9-2.子どもの事故の情報(家庭、保育施設等。所さん担当) (6月8日更新)

★リコールではありませんが、製品番号があるものは、念のため確認してください。

※印は消費者庁に対し、「消費者安全法に基づき、関係行政機関等から生命・身体被害に関する消費者事故等として通知された事案」。内閣府等に報告される道筋とは別の事故情報システムです。「保育・教育」は金銭を介した「消費者サービス=保育サービス」であるため、製品が関わっていなくても報告が必要となります。ここに掲載されている以上の詳細は、大部分の事例で不明です。


▶ビールケースから転落し、重傷(3歳児)
 2020年9月29日、東京都内の保育施設において、3歳児がビールケースに乗ったところ、バランスを崩して転落し、顔面創傷の重傷(「消費者安全法により消費者庁に通知のあった重大事故等の情報」から、2021年4月1日)。(2021年6月6日掲載)

▶職員のコーヒーで園児がやけどを負う
 2021年2月10日、兵庫県内の保育施設において、職員が運んでいたコーヒーが幼児にかかり、上腕に熱傷(※、2021年4月15日)。(2021年6月8日掲載)

▶転倒時に柵のネジが顔にあたり重傷(2歳児)
 2021年1月25日、愛知県内の保育施設において、2歳児が転倒した際に、園庭の柵のネジが顔に当たり、外傷性挫創の重傷(「消費者安全法により消費者庁に通知のあった重大事故等の情報」から、2021年4月1日)。(2021年6月8日掲載)

▶散歩車の隙間に指を挟み、重傷(1歳児)
 2020年11月17日、東京都内の保育施設の園外保育において、職員が散歩車(避難車)のブレーキを解除した際に、1歳児の指がブレーキの隙間に挟まり、右母指の挫創の重傷(「消費者安全法により消費者庁に通知のあった重大事故等の情報」から、2021年4月1日)。(2021年6月8日掲載)

▶金属製のタオル掛けのフックが顔面に引っかかる
  2020年9月、自閉傾向のある4歳の男児が療育施設の2段になっているタオル掛の上段のフックにタオルをかけようとした際に、うまくかけられず、勢いで体ごと前のめりになり、手前にある下段のフックの方に顔面がいき、右上眼瞼が下段のフックに引っ掛かった。本来はフックの前に安全用のバーが通してあるタオル掛であったが、バーを外していた。その理由は、①発達障害や肢体不自由の子どもたちはバーがあることによりタオル等がうまくかけられない、②バーにつかまってしまいタオル掛けが倒れてしまう、とのこと。詳しい情報はこちら(ページ下の「類似報告」のファイルをクリック、日本小児科学会のInjury Alert、2020年12月25日)(2021年1月10日掲載)。〔所コメント〕2019年8月24日掲載の「金属製の園児用タオル掛けのフックが顔面に突き刺さる」の類似事例。安全バーがあることで使いにくいのであれば、その製品がその施設にはあっていないものと言えます。この施設は事故後に別のタオル掛けに買い替え予定とのことで、使いにくいのであれば、安全機能を使わないのではなく、製品を替えることをお勧めします。

▶職員が抱っこ中に転倒し0歳児骨折
 2020年9月29日、愛知県内の保育施設において、職員が0歳児を抱いた状態で転倒し、乳児が右大腿骨骨幹部骨折の重傷。(※、2020年11月19日)(2021年1月10日掲載)。

▶3歳児が大型遊具から転落して骨折
 2020年7月31日、山形県内の保育施設において、3歳児が大型遊具で遊んでいる際に、職員がそばを離れたところ、幼児が転落し、上腕骨外顆骨折の重傷。(※、2020年12月3日)(2021年1月10日掲載)。

▶2歳児が手作り遊具から転落して骨折
 2020年9月24日、島根県内の保育施設において、マット及び食卓用机等を組み合わせて作った遊具から転落し、左鎖骨骨折の重傷。(※、2020年12月10日)(2021年1月10日掲載)。

▶6歳児が遊具で遊び中に木にぶつかり骨折
 2020年9月1日、岡山県内の保育施設において、木の間に張ったロープを滑車の付いたロープにぶら下がって滑る遊具で遊んでいたところ、木にぶつかり、右脛骨骨幹部骨折の重傷。(※、2020年12月10日)(2021年1月10日掲載)。

▶2歳児が床で滑って骨折
 2020年10月2日、山梨県内の保育施設において、2歳児が濡れた床で足を滑らせ転倒し、左足内側脛骨骨折の重傷。(※、2020年12月3日)(2021年1月10日掲載)。

▶6歳児が馬跳びで転倒して骨折
 2020年10月1日、神奈川県内の保育施設において、職員が馬になり、6歳児が馬跳びをしたところ転倒し、右肘関節骨折の重傷。(※、2020年11月27日)(2021年1月10日掲載)。

▶あやしていたら0歳児を落下させてしまい骨折
 2020年3月23日、東京都内の保育施設において、職員が0歳児を上部まで持ち上げてあやそうとしたところ、勢いで手が離れ、受け止められず落下し、大腿骨骨折の重傷(※、2020年10月22日)(2020年11月18日掲載)。

▶0歳児が乳幼児用のパンを喉に詰まらせ死亡
 2020年3月3日、沖縄県で0歳児が乳幼児用のパンを喉に詰まらせ、病院に救急搬送されたが、その後死亡が確認された(※、2020年11月12日)(2020年11月18日掲載)。

▶5歳児がベンチから転倒し、腕を骨折
 2020年8月20日、北海道内の保育施設において、重ねて置かれていたベンチに5歳児が乗ったところ転倒し、左腕骨折の重傷(※、2020年10月15日)(2020年11月18日掲載)。

▶玉入れの練習中にかごが落ち、指を骨折
 2020年9月1日、新潟県内の保育施設において、玉入れの練習時に、職員が玉入れのかごを持ち上げたところ、かごの土台の一部が外れて、近くにいた4歳児の手の上に落ち、右中指末節骨開放骨折の重傷(※、2020年10月22日)(2020年11月18日掲載)。

