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2019年のニュース: 3月17日


重要なニュースはタイトルを赤字にしてあります。
検索を容易にするため、県庁所在地であっても都道府県名を入れています。

〔魚アレルギーの子どもに魚を拾わせる〕京都府精華町の小学校で2月、強い魚アレルギーがある2年生が給食時、床に落ちた魚を手で拾い、体調不良を起こしていたことが3月13日、明らかになった。この日、魚料理が出た際、児とぶつかった別の児が魚料理を床に落とし、教諭が状況を確認しないまま児に拾うよう指示した。児は授業後に迎えに来た保護者に息苦しさなどを訴え、病院に運ばれた。〔掛札コメント〕食物アレルギーは「誤食」と言われますが、この言葉は誤解を招きます。粉塵を吸ったり、今回のように触ったりしても発症しますから、本来は「アレルゲン曝露」と言うべきです。

〔園の駐車場でひかれ、死亡〕3月15日午後4時頃、愛知県高浜市の保育園の駐車場で、母親と一緒に姉を迎えに来ていた1歳児が、同じく子どもを迎えにきた男性のトラックにひかれて死亡した。この児は母親が運転する車に乗り、保育園に通う3歳の姉を迎えに来ていて、母親が目を離したすきに一人で車から降りたとみられる。警察はトラックを運転していた男性を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した。〔掛札コメント〕下の大分の事例の所にも書きましたが、交通事故は「つい、うっかり、ぼんやり、めんどくさい」の脳を持った人間が車を運転している以上、運転者の誰もが「加害者」になり得、「被害者」側にも「加害者」側にも大きく影響する事故です。こちらの5-4の第4回と第7回の内容、こちらのB-1の「駐車場の安全」「門扉、玄関ドアから出る時の注意」をご活用ください。

〔睡眠中の死亡事故で検証報告書〕2014年7月、滋賀県大津市内の民間保育園で起きた4歳児の死亡事案で、大津市が再発防止を目的に設置した第三者検証委員会が14日、報告書をまとめた。昼寝中に意識がなくなり、搬送先の医療施設で死亡が確認されたもの。報告書は、原因について嘔吐や意識障害を伴った発作との関連を指摘したが、「明確な確定にいたることはできなかった」と結論づけた。発生前後を含めた保育士の対応については問題はなかった、とも。再発防止策として、保育施設と保護者との情報共有、かかりつけ医による子どもの健康管理、就寝中の観察などを挙げた。検証委は2017年7月に設置。

〔道路標識の板が落下〕奈良県生駒市の国道で3月13日午後4時半ごろ、道路標識に取り付けられていたアルミ製の板が落ちているのを通行人がみつけた。大きさは、縦1m 25cm、横1m、重さは7kgで、約5mの高さに設置されている道路標識の表示の一部を隠すために取り付けられていたもの。〔掛札コメント〕上からはいろいろ落ちてきます…。

〔事故で歩行者が書類送検〕福岡県北九州市の交差点で2018年11月、赤信号を無視して道路を横断し、ミニバイクと衝突して運転手に大けがを負わせたとして、歩行者の70歳の男性が書類送検された。男性も足の骨を折る大けがをしており、ミニバイクの運転手も、過失運転傷害の疑いで書類送検。歩行者がバイクよりも重い過失があるとして検挙されるケースは極めて珍しいとのことで、2人とも容疑を認めている。

〔おんぶ時の事故で損害賠償1億8200万円〕2011年4月、神奈川県川崎市の市立保育園で、保育士が中腰で生後7か月児をおんぶし直そうとしたところ、床に落とし、児に重い障害が残った件を巡り、市が約1億8200万円の損害賠償を支払う案が3月8日の市議会委員会で可決された。児は、両下肢体幹機能障害や視力障害などを負い、全面的に介護が必要な状態。川崎市は再発防止策としておんぶに関するマニュアルを作り、0歳児をおんぶする場合は原則職員2人で行うことなどを周知している。

〔園長による暴力で施設名公表〕3月12日、葛飾区の認可外保育施設「にじいろ保育園」の園長兼経営者(女性)が、子どもに暴力を振るったとして東京都が改善を勧告し、施設名を公表した。都は、園長に保育現場から離れるよう繰り返し求めたが従わず、改善されなければ、事業停止や施設閉鎖を命じる手続きに入る。園長は日常的に子どもたちのおしりや顔をたたいたほか、食事を無理に食べさせることもあったという。都は2月22日に改善勧告したが、園長は引き続き保育に取り組む意向を示したという(注:ライクアカデミー株式会社の系列園ではない)。東京都のページはこちら

