多摩地区)。〔掛札コメント〕「診断書が出ないから」「食べているはずがないから」ではなく、「症状が出ているから」を優先させた判断はすばらしい!です。ただ、クルミやピーナッツ等の木の実類は劇症のアレルギーを起こす確率の高いものですから、家庭でクリーム状のもの等(木の実そのものはもちろんだめですよ! 窒息の危険がありますから)をよほど食べてからのほうがよいかと…。

〔給食に金属片混入〕1月31日、北海道小樽市の保育所の給食に長さ約2センチ、幅1ミリ弱の金属片が混入していた。給食の厚焼き卵を食べた6歳児が違和感を感じて吐き出し、見つかったもの。病院でレントゲン撮影したところ、体内に同様の破片が見つかった。混入したのは、保育所内の調理場のステンレス製のたわしとみられ、調理に使ったフライパンなどについていた可能性があるという。他に27人の子どもが厚焼き卵を食べたが、異常はなかったという。(2月9日、北海道文化放送、2月10日、読売)

〔学童で塩素系漂白剤入りの水を飲ませる〕埼玉県川越市の市立小学校の敷地内にある学童保育室で2月8日、小学1、2年の児童5人に誤って塩素系漂白剤入りの水を飲ませた。5人は救急搬送されたが、症状を訴えた児童はなく、全員帰宅したという。学童保育指導員が8日午後、消毒のため塩素系漂白剤約20ミリリットルが入った蛇口付き小型タンクを麦茶入りと勘違いして水飲みコーナーに設置。午後4時20分ごろ、タンクの水を飲んだ児童に「水なの?」と聞かれ、誤りに気づいたという。同保育室の指導員は7人で、消毒した指導員と水飲みコーナーに設置した指導員は別の人だった。タンクに「消毒中」を示す表示はなかったという(2月8日、産経)。〔掛札コメント〕はい、最後のコメントの通りです。ヒモか何かに「消毒中」と書いた真っ赤なカード(ドクロ付き)か何かつけておいて、それがタンクにぶら下がっている時は「消毒中」とわかるようにしておくしかありません。

〔放課後デイの事故が急増〕障害のある子ども(6~18歳)が利用する「放課後等デイサービス」の事故について、毎日新聞が都道府県などにアンケートしたところ、2016年度に少なくとも965件発生。2017年度も11月末時点で691件。毎日新聞は昨年12月、計69自治体に対して報告件数を聞き、岩手、山形両県を除く67自治体から回答を得た。2016年4月~2017年11月分の計1656件の内訳は、骨折や打撲などのけがが最も多く1010件。次いで、行方不明126件、従業員の不祥事41件、誤飲・誤食38件、虐待37件、食中毒・感染症34件など。放課後デイの場合、学童に比べ、自治体への報告徹底がなされていない。(2月6日、毎日)

〔児童ポルノ所持で逮捕〕千葉県流山市の民間保育園に勤務する保育士(29歳、男性)が2月5日、児童ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で逮捕された。市によると、携帯電話にも児童の画像が残っていた。容疑者は平成20年12月からこの保育園に勤務しており、勤務態度は良好とされる。(2月8日、産経)

〔強制わいせつ罪等で控訴棄却〕宮城県仙台市青葉区の保育園に勤務していた保育士(現在28歳、男性)が強制わいせつ罪などに問われた控訴審判決で、高裁は2月8日、懲役15年を言い渡した地裁判決を支持、控訴を棄却した。弁護側は「量刑は不当に重い」と訴えたが、判決は「犯行態様は相当悪質で常習性も高く、非難は免れない」と退けた。判決によると、被告は2015年10月~16年10月、勤務中、同園の当時3~6歳の女児10人に計22回、下着を脱がせて下半身を押し付けたり、携帯電話で動画を撮影したりした。 (2月9日、河北新報)