▶2歳児が園庭の柵に足を引っかけて転倒
 2019年6月11日、東京都内の保育施設において2歳児が園庭の柵に足を引っかけて転倒し、右耳介挫創の重傷(※、2020年10月22日)(2020年11月18日掲載)。

▶園庭にあった瓶のガラス片で指の腱を断裂
 2020年7月20日、宮崎県内の保育施設において、園庭で遊んでいた5歳児が割れた瓶のガラス片で右手を切り、右示指(人差し指)屈筋腱断裂の重傷(※、2020年10月29日)(2020年11月18日掲載)。

▶机上のテープカッターが落下し、足の甲を骨折
 2020年9月18日、滋賀県内の放課後児童クラブにおいて、児童が机の上に置かれたテープカッターを引っ張ったところ、足に落下し、左足甲部亀裂骨折の重傷(※、2020年11月12日)(2020年11月18日掲載)。

落下したスチーム式加湿器の熱湯で1歳児がII 度のやけど
 2017年12月、2歳児がプラスチック製の棚の引き出しを出してよじ登ったところ、棚が倒れ、棚の上に設置してあったスチーム式加湿器が落下し、近くでうつ伏せで遊んでいた1歳児の背中に、加湿器の熱湯がかかりやけどを負った。詳しい情報はこちら(日本小児科学会Injury Alert、2020年9月1日)(2020年10月7日掲載)。〔所コメント〕子どもが引き出しを出して棚によじ登り、棚が転倒する事故は複数起きています。また、加湿器が転倒し、内部の熱湯がこぼれてやけどを負う事故も起きています。加湿器を使用するシーズンとなりますので、保育園でも、転倒を誘発しやすい場所に設置していないか確認をお願いします。

▶ハンバーグに刺したピックを誤飲し、全身麻酔で摘出
  2015年3月、公園で手作りのお弁当を食べていたところ、1歳児が急に苦しみ、救急搬送。ハンバーグに刺されていたキャラクター弁当装飾用のピックが下咽頭部で見つかり、全身麻酔し、摘出した。詳しい情報はこちら(日本小児科学会Injury Alert、2020年8月1日)(2020年10月7日掲載)。

▶2歳児が押し入れの扉で足の指を負傷
 2020年7月30日、福岡県内の保育施設において、職員が押し入れの扉を閉めた際に扉が外れて落下し、付近にいた2歳児の足に当たり、左指の脱臼等の重傷。(※、2020年9月17日)(2020年10月7日掲載)。

▶5歳児が鉄棒から落下し腕を骨折
 2020年5月7日、神奈川県内の保育施設において、5歳児が鉄棒から落下し、右上腕骨顆上開放骨折の重傷。(※、2020年9月13日)(2020年10月7日掲載)。

園外保育中に職員と共に転倒し骨折
 2020年1月16日、宮城県内で、園外保育の公園において5歳児と職員が手をつないで走っていた際に職員が転倒したため、当該児も転倒し右鎖骨骨折の重傷(※、2020年7月16日)(2020年7月28日掲載)。

熱湯が出る蛇口をひねり重傷のやけど
 2020年4月9日、沖縄県内の保育施設で2歳児が熱湯の出る蛇口をひねり、熱湯を浴び下肢部を火傷の重傷(※、2020年7月2日)(2020年7月28日掲載)。

ごっこ遊び中に爪楊枝を耳に入れ重傷
 2020年1月8日、静岡県内の保育施設で3歳児がごっこ遊びをしていたところ、職員が目を離した際に、別の児童が爪楊枝を3歳児の耳の中に入れ、右外耳道裂傷の重傷(※、2020年5月1日)(2020年6月30日掲載)。

2歳児の指がブランコに挟まり、指先切断
 2020年4月15日、広島県内の保育施設でブランコ付きの遊具で遊んでいる際に、ブランコの連結部に右手人差し指が挟まり、指を引き抜いたところ、右示指先切断の重傷(※、2020年6月11日)(2020年6月30日掲載)。

▶折り畳み式の机の下敷きで重傷
 2019年11月9日、茨城県内のスイミングスクールにおいて、机(折り畳み式)の脚が折り畳まれ、1歳児が下敷きになり、右小指開放性脱臼骨折の重傷(※、2020年5月21日)(2020年6月30日掲載)。〔所コメント〕折り畳み式の机や椅子、踏み台等は、組み立てた状態が保てるようにロックがかかるようになっています。組み立てたときにロックがかかっているか確認してください。

▶ベビーモニターで火災
 2020年5月22日、東京都内で、ベビーモニターから出火する火災が発生。現在、原因を調査中(「消費生活用製品安全法に基づき、報告のあった重大製品事故の通知」から、2020年5月28日)(2020年6月30日掲載)。

首掛式浮輪で0歳児が死亡
 2020年3月18日、福岡県内で、浴槽で0歳児が乳幼児用浮き輪(首掛式)を使用していたところ、意識がない状態になっていることに気付き、病院に救急搬送したが、死亡が確認された。(※、2020年4月2日)(2020年4月6日掲載)。 〔所コメント〕2012年に首掛式浮輪を浴槽で使用し溺水した事故報告をうけて消費者庁と国民生活センターが注意喚起を出しましたが、その後も事故報告があり、2014年に再度注意喚起が出されました。改めてネットで検索してみると、首掛式浮輪のPRサイトがあり、自宅の浴槽で使わせている動画もあり驚きました。今回の事故がどのような使用状態で起きたのかは事故の新聞報道もないのでわかりませんが、自宅で過ごすお子さんが増えている時期なのでぜひ知ってほしい事故です。

▶5歳児がクローゼットの扉で指を負傷
 2020年1月30日、神奈川県で、5歳児がクローゼット用折戸の扉で右手指を負傷した。事故発生時の状況を含め、現在、原因を調査中。(※、2020年4月2日)(2020年4月6日掲載)。