〔どんちょうが落下、園児がケガ〕3月8日午前、愛知県武豊町の中央公民館で舞台の緞帳(どんちょう)が落ち、舞台の上で練習をしていた保育園児6人が軽傷を負った。1976年に設置された緞帳は、縦5m、幅105m、重さは約350kg。5.5mの高さから落下。緞帳を巻き上げる5本のワイヤのうち2本が切れていたが、昨年の12月22日の点検では異常報告はなかったという。

〔調理員が肉じゃがを自宅に持ち帰る〕京都府舞鶴市は3月8日、市立保育所で、調理員が材料の牛肉を追加発注し、つくった肉じゃがの一部を自宅に持ち帰っていたと発表した。この調理員は2月8日、翌日の給食で使う追加分として園児10人分相当の牛肉200グラム(756円)の発注を指示。9日に肉じゃがを作った後、一部を別の調理員と持ち帰った。追加発注を不審に思った職員が19日に所長に報告して発覚。「園児が増えると思い独断で発注した。ばれないよう持ち帰った」と話しているという。

〔マンションの上から消火器が落下〕3月6日午後10時前、大阪府堺市の15階建てマンションの上から消火器が落ちてきたとの通報を受け、地上の通路で壊れた消火器ひとつ(約5キロ)を見つけた。けが人はいない。何者かが消火器を投げ落としたとみて、警察は殺人未遂容疑を視野に捜査している。警察によると、12階の消火器ひとつがなくなっていたという。昨年4月下旬にも同じマンションで、こぶし大の石が上階から落とされたとみられる件があり、調べている。

〔熱中症死で調査報告書〕愛知県豊田市で昨年7月17日、市立小学校1年生が熱中症で死亡したことについて、教育委員会が設置した第三者調査委員会が3月5日、報告書を発表。教員の熱中症に関する知識が足りず、適切な措置を取れなかったことが原因として、マニュアルの作成や養護教諭の増員などを再発防止策として提言。当日は午前10時の気温が32.9度、暑さ指数では「危険」「運動は原則中止」だったが、教員は校外学習を予定通りに実施。これについて「中止、延期するべきだったが暑さに対する知識不足から判断できなかった。マニュアルもなかった」と指摘。〔掛札コメント〕報告書そのものはネット上でまだ見つかりません。

〔はしか、風疹、患者が増加〕国立感染症研究所の3月5日の発表によると、2月24日までの1週間で新たに報告された麻疹(はしか)患者は33人。今年の累計は258人になった。大阪府が94人、三重50人、愛知25人、東京19人。風疹の流行も続き、同じ1週間で109人の患者報告。今年の累計は650人となった。東京都173人、神奈川93人、千葉68人、大阪59人。

〔子どもの足を椅子に固定〕長崎県五島市の認定こども園で、幼稚園教諭(女性、30歳代)が昨年12月と今年1月、自分の椅子に片足を乗せて昼食を食べていた3歳児4人の足をモールで椅子に30秒ほど固定していたことがわかった。教諭は指導のつもりだったと説明したが、園は2月22日の保護者会で「不適切だった」と謝罪。園によると、この教諭は他にも、出席簿や手で園児の足を軽くたたいて注意することもあったという。

〔裸の画像送らせ、逮捕〕2月28日、東京都青梅市の保育士(23歳、男性)が昨年11月、宮城県内の女子中学生に撮影させた裸の画像を送らせたとして児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、逮捕された。2人はLINEでやりとりしていた。

〔塩による死亡事件で和解〕2015年8月、岩手県盛岡市の認可外保育所で1歳児が塩を混ぜた飲みものを与えられて死亡した事件で、2月26日、地裁で和解が成立。両親は元保育所経営者に約6270万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていた。和解内容は非公表。元経営者は傷害致死容疑で逮捕されたが処分保留で釈放。盛岡区検は業務上過失致死罪で略式起訴したが、盛岡簡裁は正式裁判の開廷を決定。盛岡地裁は昨年9月、求刑(罰金50万円)を上回る禁錮1年、執行猶予3年の判決(有罪)を言い渡した。