〔児をたたき停職1か月〕兵庫県神戸市の市立保育所で5歳児の頬を平手でたたき、鼻血を出させたとして、保育士(女性、60歳)が停職1カ月の懲戒処分を受けた。子どもたちを園庭に移動させた際、移動しなかった児の左頬を右手で1回たたいたもの。児は翌日、左頬の打撲と鼻出血と診断された。保育士は当初、上司や保護者に「手が当たっただけ」と虚偽の報告を繰り返していたが、最終的にたたいたことを認めた。(2月5日、神戸新聞NEXT)

〔補助金のだまし取りで懲役刑〕大阪府東大阪市で、市に嘘の申請をして保育園の補助金を騙し取った罪に問われていた元副園長(女性、59歳)に対し、地裁は懲役3年6か月を言い渡した。判決によると、すでに実刑判決を受けている元園長(男性、60歳)と共謀し、2011年から4年間、勤務実態がない人物について働いていると嘘の申請をして、市から1600万円余りの補助金をだまし取ったほか、保育士に対して「園の存続のために金が必要」と嘘を言い、1100万円をだまし取ったもの。 (2月5日、MBS)

〔消火器が落ちて重傷〕鹿児島県鹿児島市の認可保育園で2017年12月7日、壁に設置されていた消火器が落下して、5歳児が左足の甲の骨を折る重傷を負っていたことがわかった。この日の昼過ぎ、室内で児の着替えを手伝っていた保育士が立ち上がった際、床から約1.4メートルの高さにフックで取り付けられていた消火器(重さ約5キロ)に頭が接触して落下したもの。また、この事故について、市は事故翌日に保育園から報告を受けたが、1月30日まで国に伝えていなかった。鹿児島市市保育幼稚園課は「早く報告するべき事案で、不手際だった」としている(2月1日、読売)。〔掛札コメント〕え~と…。なぜその高さに消火器が? 室内というのはまさか保育室内?

〔施設名公表の行政処分〕千葉県は市川市にある認可外保育施設について、施設名を公表する行政処分を行った。この施設はアパートの1室で定員5人を受け入れていたが、去年12月、利用者から「施設が不衛生だ」等の連絡を受けて県が立ち入り調査を行ったところ、保育室の床が汚れている、健康診断を実施していない等がわかった。県は改善勧告を行ったが期日までに報告がなく、1月18日に再び立ち入り調査を行ったところほとんど改善が図られていなかった。県によると現在、入所している子どもは1人と見られる。県は施設に対し、新たな子どもの受け入れを自粛するよう要請するとともに、このまま改善勧告に従わない場合は、事業停止命令か施設閉鎖命令の措置を取る方針(1月30日、NHK)。千葉県のリンクはこちら。

〔個人情報を公園で紛失〕東京都港区の区立保育園の保育士が1月15日、園児の個人情報を区内の公園に置き忘れ、紛失した。災害発生時に備えて携帯しているビブス6人分をリュックサックごと、公園に置き忘れたもの。ビブスには、園児の氏名や生年月日、アレルギー食品のほか、保護者の連絡先、かかりつけの病院名と連絡先、保育園名と連絡先などが記載されている。翌16日、保育士が出勤する際、公園にティッシュボックスが置いてあるのを見つけ、リュックサックの置き忘れに気づき、警察へ届けた(1月29日、Security NEXT) 。〔掛札コメント〕こういった事例は、報告・公表されないだけで多発しています。「なに、それ」じゃなく、「うちの園でも起きうる」と考えて対策行動を。立ち去る時に指差し声出し確認、「〇〇を持ちました」「△△を何人分持ちました、1、2、3…」など。なにより持参物は同じ場所にかためて置き、立ち去る時には必ず振り返る。

〔2階から転落事故・続報〕石川県金沢市の福祉健康センター2階から1歳7カ月児が転落して大けがをした事故(3つ下の記事)で、部屋には窓が4つあったが、落下時はすべて施錠されていなかった。窓はハンドルを動かして押し開ける仕組みで、市が原因を調べている。(1月25日、産経west)