▶ウォーターサーバーで1歳児がやけど
 2020年1月17日、愛知県で1歳児がウォーターサーバーのドレン排水部の蓋を外したところ、お湯が出て火傷を負った。製品に起因するのか他の要因かも含め、現在、原因を調査中。(「消費生活用製品安全法に基づき、報告のあった重大製品事故の通知」から、2020年3月3日)(2020年3月22日掲載)。

3歳児がうんていから転落し骨折
 2019年4月19日、静岡県内の保育施設で、職員の補助が必要な高さのあるうんていから3歳児が転落し、右脛骨骨幹部骨折の重傷。(※、2020年3月12日)(2020年3月22日掲載)。

園外保育中に4歳児がうんていから転落し骨折
 2019年11月15日、神奈川県内の保育施設が園外保育中、公園で4歳児が対象年齢以上のうんていを使いたがり、職員が使用させたところ落下し、右とう骨遠位端骨折の重傷。(※、2020年3月19日)(2020年3月22日掲載)。〔所コメント〕国民生活センターは、「うんていは他の遊具に比べて重い症状のケガの割合が高く、ケガを負った子どもの平均年齢も低い」という調査結果を発表し(2003年)、注意を呼びかけています。

▶3歳児がたるんだゴールネットに手が絡まり転倒し骨折
 2019年11月27日、山梨県内の保育施設で、たるみのあったサッカーゴールのネットに3歳児の手が絡まり、バランスを崩して転倒、右肘骨折の重傷。(※、2020年3月19日)(2020年3月22日掲載)。

2歳児がおむつ台から転落し目を重傷
 2019年7月8日、東京都内の保育施設で、職員がおむつ台の上に2歳児を立たせ、目を離した際に台から転落し、右眼窩上縁骨折の重傷。(※、2020年1月9日)(2020年1月13日掲載)。

4歳児の右足にベッドの部品が落下し重傷
 2019年9月20日、福岡県内の保育施設で、職員が組立式のベッドを組み立てていたところ、ベッドの底面部品が4歳児の右足に落下し、右母趾(親指)挫創の重傷。(※、2020年1月9日)(2020年1月13日掲載)。

▶6歳児が網戸の紐に首がかかり死亡
 2019年11月18日、兵庫県内で、6歳児がロール網戸のひも(ボールチェーン)を首に引っ掛けた状態で発見され、病院に救急搬送されたが死亡。(※、2019年11月28日)(2019年12月24日掲載)。〔所コメント〕製品(ひも)が原因の事故かどうかは調査中のため製品名は未公開です。調査が終わると、次の記事のように製品名が公開されます。

▶窓を開閉するチェーンに引っ掛かり4歳児が重傷<続報>
 2019年5月21日に消費者庁より発表された事故(2019年4月5日、福岡県内で、4歳児が窓の開閉用チェーンに引っ掛かり負傷した)について、調査結果が公表された。株式会社LIXILの製品(窓・WW-05707LAGCS)で、開閉用チェーンが幼児の手の届く可能性のある高さで使用されていたため、誤ってチェーンが幼児の首に掛かり、負傷したものと推定されるとのこと。なお、取扱説明書等には、「使わないときは子供の手が届かない高さにしておく。首等に掛かって事故につながるおそれがある。」旨の記載がなかった。(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2019年12月20日)(2019年12月24日掲載)。

4歳児が棒から転落し骨折
 2019年9月20日、山梨県内の保育施設で、4歳児が棒をのぼる練習中、この幼児を補助していた職員が目を離した際に幼児が転落し、上腕骨顆上骨折の重傷。(※、2019年12月19日)(2019年12月24日掲載)。

3歳児がロッカーの扉に手をはさみ、指を損傷
 2019年5月23日、青森県内の保育施設で、開いていたロッカーの扉(ちょうつがい側)に3歳児の手が挟まり、左中指指尖部損傷の重傷。(※、2019年12月19日)(2019年12月24日掲載)。

0歳児がベビーベッドの柵とマットの間に挟まり意識不明
 2019年9月25日、東京都内で0歳児を1人でベビーベッドに寝かせていたところ、ベッドの柵とマットの間に挟まった状態で発見され、意識不明の重症。(※、2019年10月10日)(2019年11月8日掲載)。〔所コメント〕保育園でも、ベッドと布団のサイズが違っている場合等、危険です。

▶エアー滑り台で3歳児が骨折
 2019年8月25日、奈良県内の屋内遊戯施設で、3歳児がエアー滑り台で遊んでいたところ、側面に引っ掛かりながら滑り落ち、すねを骨折する重傷を負った。(※、2019年10月25日)(2019年11月8日掲載)。

▶屋内遊戯施設で2歳児が骨折
 2019年8月30日、岡山県内の屋内遊戯施設内で2歳児が遊んでいたところ、左肘骨折の重傷。(※、2019年10月18日)(2019年11月8日掲載)。〔所コメント〕遊戯施設内のどこで、どのように遊んでいて骨折をしたのかは、記載がないのでわかりません。

跳び箱の補助中に2歳児がバランスを崩して骨折
 2019年7月1日、長崎県内の保育施設において、職員が2歳児の手を持って跳び箱の補助を行ったところ、2歳児がバランスを崩しマットに左手首をひねった状態で着地し、左腕骨折の重傷(※、2019年9月5日)。(2019年9月25日掲載)〔所コメント〕2歳児が何段の跳び箱を、どのような状態で跳ぼうとしていたのか、記載がないのでわかりません。

保育施設出入り口から飛び出し、交通事故
 2019年5月15日、神奈川県内の保育施設において、5歳児が自動扉のボタンを押し、入口から出た際に車両と接触し、右脛骨骨折の重傷(※、2019年8月29日)。(2019年9月25日掲載)〔所コメント〕発生時間が書かれていないので、送迎中なのか、保育中なのか、わかりません。

用具入れの扉が落ちて足の小指を骨折
 2019年6月20日、保育園で用具入れの扉を閉めた際、扉が外れて6歳児の左足の上に落ち、左足小指骨折の重傷(※、2019年8月1日)。(2019年9月25日掲載)〔所コメント〕誰が用具入れの扉を閉めたのか、なぜ6歳児がそこにいたのかは、記載がありませんのでわかりません。