〔理事長が私的流用〕秋田県秋田市の認定こども園を運営する学校法人の理事長(男性)が、市からの給付費など少なくとも200万円を私的流用していた疑いがあることがわかり、調査中。2015年4月~18年8月の間に、生活用品購入や自家用車のガソリン代、私的な旅行などの支払いに給付費や保護者から徴収した保育料を充てていた疑いがある。理事長は全額弁済する意向。2017年12月に県の監査で発覚した。同園には経理担当職員はいなかったという。

〔71人、ノロ感染症〕和歌山県田辺市の幼稚園(園児267人)でノロウイルスの集団感染。3月1日までに園児66人と職員5人が症状を訴え、いずれも軽症。2月19日から有症状者は出ていたが、風邪や胃腸炎などと診断されていたという。2月28日に園児29人が症状を訴えたため、4人を検査したところ、全員からノロウイルスが検出された。


★できごとの「事実」には著作権が発生しえないとわかりましたので、ニュースの掲載を継続します。元の記事に含まれている論評等は掲載しないか、必要に応じて元の記事にリンクを貼ります。★


〔送迎禁止は「不適切」〕2016年8月、香川県高松市の私立認可保育所に通っていた1歳児の母親が送迎を禁止され、母親以外の送迎が難しいことから、同9月に退所したことについて、市が「不適切だった」として両親に謝罪していたことがわかった。仕事の都合から保育時間の延長について母親が何度か保育所を相談に訪れるうち、「保育士がおびえている」「送迎はご遠慮ください」などと言われたという。市は母親から相談を受け、聞き取りを実施。保育所側は「保育時間の延長には応じようとしていた。保育士の追加が必要で、態勢が整う前に預かれなかった」と釈明。市は保育所が母親に十分な説明をしていなかったと判断。両親に謝罪した。(2月20日、朝日)。〔掛札コメント〕私立保育園の裁量範囲を論じた記事のようなのですが、これだけの状況説明では…。唯一言えることは、話が始まった時から園は自治体に報告を続け、「送迎は遠慮を」と言うに至る過程が逐一わかるようにしておくべきだということです。後から説明をする事態は避けましょう。

〔危険が指摘されていた遊具でケガ。損害賠償〕危険箇所が指摘されていた公園遊具で利用者にけがをさせたとして、京都府木津川市市議会は損害賠償金約88万円の専決処分の承認を求める。2018年2月、1歳児を抱いてバネ付きの1人乗り遊具に乗った祖母の女性が後ろに転倒、背骨の一部を折るけがを負ったもの。遊具は2017年10月の点検で、ハンドルがぐらつくとして修繕が必要とされたが、利用できる状態になっていた。女性とは今年1月に示談が成立。遊具は撤去された。(2月15日、京都新聞)

〔犬に咬まれて死亡で祖父母を書類送検〕2017年3月9日、東京都八王子市の住宅で、10カ月児が室内で放し飼いにされていたゴールデンレトリバー(体重37キロ)に頭をかまれて死亡した事故で、2月19日、飼い主だった児の祖父母が過失致死容疑で書類送検された。犬に対する注意を怠り、児を失血死させたとしている。祖父母は容疑を認めているという。この日、児は保育園で発熱して母方の祖父母宅に預けられていた。 (2月19日、毎日)

〔秋田県に8歳児が咬まれる〕大分県中津市の路上で2月14日夕方、8歳児が体長1メートルの秋田犬にかまれ、顔にケガをして病院に運ばれた。命に別条はないという。この犬の飼い主は当時、その場所から離れ、畑で作業をしていた。(2月15日、テレビ大分)