〔塩化ナトリウム中毒死が刑事裁判に〕岩手県盛岡市の認可外施設で起きた塩化ナトリウム中毒死(5つ下の記事)で、業務上過失致死罪により略式起訴された施設の元経営者に略式命令を出すのは「不相当」と簡裁が判断、正式裁判を開くことが1月25日、両親の代理人弁護士への取材でわかった。刑事責任が公開の法廷で問われることになる。刑事訴訟法は、略式起訴された事件で略式命令が相当でないときは通常の裁判を開かなければならないと規定している。弁護士によると、児の母親は「自分たちの気持ちを公開の場で話すことができるようになりうれしい。元経営者の言い分も聞けて、事件のことを少しでも明らかにできると期待している」と話しているという。(1月25日、産経)

〔意識不明の児が死亡〕香川県善通寺市の保育施設で2017年4月、雲梯型の遊具に首を挟まれ意識不明となっていた4歳児が、1月24日夕方、入院先の同市内の病院で死亡した。警察によると、死因は低酸素脳症。意識不明の状態が続き治療を受けていた(1月24日、時事通信)。

〔2階の窓から転落〕1月23日午後3時前、石川県金沢市内の福祉健康センターで、市内に住む1歳7カ月児が2階の窓から転落、病院に搬送された。児は大けがをしたとみられる。窓際に設置された高さ約70センチの棚に上って遊んでいたところ、半開きの窓から約4~5メートル下のタイル張りの床に転落した。当時、窓が施錠されていたかは不明。転落時、室内には母親と保育士1人がいたが、目を離した隙に転落したという(1月23日、24日、各紙)。〔掛札コメント〕写真を見ると、窓の片面を外側に(斜めに)押し開くタイプの窓のようですが、「半開き」というのはこのタイプを表現した言葉なのか、それともすでに「半開きになっていた」という意味なのか…。いずれにしても、この月齢のお子さんなら、あのすき間から落ちると思います。

〔木製ひさしが落下、子どもがケガ〕1月24日午後5時ごろ、東京都品川区、青物横丁駅近くの商店街で、4階建てビルの高さ約9メートル部分から木製のひさしが落下した。下校中の小学生が近くを歩いており、ひさしの破片が小学5年生の頭にあたって病院に搬送されたが、軽傷。落下したのは最大で長さ約3メートル、幅約40センチの木の板3、4枚。ひさしの接続部分が腐食していた可能性があるという。(1月24日、朝日)

〔保育士の免職処分取り消し〕山梨県富士吉田市の保育園に保育士として勤めていた20代女性が、免職処分を違法として取り消しを求めた訴訟の判決で甲府地裁は1月23日、請求を認め処分を取り消した。判決によると、市は2015年4月1日付で、条件付き採用期間6カ月として女性を採用。同9月30日に「職務を良好な成績で遂行していない」として免職にした。裁判長は判決理由で「採用初日に仕事用の衣服を持参しなかったことや園児が食べる魚の骨を1本取り除き忘れたなどのミスで、保育士として成長していく資質を有していないと判断するのは、許容される限度を超えている」と述べた。(1月24日、京都新聞)

〔塩化ナトリウム中毒死で略式起訴〕岩手県盛岡市の認可外保育施設で2015年8月17日、1歳児を塩化ナトリウム中毒で死亡させたとして、元経営者(34歳、女性)が1月23日、業務上過失致死罪で略式起訴された。昨年7月、傷害致死容疑で逮捕されたが、同8月に処分保留で釈放されていたもの。両親は、食塩を無理やり飲ませられた可能性があるとして傷害致死罪の適用を求めたが、地検は故意が認められなかったとして、業務上過失致死罪とした。両親の弁護団によると、父親は「ここまで待たされて、業務上過失致死罪で罰金という結果は絶対に許せない」と話しているという。弁護団は真相解明のため、正式裁判を求める意見書を盛岡簡裁に提出した。(1月23日、共同通信)