▶屋外プールで5歳児が溺死
 2019年8月5日、熊本県内の屋外造波プールで、5歳児が沈んでいる状態で発見され、搬送先の病院で死亡した(※、2019年8月29日)。(2019年9月25日掲載)

▶タトゥーシールで重傷の皮膚炎症
 2018年10月31日、兵庫県でタトゥーシールを4歳児の左頬等に使用したところ、左頬が炎症等の重傷(※、2019年9月12日)。(2019年9月25日掲載)

▶金属製の園児用タオル掛けのフックが顔面に突き刺さる
 2018年4月、保育園のテラスの手洗い場に設置されていた金属製のタオル掛けと5歳児が一緒に転倒。その際、タオル掛けの金属製フックが5歳児の眼の上を貫通した。救急搬送後、病院にてフックは取り除かれた。詳しい情報はこちら(日本小児科学会Injury Alert、2019年7月22日)(2019年8月24日掲載)。

▶離乳食(里芋)を誤嚥
 2015年2月、保育園で保育士が昼の離乳食 (里芋を煮たもの)を0歳児に食べさせていたところ、咳をし始めた。いったん落ち着いたが、離乳食の後にミルクを飲ませたところ、チアノーゼが出現した。受診したところ、気管支に里芋の一部が見つかり、摘出した。詳しい情報はこちら(日本小児科学会Injury Alert、2019年8月2日)(2019年8月24日掲載)。

▶座らせたときに左の膝下の骨を骨折
 2019年2月22日、鹿児島県内の保育施設で、職員が2歳児の背後から覆いかぶさる形で両腕を回し、座らせたところ左脛骨近位端骨折の重傷。(※、2019年8月8日)(2019年8月24日掲載)。

ままごと遊び中に箸で耳を突かれ重傷
 2018年9月21日、愛知県内の保育施設において5歳児がままごと遊びをしていたところ、職員が目を離した際に他の子どもがままごと用の箸を5歳児の耳の中に入れ、右外傷性鼓膜穿孔の重傷を負った(※、2019年7月11日)。(2019年7月25日掲載)〔所コメント〕小枝や割り箸でつくった釣竿を模したもので目を突く事故も複数起きています。この機会に、目や耳を突く恐れのある形のもの、注意を要するものを再確認してください。そうしたものを子どもに出すタイミング、子どもたちの様子(落ち着いて活動しているかどうか等)の観察も検討しましょう。場合によっては、「今日は(今年は)遊びに提供できない」という判断も必要かもしれません。

ベビーベッドで0歳児死亡
 2019年6月19日、東京都内で0歳児を1人でベビーベッドに寝かせていたところ、ベッドの柵とマットの間に挟まった状態で発見され、後に死亡を確認(※、2019年6月27日)(2019年7月5日掲載)。〔コメント〕ベッドの柵とマットのすきまに頭がはさまる等の死亡は、米国で多数報告されています。その他のベッドまわりの危険は、睡眠〔3〕の3-6(ベッド・バンパー)、3-7(寝返り防止クッション)をお読みください。

避難車で指を挟み2歳児が骨折
 2019年3月14日、埼玉県内の保育施設で、園外保育中に幼児数名が乗っていた避難車(散歩車)が鉄棒に衝突。その際、避難車の前方のバーにつかまっていた2歳児が指を挟み、右指の骨折等の重傷(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2019年5月30日)。(2019年6月9日掲載)

0歳児、抱っこ中に腕から落ちて骨折
 2019年4月19日、長野県内の保育施設で、職員が抱いていた0歳児が腕から落ち、右鎖骨骨折等の重傷(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2019年5月30日)。(2019年6月9日掲載)

▶窓を開閉するチェーンに引っ掛かり4歳児が重傷
 2019年4月5日、福岡県内で、4歳児が窓の開閉用チェーンに引っかかり負傷した。事故発生時の状況を含め、現在、原因を調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2019年5月21日)。(2019年6月9日掲載)

▶乳幼児用リクライニング椅子で重傷
 2018年(詳細日不明)、茨城県内で乳幼児用リクライニング椅子を使用中に重傷を負う事故が発生。事故発生時の状況を含め、現在、原因を調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2019年4月23日)。(2019年4月26日掲載 〔所コメント〕3月3日掲載記事にベビーチェアで死亡した事故があります。アメリカでの死亡事故の報道もありますので、園内にあるベビーチェアの点検や使用状況の確認をし、使用に不安がある場合は使用を停止してください。)

▶ランニングマシンの下敷きになり0歳児が死亡  
 2019年3月30日、東京都内で、ランニングマシンを折り畳んだ状態で壁際においていたところ、ランニングマシンの下敷きになっている0歳児を家族が発見し、その後、病院で死亡を確認(※、2019年4月18日)。(2019年4月26日掲載)

▶折りたたみ椅子につかまり転倒し、重傷(2歳児)
 2019年3月9日、大阪府内で、2歳児が折りたたみ椅子につかまったまま転倒し、右手指を負傷。事故発生時の状況を含め、現在、原因を調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2019年4月9日)。(2019年4月26日掲載)

▶自転車の後輪に2歳児の足が挟まり骨折
 2019年2月15日、愛知県内の保育施設において、職員が2歳児を自転車の後ろに乗せて出発したところ、自転車の後輪に当該幼児の左足を挟み、骨折等の重傷(※、2019年3月28日)。(2019年3月31日掲載)

▶校舎からの落下物で中学生が骨折
 2018年10月26日、鹿児島県内の中学校の校舎に取り付けた縦の雨樋が外壁から外れ、落下した一部が通行中の生徒に当たり、右足の指を骨折し重傷(※、2019年3月7日)。(2019年3月31日掲載)〔所コメント〕これは中学校での事故ですが、園舎でも同様の事故が起きる可能性があります。

