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2020年のニュース: 1月19日


重要なニュースはタイトルを赤字にしてあります。
検索を容易にするため、県庁所在地であっても都道府県名を入れています。

〔午睡中にわいせつ行為で現行犯逮捕〕北海道札幌市の市立保育園で1月16日午後3時頃、保育士(男、32歳)が子どもの昼寝中、ふとんの中に手を入れて男児の下半身に触っていたとして、強制わいせつの疑いで現行犯逮捕された。迎えに来た母親が警察に110番通報した。保育士は容疑を認めている。また、17日に園側が開いた保護者説明会では、他にも被害があったことが報告された。〔掛札コメント〕ペドフィリアを入職前にみきわめられないかとお尋ねいただきますが、現状ではそのような方法はありません。実際、当人が、仕事に就いてから悩んでいる可能性もあります。「役立つリンク」の「保育士さん、保育園看護師さん、保育関係」項に「性障害専門医療センター」のリンクを置いてあります。

〔11歳がインフルエンザ脳症〕富山県県東部の小学校に通う11歳児が、冬休みの間にインフルエンザに感染して入院、1月14日、インフルエンザ脳症で死亡した。

〔石膏ボードを踏み抜き、3メートル転落〕愛知県名古屋の市立中学校で昨年12月27日、部活動の時間中に1年生が体育館の屋根裏から転落し、足の骨を折る大ケガをした。屋根裏に入ったところ、石膏ボードの底が抜け、約3メートル下の階段に転落した。屋根裏へ行くには梯子を上る必要があり、普段人が立ち入ることはないため、入り口部分に鍵は取り付けられていなかった。生徒は学校側の聞き取りに対し、「掃除をするために入った」と話しているが、清掃を指示した顧問教師は「目の届く範囲で掃除するように」と伝えていたという。

〔工事の塗料が子どもにかかる〕1月16日午後3時40分頃、大阪府大阪市住之江区の市立小学校の中庭で、工事業者がウインチで引き上げる際、一斗缶を誤って落とした。入っていた塗料が飛び散り、顔や体にかかるなどして児童8人と職員1人が病院に運ばれた。症状は軽いという。業者は校舎の外壁改修などの工事中だった。

〔茨城県、立入調査結果を公表へ〕茨城県水戸市の認可外保育施設で2018年9月、生後2カ月児が死亡した件に関連して、県は昨年、県内認可外保育所で5年間に4件の死亡事故が起きていたことを明らかにした。しかし、2015年6月の事例(つくば市、1歳5カ月児が浴槽で溺死し、業務上過失致死の罪で経営者が有罪)以外は詳細が公表されていない。水戸市の死亡事故の検証報告書では、認可外保育施設の立入調査結果の公表の検討を求めるなどの提言をしており、県は2020年度から、認可外保育所に関して調査結果を公表する方針を決めた。現在、結果を公表しているのはつくば市だけだという。

〔ニホンザルに咬まれ、ケガ〕大阪府茨木市で1月13日夕方、帰宅途中の5歳児がニホンザルに右足首をかまれて、けがをした。先月12月、吹田市で4歳児が、今月3日には茨木市で6歳児がニホンザルに襲われ軽傷を負っている。

〔全校生徒の個人情報を紛失〕静岡県掛川市は1月17日、市立中学校に勤務する非常勤職員が全校生徒640人分の名簿など個人情報が掲載された書類を紛失したと発表した。教育的支援を要する生徒269人に関する留意点や健康面の注意点などを記載したリストも含む。職員は同日午後、勤務終了後に名簿やリストをかばんに入れ、私用のため車で袋井市役所に立ち寄った。その際、かばんを車内に放置していたとみられ、職員は帰宅した時点でかばんがなくなっていることに気づいたという。これらの書類は、市が校外への持ち出しを禁止している。