〔不適切な保育で改善勧告〕福岡県福岡市東区の認可保育園で不適切行為が13件あったとして、市は2月15日、児童福祉法などに基づき園を運営する社会福祉法人に改善勧告を出した。情報提供を受けて1月11日から特別指導監査し、職員約50人に聞き取りをするなどしていた。その結果、少なくとも8人の保育士が2016~18年度に園児を「バカ」「ブタ」などと呼んだり正座をさせたりした他、園児が吐き出した給食を口に入れたり、押し入れに閉じ込めたりするなどの行為13件を不適切な保育と認定した。2017年12月にも情報提供があり、市が園に事実確認を指示。園は2018年2月、保育士4人が2017年度に、園児の口にセロハンテープを貼る、園児を倉庫に入れる、怖いお面を使って叱るなどの不適切な保育をしていたことを報告。だが、昨年7月にも情報提供を受けて職員の聞き取りを実施。この時は新たな不適切行為は確認できなかったが、昨年12月、園の元保育士が「(市の聞き取り調査に対し)話さないよう口止めされていたと同僚から聞いた」と証言するテレビ報道があり、市が特別指導監査を行ったもの。(2月15日、毎日)

〔小学生が3歳児を救う〕迷子になって道路に飛び出した3歳児を助けた山口県下関市の小学校に通う児童3人(4年、5年)に、2月8日、警察から感謝状が贈られた。1月下旬、下校中の3人が交差点で、横断歩道の信号は赤にもかかわらず国道を渡ろうと駆け出した児をみつけ、引き留めて、抱きかかえて歩道へ戻った。保護者が見当たらなかったので、近くの交番に連れて行った。その10分ほど前、同じ交番に児の親が「散歩中にいなくなった」と届け出て捜していた。3人にはそれぞれ弟がおり、3歳ぐらいは目が離せない時期だと知っていたという。「車にはねられるかもしれないと思って、とっさに体が動いた。学校で、迷子を見つけたら交番や大人に伝えるよう言われていたので、その通りにした」と。(2月9日、朝日)

〔園の節分行事がネット上で問題に〕兵庫県姫路市内の認可外保育施設で撮影された動画(約2分)がインターネット上に投稿され、県や市に「虐待ではないか」といった通報が寄せられていることが2月8日わかった。市は昨年12月に施設を立ち入り調査し、聞き取りを実施した。動画は昨年2月の節分行事を撮影したものとみられる。12月、海外向けネットメディアが英語の記事とともに自社サイトに掲載し、動画投稿サイトにも投稿した。動画は約2分間で、嫌がる児を女性職員が差し出し、赤鬼が足を持って振り回すなどしている。振り回された勢いで男児のズボンとパンツがずれるシーンもある。赤鬼役の40代男性は取材に「行事の性質上、派手にやってしまった。パンツがずれていることには気づかなかった」と説明。投稿が発覚後、保護者らに説明と謝罪をしたという。(2月9日、神戸新聞)

〔米を盗んでいた調理員、懲戒処分〕埼玉県富士見市は2月8日、勤務していた市立保育所の給食用の米を持ち帰っていたとして、男性調理員を停職6カ月の懲戒処分にした。同日付で依願退職。2016年12月頃から月に2回程度、約25回にわたって倉庫にあった約20キロを自宅に持ち帰った。米が減っているとの情報があり、市が調査して発覚。「自宅の米がなくなり持ち帰った。申し訳ない」と話しており、米は返したという。(2月8日、日刊スポーツ)

〔保育園近くでクレーンが横倒し〕1月28日午前10時頃、兵庫県神戸市須磨区のマンション建設現場で、高さ約15メートルのクレーン車がアームをあげた状態で横倒しになった。アームの一部は隣接する産婦人科医院の駐車場に倒れ込んだが、駐車場に車はなく、けが人はいない。反対側の約20メートル先には保育園があり、当時、園内では活動が始まっていたが被害はなかった。工事責任者は「足元の支持がちょっと弱かったのが原因」「足元をすくわれて転倒したので、それ以上はない」と話しているという(1月28日、TBS)。〔掛札コメント〕「それ以上はない」って…。「足元の支持がちょっと弱かった」でクレーンが倒れては…。

〔姫路の園、詐欺の疑いも〕定員を超える園児を受け入れ給食を十分与えなかったことなどが問題になった兵庫県姫路市の認定こども園の元園長が、園児の数を偽って申請し、給付金820万円をだまし取ったとして、警察は、詐欺の疑いで取り調べている。容疑が固まりしだい、逮捕する方針。(1月31日、NHK)