ベビーチェアで1歳児が死亡
 2019年1月30日、神奈川県で、ベビーチェアの背面にある輪っか状のひもにより首が絞まっている状態で発見され、救急搬送先の病院で死亡が確認された(※、2019年2月21日)。(2019年3月3日掲載)〔所コメント〕翌日に続報があり、ゆりかご兼用の乳幼児用椅子で、首が挟まれたのは腰ベルトだった。現在、原因を調査中とのこと。

▶ドアが1歳児にあたり骨折(重傷)
 2018年6月20日、愛知県内の保育施設において、職員がカウンター横のドアを開 閉した際、1歳児に接触し、右母指末節骨若木骨折の重傷(※、2018年2月21日)。(2019年3月3日掲載)

▶ウォーターサーバーで1歳児が火傷
 2018年10月18日、神奈川県で、1歳児がウォーターサーバーの温水レバーに触れたところ、お湯が出て火傷を負った。現在、原因を調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2019年2月19日)。(2019年3月3日掲載)

▶柵のないファンヒーターに指を入れて火傷(重傷)
 2018年12月14日、神奈川県内の保育サービス事業者が児童館で園外保育中、1歳児が柵のないファンヒーターの出口に左手を入れ、左手人差し指等にⅡ度の火傷(※、2019年2月7日)。(2019年2月18日掲載)

おんぶ紐から落下した0歳児が骨折(重傷)
 2018年11月1日、宮城県内の保育施設で、職員がおんぶ紐を使用して0歳児をおんぶしようとしたところ、紐から乳児が落下し、左膝上部大たい骨骨折の重傷(※、2018年12月13日)。(2018年12月26日掲載)

▶(報道されたもの)食事中に喉を詰まらせ1歳児が意識不明の重症
 2018年10月11日、広島県内の保育施設で、食事中の1歳児が喉を詰まらせ、呼吸が確認できなかったため病院に救急搬送したが、意識不明の重症。(※、2018年12月6日)。(2018年12月26日掲載)

ウォーターサーバーで乳児が火傷(重傷)
 北海道で、プレミアムウォーター株式会社のウォーターサーバー(HC98L-WD AM2)の温水レバーに乳児(10ヶ月)が触れたところ、チャイルドロック機能が効かずにお湯が出て火傷を負った。現在、原因を調査中。該当商品の画像はこちらの一番最後の写真(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2018年12月4日)(2018年12月5日掲載)。〔所コメント〕ウォーターサーバーのレバーは子どもにとって触りやすい場所にあり、この機種ではなくても、熱湯が出てしまったケースは複数あります。

▶鉄棒から落下した2歳児が腕を骨折(重傷)
 2018年10月11日、千葉県の保育施設で2歳児が鉄棒から落下し、右前腕を骨折する重傷(※、2018年11月29日)。(2018年12月5日掲載)

▶洗濯場に置いてあった洗剤を誤飲して死亡(介護施設)
 2018年10月12日、宮崎県の介護施設で、80歳代の利用者が洗濯場に置いてあった洗濯用洗剤を誤飲した後、意識不明となり、病院に救急搬送したが死亡(※、2018年11月29日)(2018年12月5日掲載)。〔所コメント〕これは介護施設の事故ですが、洗剤はカギつきの棚にしまうなど、置き場所を再確認してください。

▶ベビーバウンサーで0歳児が死亡
 2018年11月9日、東京都内で、0歳児を1人でベビーバウンサー(乳児用の揺りかご椅子)に寝かせていたところ、この製品の幌(ほろ、日よけ部)が乳児の顔を覆い、死亡した(※、2018年11月12日)(2018年11月27日)〔所コメント〕この事故はどこ(家庭? 保育施設?)で起きたものなのかが明記されていません。また、現時点でメーカーから事故報告は出ていないため、該当製品が特定できません。バウンサーやベビーラック等で幌がついている製品を使っていて、危ないなぁと思ったことがありましたら、その製品のメーカーに連絡をしてください。

未施錠の調乳室に入った4歳児が熱湯で手を火傷(重傷)
 2018年9月5日、熊本県の保育施設において、カギをかけていなかった調乳室に4歳児が入って、熱湯の出る蛇口をひねり、熱湯を浴びた。左手甲にⅢ度の火傷を負い重傷(※、2018年10月25日)。(2018年10月30日)

ピアノの蓋にはさまれ3歳児が中指を骨折(重傷)
 2018年6月29日、大阪府の保育施設において、職員がピアノの蓋を閉める際に3歳児の指を挟み、左中指末節骨を開放骨折する重傷(※、2018年10月4日)。(2018年10月22日)

職員が転倒し、4歳児が大たい骨を骨折(重傷)
 2018年8月3日、神奈川県の保育施設において、職員が足元に寝転んでいた4歳児の上に転倒。4歳児は大たい骨転子下部を骨折する重傷(※、2018年9月28日)。(2018年10月22日)〔所コメント〕この事象や上の事象に類似した事例(傷害に至らなかったもの)は、多くの園で起きています。このような事例を製品や環境の改善によって防ぐという考えも大切ですが、まずは保育士さんが、その時その時の自分の行動とまわりにいる子どもを意識することも不可欠ではないでしょうか。

ジャングルジムから落下し、7歳児が重傷
 2018年9月3日、大阪府の公園内のジャングルジムで遊んでいた児童(7歳)が、ジャングルジムのデッキから、斜め下の鋼鉄柱天板部に手をついて下に降りようとした際、ついた手が滑り落下し、天板部分に腹を打ち、すい臓損傷等の重傷(※、2018年9月13日)。(2018年9月25日)

宿泊施設の長いすのねじを飲み0歳児死亡
 2018年8月3日、和歌山県の宿泊施設において、0歳児が室内の備品である長いすのねじを飲み、病院に搬送され、死亡(※、2018年8月30日)(2018年9月2日)。〔所コメント〕イスや棚などの備品のねじは、使っているうちに段々とゆるんできます。破損やゆるみがないかを定期的に点検してください。