〔保育士が子どもを放り投げる〕茨城県取手市の認定こども園で1月9日、保育士(20代、男性)が4歳児を放り投げ、左脚を骨折させた。市によると、音読の発表会の練習中に整列しなかった児を並ばせようと、保育士が抱きかかえて放り投げたところ、児は転倒し、すねの骨を折ったもの。他の保育士が病院に連れて行ったという。匿名のメールで情報提供を受けた市が調査して発覚。園は19日、保護者説明会を開いて謝罪した。(1月23日、産経)

〔市職員の子どもを保育園に入園させた?〕2014年12月、東京都多摩市の男性職員が自分の子ども(0歳児)の保育園入園について担当課に相談、担当課長が職員の第1希望の保育園に受け入れを求める電話を入れた。園側は、受け入れれば「補助金を受け取るための面積要件を満たさなくなる」として断ったが市は受け入れを決め、その後も保育園に補助金を支払っていた。当時の担当課長は戒告処分を受けたという(1月18日、テレビ朝日)。この件で、別の男性職員が不当な補助金を幹部らに返還請求するよう市に求め提訴していたことが1月18日わかった。市は訴えの却下を求めている。この男性は入園審査の担当課での勤務が長く、18日の記者会見で「多くの保護者が待機児童問題で苦しむ中、不公平な取り扱いだ」と話した。市に内部通報したが「問題ない」と退けられたという。市は取材に対し、「子供の母親に重篤な病気が判明し、入園させる緊急性があった」と主張。阿部裕行市長は18日の会見で「同様のケースで市民から相談があっても同じように対応した」と話した。(1月18日、産経)

〔焼き魚に釣り針〕京都府宇治田原町の中学校で1月12日、給食のサワラの西京焼きに長さ2センチの釣り針が入っていたことが22日わかった。食べた生徒はすぐに吐き出し、けがなどはなかったという。調理は同町の学校給食共同調理場で行われていたが、混入した理由は不明。(1月22日、京都新聞)

〔規定量の5倍のワクチンを接種〕熊本県荒尾市は1月11日、市内の医療機関が10日、12歳児に規定量を超える2種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風)を誤って接種したと発表した。規定量は0.1ミリリットルだが、看護師が用法の説明を誤読し、0.5ミリリットルを接種した。看護師本人がミスに気付き、保護者に説明して謝罪した。児に発熱などは見られないが、同医療機関は1~2週間、経過を見守る(1月12日、熊本日日)。〔掛札コメント〕2017年の「ニュース」を「予防接種」「ワクチン」で検索していただくと、ミスは多発していることがわかります。

〔歯科治療で死亡〕昨年7月、福岡県内の小児歯科医院で虫歯を治療した2歳児が低酸素脳症に陥り、2日後に死亡していたことが関係者への取材からわかった。児は医院で局所麻酔を使用した虫歯の治療を受けた後、唇が紫色になり、目の焦点が合わない状態になった。異変を訴える両親に対し、男性院長は「よくあることだ」と説明して何の医療措置もとらず、約45分後、両親が児を近くの病院に運んだという。その後、大学病院に救急搬送されたが亡くなった。警察は業務上過失致死の疑いがあるとみて捜査している。医院の院長は「必要な措置はとったと考えている」とコメントしている。(1月15日、TBS系)

〔4歳児の雲梯事故で提訴〕香川県善通寺市の保育施設で昨年4月12日、4歳児が園庭の雲梯に首をはさんだ事故で、施設を運営する法人(高松市)や担任の保育士らに対し、児と両親が計約2億5000万円の損害賠償を求めて地裁に提訴(12月20日付)していたことが1月9日、わかった。児は握るための棒を取り付けた水平方向の横板と、支柱との間に斜めに設置された補強用の板との隙間に首が挟まった状態で約10分間宙づりになった。一時、心肺停止となった後、一命を取り留めたが、意識は戻っていないという。原告側は施設側に対し、園児が首を挟んで窒息する可能性があり、隙間をふさぐなどの安全対策を取る義務があったと主張している。法人側代理人弁護士は取材に対し「見解は法廷で明らかにしたい」と述べた(1月9日、産経ウェスト)。〔掛札コメント〕この事故の記事、図、写真は、「ニュース」の2017年のページで「善通寺」と検索してください。