園敷地内で交通事故〕1月24日午前7時35分頃、大分県大分市内の保育園の敷地内で、2歳児が、同じ園に子どもが通う保護者の乗用車にはねられ、頭を打って病院で死亡した。この保護者が自分の子どもを敷地内の駐車場で降ろし、車を発進させた後、別の車から降りた児をはねたという(1月24日、共同通信)。〔掛札コメント〕またもや、はねた側の保護者の職業を書き(怒)、この記事には両者の実名すら入っていました。自分には落ち度がない青信号で車にはねられた経験を2度している者として、声を大にして言います。交通事故は「つい、うっかり、ぼんやり、めんどくさい」の脳を持った人間が車を運転している以上、運転者の誰もが「加害者」になり得、「被害者」側にも「加害者」側にも大きく影響する事故です。こちらの5-4の第4回と第7回の内容、こちらのB-1の「駐車場の安全」「門扉、玄関ドアから出る時の注意」をご活用ください。

〔絞扼死亡事故で園長不起訴〕2017年4月、香川県善通寺市の保育所で3歳児が雲梯の隙間に首を挟んで9か月後に死亡した事故をめぐり、書類送検された園長について、地方検察庁は嫌疑不十分で不起訴とした。国は、子どもの頭や首が挟まれて抜けなくなるような隙間を遊具に設けてはならないという指針を守るよう求めており、警察は昨年2月、危険性を認識せず、安全対策を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで書類送検していた。1月24日、「事故があった雲梯は指針が求める基準を満たしていなかったが、70ページ以上に及ぶ指針を読んで理解するのは困難で、子どもが隙間に首を挟んで死亡することを予見するのは難しかった」などとして不起訴にしたもの(1月24日、NHK)。〔掛札コメント〕この事故についてはこちら(6-2)。現場にわかり、実際に使える指針を作っていない国の責任、およびこの遊具を作ったメーカーの責任は? 「指針が理解しにくいから、予見は難しい」っていうのは不思議な理屈です。

〔ベビーシッター利用者は8人〕小池東京都知事が本年度に始めたベビーシッター利用者への補助事業について、都民からの申し込みが1月21日時点で8人しかいない(制度導入は4区1市のみ)ことが、東京新聞の調べでわかった。都は1500人の利用を見込み、50億円の予算を付けていた。準備に時間がかかって開始が遅れた上、窓口となる区市町村から保育の質の確保に懸念を示す声が出ている。 都は新年度予算で、利用者の見込み数を500人ほどに減らす一方、1日当たりの利用可能時間を8時間から11時間に増やし、利用しやすくする方針。シッターを1日8時間、月20日間利用した場合、最大で28万円の補助となり、自己負担は4万円程度(1月24日、東京新聞) 。〔掛札コメント〕11時間、一人のシッターさんがみるんですか?

〔800キロのひさしが落下〕大阪府松原市の市立小学校で、校舎入り口の高さ3メートル位置にあった重さ約800キロのコンクリート製のひさし(幅210センチ、奥行き92センチ、厚さ16センチ)が根本部分から折れて落下しているのが見つかった。けが人はない。1月15日朝に出勤した校長が発見したが、12日午後7時ごろまで異常はなかった。13、14の両日は職員、児童とも不在だったという。校舎は鉄筋コンクリート造りで築約60年。建築基準法に基づき、3年に1度校舎の点検を行っているが、ひさしは点検していなかった。(毎日、1月19日)

〔アレルギー食材を記載せず〕1月9日、福島県伊達市の小学校で、鶏卵アレルギーのある児童1人が給食で出た「いちごもち」を食べたあと腹痛などを訴え、病院で治療を受けた。給食の食材を納品した団体が、アレルギーの原因となった成分の一部(鶏卵卵白)を一覧表に記載していなかった。一方、給食で出た「いちごもち」の袋には原材料の欄に「乾燥卵白」の記載があると、腹痛を訴えた児童のきょうだいから保護者を通じて指摘があったという。 (1月18日、NHK)

〔食材の誤発注で発症〕福岡県那珂川市で1月10日、市立小学校児童3人がアレルギー症状を発症、うち1人が搬送された。いずれも乳成分に対するアレルギーがあった。市教委によると、食材は市学校給食会が一括発注し、全7校が同じメニューだった。その際、すべての野菜コロッケを乳成分なしにする予定だったが、乳成分を含む野菜コロッケで発注したという。(1月12日、西日本新聞)