ベビージムに腕がはさまり1歳児負傷
 2017年3月31日、東京都で、マテル・インターナショナル株式会社が輸入販売したフィッシャー・プライスの玩具(ベビージム・CCB70。下に写真)につかまり立ちをしていた1歳児が、玩具の穴に右腕が挟まり、重傷。事故原因を調査した結果、この製品は、ベース内部にボールを通過させる穴が設けられており、当該部位に幼児の前腕が挟まることを防止するための安全対策が施されていた。しかし、幼児の手が穴の奥まで入る構造であったため、幼児が穴に腕を入れた際に抜けなくなり、事故に至ったものと考えられた。また、幼児がこの製品で遊んでいるときに保護者が目を離したことも事故発生に影響したものと推定される(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2018年8月31日)(2018年9月2日)。〔所コメント〕事故発生時に事故原因がわからない場合は後日調査された結果が発表されます。この事故は調査により、製品が事故原因の一部であることが認められたため、メーカー名と製品番号が公表されました。メーカーのサイトを調べたところ、CCB70の製品名は3WAYニューボーン・トドラージム(写真も)。メーカーはリコールしていませんが、ベビージムをお使いの園は製品番号を確認してください(保護者にも写真を入れてお伝えください)。保育者がずっと見ていることはできませんので、使用を控えることをお勧めします。

ロールカーテンの紐で死亡(性別・年齢の情報はなし)
 2018年7月7日、鹿児島県の障害者福祉施設において、ロールカーテン操作用の紐に首を掛けた状態で発見され、チアノーゼ症状が見られたため病院に搬送されたが、翌日死亡(※、2018年7月26日)。(2018年8月19日)

抱っこひもから転落し乳児が重傷
 2018年6月6日、群馬県で、抱っこひもでおんぶされていた11か月の乳児が落下し、右肩を負傷(重傷)した。落下した原因は調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2018年7月31日)。(2018年8月19日)

園庭に埋まっていた突起物が靴裏を貫通して重傷
 2017年10月23日、島根県内の保育施設の園庭で幼児が遊んでいたところ、土に埋まっていた鉄の突起物が幼児の靴裏を貫通して足の裏に刺さり、重傷を負った。(※、2018年3月8日)(2018年3月20日)。

パーテーションの隙間に指を挟み重傷
 2017年9月15日、福島県内の保育施設で、1歳児がドア型パーテーション開閉部のロックカバーの隙間に指を挟み、右示指爪剥離症の重傷を負った。(※、2018年2月16日)(2018年3月20日)。〔所コメント〕2つ下にも同様の事故があります。繰り返しになりますので、そちらのコメントをお読みください。

▶消火器が落下し、重傷
 2017年12月7日、鹿児島県内の保育施設において、4歳児を着替えさせていた職員が立ち上がった拍子に保育室入口の壁に掛けてある消火器に当たり、落下した消火器が幼児の左足甲に当たり、骨折の重傷を負った(※、2018年2月8日)。(2018年2月14日)

サークルの根元に指を挟み重傷
 2018年1月18日、栃木県内の保育所で、0歳児が園庭のサークルから直結した部屋に入る際、このサークル出入口の根元に指を挟み、右薬指挫滅(ざめつ・外から強い衝撃、圧迫を受けて 内部の組織が破壊されること)の重傷を負った。(※、2018年1月25日)(2018年1月29日)。〔所コメント〕こうしたケガやヒヤリハットが自園であった場合、見ている、気をつける、で終わらせるのではなく、メーカーに積極的に報告してください。蝶つがい部にすき間をつくり、指をはさまない構造にした製品に改善されれば、こういう事故を軽減することができます。

ヒビが入った飼育ケースで幼児が重傷
 2017年11月22日、石川県内の保育施設の廊下に設置されていたガラス製の飼育ケースに5歳児が右腕を突っ込み、右尺骨(前腕の骨)神経断裂等の重傷を負った。この飼育ケースの側面にはヒビが入っていたが、使用が続けられていたとのこと(※、2018年1月12日)。(2018年1月22日) 〔所コメント〕備品などにヒビが入ったり欠けたりした場合は、すぐに専門業者に修繕を依頼するか、交換を行ってください。ヒビ等により強度が弱まりますので、破損しやすくなります。

▶加湿器の蒸気で乳児が重傷のやけど
 2017年11月26日、神奈川県で、8か月の乳児が加湿機能付の空気清浄機の蒸気口で左手に火傷(重傷)を負った(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2018年1月10日)。(2018年1月22日)

園外保育中に遊具から転落し頭部外傷
 2017年9月4日、北海道内の保育施設で、園外保育中、1歳児が公園の複合遊具から転落し、 硬膜外血腫の重傷を負った(※、2017年12月14日)。(2017年12月17日)〔掛札コメント〕転落箇所の高さはわかりませんが、「低ければ大丈夫」ではありません。体に比して頭が大きい低年齢児は頭を打ちやすいでしょう(手足からつくこともまだできませんし)。複合遊具は保育者がつきづらく、そもそも1歳は遊具の使用対象範囲に入っていないはずです。百歩ゆずって遊ばせるのであっても、保育者が手をのばした状態でついていないのなら危険(遊ばせない)と判断すべきです。頭部外傷についてはこちら(NPOサイトの1-4)

職員が閉めた扉に児童が指を挟み骨折
 2017年8月2日、千葉県の放課後児童クラブでの事故。職員がトイレ出入口の扉を閉めたところ、ドア枠に手をかけていた児童の右小指が挟まれ、小指の末節骨を骨折する重傷を負った(※、2017年11月24日)。(2017年11月28日)

床に置いたみそ汁の鍋で2歳児が重傷
 2017年6月21日、東京都の認可外保育施設での事故。昼食時に保育士がみそ汁の鍋を床に置いてその場を離れたところ、幼児(2歳児)が鍋につまずき、鍋の中に落ち、大腿後部から背中にかけてⅡ度熱傷(真皮に達し、水泡又はびらんができるやけど)の重傷を負った(※、2017年10月5日)。(2017年10月30日)