〔小学校給食にボルト混入〕徳島県阿南市の市立小学校で1月10日、給食のすき焼きが入った大型容器の底に、長さ約3センチ、直径約1センチの金属製のボルトが混入していることに、おかわりをしようとした5年生が気づいた。児童への被害はなかった。ボルトは、調理用の野菜裁断機の刃を取り付ける部分のものだった。校内の施設で調理しており、市教委は具材を切る過程で混入したとみている。(1月10日、産経ウェスト)

〔保育士の登録取消徹底へ〕保育士の登録取消を徹底するため、厚生労働省は児童福祉法の関連省令を2月に改正する方針を決めた。児童福祉法は、禁錮以上の刑を受けた保育士は都道府県が登録を取り消し、執行から2年経過するまでは再び登録できないと定めている。ただし現行法は、罪を犯した本人が届け出ることを前提としており、逮捕情報を把握できず、取り消されなかったケースは少なくないとみられる。省令改正に伴い、都道府県に対し、市区町村が保有する犯罪歴情報の活用を促す通知を出す。罰金以上の刑(道路交通法違反の罰金などを除く)が確定すると、検察から本籍地の市区町村に通知され、犯罪人名簿に記載される。こうした情報を活用することで、都道府県に保育士の犯罪歴の把握を徹底させる考え。また、文部科学省も同様の理由から、「教員免許管理システム」を大幅に改善する方針を決めている。ただ、保育所や都道府県が逮捕や刑の確定情報を得る手段は、本人や家族ら関係者の申告以外にはマスコミ報道などに限られるのが実情であり、実効性を疑問視する声もある。(1月1日、毎日)

〔立ち入り調査は対象施設全体の3分の1〕2016年度、自治体による立入調査を受けた保育施設は、対象施設の65%にとどまることが、読売新聞が自治体を対象に行った調査からわかった。調査は2017年11~2018年1月、立入や改善指導の権限を持つ47都道府県と20政令市、48中核市に実施し、計115自治体すべてが回答した。結果、各自治体が対象とする計約3万4000か所の施設のうち、立入を受けていたのは約2万2000か所で、3分の1が未実施。立入調査の実施割合は、認可が65%、認可外の64%。立入調査でみつかる主な問題点は、防災が58%、園児の健康にかかわること41%、職員配置39%、職員の健康管理26%、現金管理等24%など(複数回答)となっている(1月8日、読売)。〔掛札コメント〕問題点の割合が、対象施設全体に占めるその問題点の割合だとするなら、4割の施設が園児の健康や職員配置に関する問題を有していることになります。施設の急増に追いついていないのは明らかですが、これを放置して施設をただ増やすことは、単に危険だと思います。

下の記事の追記:私(掛札)自身、2004年、車にはねられて頭部外傷を負い、脳震盪を起こして30分ぐらい気を失い、頭を5針縫った経験者ですから、頭を打つ恐怖、脳震盪の話はよくわかっています(拙著「心の仕組み」の後書きにもちょこっと書いた通り)。頭を打ったぐらいで、保険に入っているかどうかも定かでない外国人を入院させない米国の病院(いやみではありません、事実です。だから、日本の皆保険医療制度は大事なのです)に3時間いた後、救急医は「夜中、友だちに2回ぐらい起こしてもらって。それで大丈夫なら大丈夫だから」と私を追い出しました。その後もしばらく、「いつ脳出血を起こすか」という恐怖がつきまといました。
 「頭を打つ」を軽く考えてはいけません。ましてや、外から見て何もなかったら、逆に中で何が起きているのかわからないのです。脳震盪は、頭蓋骨というそれなりに固い入れ物の中で脳(網に入った豆腐)が急に揺さぶられる状態(豆腐がどういう状態になるか、やってみてください)。だから、頭蓋骨にけががあるかどうか、コブがあるかどうかでは判断できません。気を失ってなくても、定義上は脳震盪です。医者であっても「様子をみましょう」で終わることは多々あります、私の例のように。でも、「大丈夫、様子をみましょう」を保育園が言っていいのか?という話です。