〔組体操について国連委員会が審査〕日本の組体操の危険性について、国連の「子どもの権利条約」委員会が、傷害などからの保護を定めた同条約に違反しているとの指摘を受け、今月始まる対日審査で審査対象とすることが1月12日、わかった。日本の人権団体「ヒューマンライツ・ナウ」が組体操は「極めて危険で重大な事故も起きているのに、日本政府は子どもを守る方策を十分に講じてこなかった」とする報告書を提出し、委員会が受理した。報告書は組体操の実施見直しを日本政府に勧告するよう委員会に求めている。 (1月12日、共同通信)

〔墓石の下敷き事故で示談〕2018年2月、長野県高森町の墓地で町立保育園に通っていた4歳児が墓石の下敷きになって死亡した事故で、町は保育活動中の事故と責任を認めたうえで、両親に5700万円余の賠償金を支払う方針を固め、示談が成立する見通しとなった。1月7日の町議会臨時議会で、町が提出した賠償額を定めた議案が全会一致で可決された。事故の検証委員会報告書は、今年度末までにまとまる見通し。(1月8日、NHK)

〔学童クラブで子どもを粘着テープで固定〕栃木県那須烏山市の小学校内の放課後児童クラブ(NPO法人運営)で昨年12月27日、昼食時に歩き回るなどした小学校1年生の両脚を女性職員が粘着テープで正座の姿勢に固定していたことがわかった。別の職員がすぐに気づいてはがし、児童にけがはなかった。同法人は児童と保護者に謝罪した。翌28日の聞き取り調査に職員は「何度も注意したが言うことを聞かなかったので、歩き回らないように貼った」と話しているという。同法人はこの職員を1か月の謹慎とし、この職員を含む計4人を減給処分とした(1月12日、読売)。〔掛札コメント〕学童の運営基準がゆるくなったら、子どもも職員も…(これ以上は言うまい…)。

〔2億7000万円を着服〕大阪府大阪市城東区にある保育所の元副園長(男性、56歳)が業務上横領の疑いで逮捕された。2013年からの約3年間に84回にわたり、法人の運営資金を自分の口座に振り込むなどしてあわせて約2億7000万円を着服した疑い。横領した金を石油などの先物取引に使ったといい、「自分が理事長の社会福祉法人を立ち上げるための資金を作ろうとした」と容疑を認めている。 (1月9日、MBS)

〔改善指導の結果を公表しているのは11自治体のみ〕保育施設への検査権限をもつ121自治体(都府県、政令市、中核市)中、改善を指導した施設名と指導内容を公表している自治体は1割に満たないことが、読売新聞の調査(昨年11~12月)でわかった。公表していると答えたのは、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、新潟市、福岡市、広島市、高崎市、八王子市、姫路市、松山市。公表しない理由について「人手不足で手が回らない」「保護者の不安をあおる」「施設の運営を妨げかねない」「公表に関する統一的な基準がない」など。また、今回調査の対象とした121自治体が2017年度中に検査したのは、約3万7000施設のうち68%。「全施設の検査を行っておらず、一部のみの公表は不公平」とする自治体もあった。(1月8日、読売)

〔組体操の事故、兵庫県が3年連続で全国最多〕2017年度、兵庫県内の小中学校で発生した組体操中の事故件数は566件で3年連続の全国最多(前年度より35件減少)。西山豊・大阪経済大教授が日本スポーツ振興センターの件数データから分析したもの。県内の児童・生徒1万人に対する負傷人数は12.8人で全国平均(4.5人)を大きく上回った。組体操についてはスポーツ庁が2016年3月に安全確保の徹底を通知、以降、全国では多くの学校が実施自体を取りやめたが、兵庫県内の公立小中学校(神戸市を除く)では約8割が組み体操を実施しているという。県教委は「段数とけがに相関関係がない」として、ピラミッドやタワーの段数制限を行っていない。事故の原因として多いのは、補助倒立や、肩の上に人を乗せる2人技、太ももの上に人を乗せる単純な技などだという(1月2日、読売) 。〔掛札コメント〕「段数とけがに相関関係がない」と言い切れる根拠がどこにあるのか興味のあるところですが、そもそもこの分析自体、各県で組体操を実施している学校の児童・生徒数あたりの発生数で考えなければいけないわけです。学校の8割が実施しているということは、当然、そのぶんケガは増えるわけですから。児童・生徒1万人に対する数では、正しい発生率になりません。