▶転落防止用ベッドガード使用で0歳児死亡
 消費者庁によると、8月8日、東京都内の一般家庭で大人用ベッドの側面に子どもなどが転落するのを防止するためのベッドガードを取り付け、乳児を一人で寝かせていたところ、ベッドガードとマットレスの間に子どもが挟まれた状態で見つかった。病院に搬送後、亡くなった。小児科学会が公表するInjury Alert(傷害速報)に掲載されている類似事故の情報はこちら(朝日新聞デジタル、9月8日)。(2017年9月9日)
〔所コメント〕 子どもを前に抱っこして自転車に乗ることは(抱っこひもを使っていても)道路交通法違反です(おんぶひも等で背負って乗ることは認められています)。この事故の原因はブレーキレバーの破損ですが、子どもを前に抱っこして自転車を走行すると、視界が遮られたり姿勢が不安定になったりして大変危険です。自転車登園の多い園は保護者への注意呼びかけをお願いします。
▶抱っこひもから転落し重傷
 2017年6月13日、兵庫県で、抱っこひもを使用して3か月の乳児を抱っこしていたところ、乳児が落下し頭部を負傷した(重傷)。製品の使用状況を含めて原因を調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」〔8月8日公表〕から)。(2017年8月18日)

▶5歳児が洗濯機に手を入れて重傷
 2017年7月16日、埼玉県で電気洗濯機を使用中に5歳児が槽内へ右腕を入れ、右手指を負傷した(重傷)。製品の使用状況を含めて原因を調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」〔8月1日公表〕から)。(2017年8月18日)

▶園の門扉に親指が挟まり裂傷
 2017年4月5日、愛知県内の保育サービス施設での事故。ベビーカーを門扉から出す際に、1歳児が門扉の壁際に手を当てていたことに気づかずに門を開けたため、門扉に右親指を挟まれて裂傷を負った(※、2017年6月15日)。(2017年7月3日)

▶保育園で使用中の洗濯機が焼ける
 2017年6月7日、青森県内の保育園で洗濯機(三洋電機株式会社・品番ASW-70S2、このPDFの3ページの写真)を使用中、洗濯機が焼損する火災が発生。製品が原因と疑われる事故として調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から)。〔所コメント〕この会社の洗濯機の火災は何件か起きており(過去の事故情報の記事。いずれも二槽式の洗濯機)、今回は保育園での事故です。園で使っている洗濯機のメーカー名と品番を確認し、品番が同じ場合は、メーカーの問い合わせ窓口に電話し、相談してください。(2017年7月3日)

▶保育園で使用中の電子レンジが焼ける
 2017年6月6日、神奈川県内の保育園で電子レンジ(ハイアールジャパンセールス株式会社、品番JM-17C、このPDF の9ページの写真)を使用中、電子レンジの内部を焼損する火災が発生。製品が原因と疑われる事故として調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から)。 (2017年7月3日)

うんていのボルトが緩み、落下し骨折
 2017年3月30日、山口県内で7歳児が雲梯(うんてい)からバランスを崩して落下し、右とう骨(手首)を骨折し重傷。うんていの握り棒がボルトの緩みにより回転したことが原因。(※、2017年5月11日)。(2017年5月15日)

遊具を落とし、子どもの足指を切断
 2016年10月18日、広島県内の保育施設で、運動遊びの遊具を設置中に起きた事故。保育士が巧技台蓋を3段重ねて持ち、いったん床に置こうとした際、近づいてきた幼児(2歳)の左足人差し指の上に3段目がずり落ちた。左足人差し指の外傷性切断等の重傷(※)。(2017年1月8日) 〔所コメント〕遊具は子どもの目を引くものです。子どもを設置場所から離し、子どもを担当する保育士がいることを確認してから遊具の設置などをしてください。遊具のような重いものが落ちたりぶつかったりすれば、指を切断したり骨折したりする危険があります(この項の一番下、座卓の例も同様)。

鉄棒の設置ミスで重傷
 10月5日、沖縄県内の保育サービスを提供する施設の室内に設置された鉄棒の高さ調節ピンが誤った向きに取り付けられていたため、6歳児が股間部をピンに引っ掛け、陰のう皮膚欠損創の重傷(※)。(2016年12月16日)

圧力鍋:フタの圧力調整装置にゴミが詰まっていないか注意(調理室でチェックを!
 圧力鍋で調理後にフタに触れたところ、フタが外れ、内容物が飛び散り、やけどを負った事故について、製品評価技術基盤機構(nite)が原因究明をした報告がありました(nite平成28年度製品安全業務報告会から、2016年10月18日)この事故は2年前に起きた圧力鍋の製品不良によるもので、リコール(商品回収)が実施されましたが、その後、製品自体に問題のない圧力鍋でも、フタについている圧力調整装置にゴミなどの異物が詰まるとフタが飛ぶことがあるとわかりました。特に、豆類やパスタなどの調理によって分量が増える料理は、豆の皮や食材の一部が圧力調整装置に入り込み、圧力調整が適切に行われなくなる恐れがあります。調理の際は食材と水分は鍋の容量の3分の1以下にすると同時に、使用後に圧力調整装置にゴミが詰まっていないか確認をしてください。圧力鍋やその他の調理用品の事故の注意喚起(2014年)はこちら。(2016年11月20日) 。

▶たんすが倒れる事故について(この項は掛札)
 下のような事故は、地震対策で家具を留めることが普及しているせいか、日本ではあまり報告されません(被害者が報告しないだけかもしれません)。けれども海外では多数報告されており、イケアも6月、子ども6人の死亡を受け、米国とカナダで大規模リコールしています(イケア タンス で検索するとニュースが出てきます)。イケア・ジャパンもリコール対象商品の一部を販売していますが、「日本でのたんすとしての基準を満たしており、事故報告も受けておらず、日本でリコールを実施する予定はない」とのことです(共同通信、6月29日)。タンスとしてどこが違うのか、わかりませんが…。
 保育園でもオルガン、棚などで同じような転倒事例、転倒未遂事例は起きています。子どもがよじのぼり、家具と共に転倒した時にどうなるかは、米国消費者製品安全委員会(CPSC)のこの再現ビデオをご覧ください。こちらの公共広告ビデオによると、米国では24分に1回、子どもが家具やテレビの転倒で救急搬送されているそうです(前半は「子どもはいろいろするもの」という意味。「だけど、その中で時々ひどいことも起こるんだから、対策をしよう」という内容です)。実際に家具転倒で子どもを亡くした母親が再現画像と共に話しているこのビデオによると、2000~2006年に5歳以下の子ども134人が家具転倒等で死亡しています(CPSCに報告があった数)。子どもは手にしたいものがあればよじのぼりますし、登る意図がなくても、足がかかれば登っていったりします。下の事故はどんな内容だったのでしょう…。(2016年11月7日)