〔死亡で書類送検〕神奈川県葉山町の町立保育園で2016年12月13日に6歳児が転倒し死亡した事故で2017年12月27日、警察は業務上過失致死容疑で園長(60歳)を書類送検した。園庭に面した木製デッキに子ども用のサッカーゴールを置いたままにして安全確保を怠り、ネットに足を引っ掛けて転んだ男児を死亡させたとしている。町によると、児はすぐに立ち上がり「大丈夫」と話していたが、帰宅後に体調が悪化し、搬送先の病院で14日朝に死亡した。救急搬送要請はなかった(12月27日、産経)。 〔掛札コメント〕このニュースだけを読んだ印象を書きます。このような死亡を予防できるようにしたい、その通りですし、この死亡が起きたことを「しかたがない」と言っているわけではありません。園側に事故を隠蔽しようとする動きがあったなら、まったく別の話です(このニュースからはわかりません)。けれども、このように書かれたニュースを保育園側がどう受け止めるかと話になると…。
1)木製デッキにサッカーゴールを置いたままにしたことが「安全確保を怠っ」て「(児を)死亡させた」業務上過失致死容疑にあたるのであれば、日本じゅうの保育園で「安全確保を十分にできる」所なんてない、と言わざるを得ません。どこの園長も業務上過失致死/傷害の大きなリスクを抱えていることになります。サッカーゴールが倒れてきたというならわかります。そうではありません。「すぐに物置にしまえばいいじゃないか」「うちは必ず、すぐにしまう」、そう言える園がいったいいくつありますか。都市部でたとえば、サッカーゴールのような大きな備品はあるけれども、それをしまえる物置はない園がどのくらいありますか? 町は6月の段階で検証委員会を作り、今年度中に報告を出すようです。結果、「すぐ片付けろ」「しまえ」「よけいな物を出しておくな」になるなら、保育園なんてもうやっていられません。片付けられるだけの人的配置の保証、環境の保証、経費の保証をしてください、国が。
2)園に現実的にできることは、ア)子どもが頭を打った時は子どもが「大丈夫」と言おうが言うまいが受診する、または救急搬送する、イ)おとなが見ておらず、子どもが体のどこを打ったかわからない時は、子どもが「頭は打っていない」とたとえ言っても受診する、または救急搬送する。ウ)その旨を保護者に明確に伝え、「それぐらいで受診しなくてもいいです」と言われても受診する、または救急搬送する。残念なことですが、これは今や子どもの命や育ちのため云々ではなく、園、保育者を守るためです。こちらにもすでに書いてある通りです。この項、 もともとは子どもの命、安全のために書いたものですが、こういうニュースの書かれ方(事故そのものではなく、ニュースの書かれ方)をすると意味が変わってしまいますね…。

〔幼稚園教諭を傷害で逮捕〕12月30日、兵庫県尼崎市の幼稚園教諭(女性、41歳)が傷害の容疑で逮捕された。逮捕容疑は、27日午前9時20分頃から1時間45分にわたり、園内の教室で担任をしていた2歳児の体を揺さぶったり両ほほを平手で殴るなどし、内出血による全治約2週間のけがをさせたもの。同日、帰宅した児の両耳の後ろにあざがあるのを母親が確認し、児は「先生にたたかれた」と話した。29日に父親が110番し、警察署員が教室の防犯カメラ映像を確認したところ、暴行の様子が映っていたという。映像にはほかの教諭の姿も記録されていたが教諭を止める様子はなかった。教諭は「しつけのためだった」と容疑を認めている。(12月30日、産経west)