▶たんすが倒れて下敷きに
 埼玉県で、たんす(チェスト)が前に倒れて幼児2人が下敷きになる事故が発生したと、10月14日に事業者から届け出あり。事故発生日は不明で、原因は調査中(独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が分析・公表しているデータベースから)。 (2016年11月6日)

▶電気カーペットで火災
 10月8日、宮城県で電気カーペット(シャープ株式会社・品番HJ-P20G)及び周辺を焼損する火災が発生。製品が原因と疑われる事故として調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から)。〔所コメント〕同じ品番の電気カーペットをお持ちでしたら、コンセント部分を中心に不具合がないか点検してください。気になる点やわからない点がありましたら、メーカーの問い合わせ窓口に電話し、相談してください。(2016年11月6日)

▶座卓で重傷
 10月17日、埼玉県内の保育所保育室内で、絵を描くために職員が座卓を出そうとしたところ、もう1台の座卓がひっかかって出てきて4歳児の足の上に倒れ、右母趾(親指)末節骨骨折等の重傷を負う(※)。(2016年10月31日)

二槽式洗濯機で火災
 2017年3月19日、東京都内で二槽式洗濯機(三洋電機株式会社・品番SW-350F2、このPDFの4ページの写真)を焼損する火災が発生。製品が原因と疑われる事故として調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から)。〔所コメント〕昨年11月にもこの会社の二槽式洗濯機の火災がありました(4つ下の記事。品番はSW-450H3)。保育園等で二槽式洗濯機を使用している場合はメーカー名を確認し、同じ会社のものでしたら品番を確認してください。品番が同じ場合は、メーカーの問い合わせ窓口に電話し、相談してください。(2017年4月17日)

★二槽式洗濯機で火災
 11月20日、熊本県で二槽式洗濯機(三洋電機株式会社・品番SW-450H3、PDFの最後のページの写真)及び周辺を焼損する火災が発生。製品が原因と疑われる事故として調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から)。〔所コメント〕保育園等で同じ品番の洗濯機をお使いで不具合(変な音がする、故障のような現象がある等)がある場合は使用をやめ、メーカーの問い合わせ窓口に電話し、相談してください。(2016年12月5日)

▶リチウム電池充電器で火災
 株式会社ハックが輸入したリチウム電池内蔵充電器(機種:HAC1078、HAC1182)を使用中に、充電器が焼損する火災が複数発生している(9月22日・埼玉県、10月15日・東京都、10月20日・東京都)。製品が原因と疑われる事故として調査中。該当商品の画像はこちらの最後のページ(18ページ)(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から)。(2016年11月13日)

▶遊園地のコースターで重傷
 10月26日、熊本県の遊園地に設置されたコースターに乗っていた乗客が左手を外に出したところ、点検用通路の手すりに強打し、左手首骨折の重傷を負う(「消費者安全法に基づき、関係行政機関等から生命・身体被害に関する消費者事故等として通知された事案」から)。(2016年11月13日)

ティファールの電気ケトルが溶解し火傷(重傷)
2017年12月27日、長崎県で、(株)グループセブジャパンが輸入販売した電気ケトル(型番BF805774、ブランド名は「ティファール」)が溶解、その破片を踏んで右足に火傷を負う事故が起きた。事故原因を調査した結果、この製品の空だき防止装置用固定接点が2個とも変形していて、接点が離れない状態であったことがわかった。そのため使用中に空だき防止装置が作動せず、異常過熱状態となり、ヒーター部を中心に焼損したものと考えられるが、固定接点が変形した原因の特定には至らなかった(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」から、2018年11月13日)(2018年11月18日掲載)。〔所コメント〕事故発生時に事故原因がわからない場合は後日調査された結果が発表されます。この事故は調査により、製品が事故原因の一部であることが認められたため、メーカー名と製品番号が公表されました。リコールしていませんが、このブランドの電気ケトルをお使いの園は製品番号を確認し、使用中に不具合(スイッチが切れない等)がある場合は使用をやめ、メーカーに連絡をしてください。

▶ドラム式洗濯機に閉じ込められ5歳児死亡
 2018年1月27日午後3時ごろ、大阪府堺市の住宅でドラム式洗濯機の中に閉じ込められている5歳児を父親が発見し、119番通報。搬送先の病院で死亡が確認された。(朝日新聞DIGITAL、1月27日)。(2018年1月29日)

▶IKEAのタンスの転倒死亡事故で、同社は計5000万ドル(約58億円)の示談金(暫定的)を支払うことで米国の3人(いずれも2歳)の子どもの家族と同意した。子どもがよじのぼり、タンスと共に倒れて死亡したこの3件は、いずれも「MALM」という製品。今回の示談では他に、IKEAがタンスの自主安全基準を作ること、15万ドルを子ども病院(複数)に寄付すること、10万ドルを子どもの安全団体に寄付すること、さらに、同様の事故を防ぐためのプログラムに今まで以上の資金を投入するよう求めている(12月22、23日の英文記事)。(この項は掛札。12月24日)

▶乳児を前に抱っこして自転車走行中の保護者が重傷
 2017年4月25日、東京都で、6か月の乳児を前に抱っこして電動アシスト自転車で走行中、左ブレーキレバーが破損して電柱に衝突し、保護者が負傷した(重傷)。製品の使用状況を含めて原因を調査中(「消費生活用製品安全法に基づき報告のあった重大製品事故」〔8月8日公表〕から)(2017年8月18日)。