2017年に起きた保育園のプール水死事故(さいたま市緑区)で、業務上過失致死罪に問われている元園長と保育士の裁判で、検察側は2人に禁錮1年を求刑。12月9日の裁判で、検察側は園長に対し「園長の立場でありながら、監視のガイドラインを実行しないなど、監視体制について真剣に検討せず、責任は重大」と指摘。また、保育士については「監視以外の業務を後回しにして、普段以上に監視を徹底すべきだった」とした。園長の弁護側は「事故の前からプール遊びについて、子どもから目を離さぬよう注意や指示はしていて、相手に謝罪するなど反省の態度を示している」と主張。保育士の弁護側は「組織自体の体制が不十分であり、被告のみの過失とはいえない」と述べ、情状酌量を求めている。〔掛札コメント〕当然ですが、「ガイドライン」という言葉が使われています。これが、「ガイドライン前」と「後」の社会的責任の違いです。

(2020年1月8日)
〔小学生の顔をメラミンスポンジでこする〕三重県伊賀市の学童保育施設で12月23日、70代の支援員が小学2年生の顔をメラミンスポンジでこすり、軽い炎症を負わせた。ほおについた油性ペンの線を手洗い場で落とそうとした際、清掃用に置いてあったスポンジで顔をこすったという。児の顔には直径約2センチの赤い痕ができ、通院。現在は完治しているという。

〔身長制限に違反して事故〕栃木県宇都宮市の動物園で1月3日、6歳児が身長制限に達していない(140センチ以上のところ約130センチ)のを知りながら係員がゴーカートに一人で乗車させ、車が鉄柵に衝突、子どもが重傷を負った。

〔路上でサルに襲われ、ケガ〕大阪府茨木市で6歳児がサルに咬まれ、足に軽いけがをした。1月3日午後5時頃、路上で友達数人とかくれんぼをしていたところ、電柱の陰からサルに襲われた。サルは今月1日から連日、現場近くで目撃されている。

〔生徒を結束して授業〕奈良県奈良市の塾経営者(60代、男性)が去年11月、10代の女子生徒の首と両足を犬用の首輪で結束したまま、3時間にわたり、個別授業を受けさせたとして、監禁の疑いで逮捕された。容疑を認めている。理由も言わずに首輪をつけるよう命じたという。生徒にけがはなかったが、3日後に母親とともに警察に相談した。

〔学童保育で運営費の不正使用〕静岡県静岡市清水区の学童保育で、運営費の不正使用があった可能性が指摘されている。市に10月ごろ匿名で「一部の支援員が出勤簿に勤務実態がない支援員の名前を書き入れ、支出した人件費を着服している疑いがある」と通報があった。内部調査に対して会計処理担当の支援員は「アルバイトの人の名を借りて支払った」と答えているが、説明のつかない部分があるという。この施設では昨年3月、継続して働く意思を示していた支援員との契約更新を巡り、国の通告規則を満たさない形で一方的に雇い止めをする雇用管理の問題点も浮上している。同施設には市立小の児童約100人が通い、2019年度の登録支援員は12人。

〔副園長、暴力で4度目の逮捕〕福岡県宗像市の認可保育所で、当時の副園長が園児と同僚の保育士に暴行してけがをさせたとされる事件で、副園長が暴行容疑で再逮捕された。逮捕は4度目。2018年8~12月、保育園で保育士の口付近を手で1回殴ったほか、取り上げた書類の束で顔を殴るなどしたことが容疑。

(2019年12月31日)
〔1割以上の保育施設で交付金を処遇改善に使わず〕平成28年度と29年度の2年間、職員の処遇改善のために支出した交付金のうち7億1900万円余が、実際は賃金の上乗せに使われていないか、または使われていない可能性の高いことが会計検査院の調査でわかった。全国の保育施設から抽出調査した6000か所余りのうち、延べ660施設が該当。理由について多くの保育施設は「失念していた」と回答したという。〔掛札コメント〕やっぱり。まわりの園長さんたちは「この交付金は、処遇改善に使わなければわかってしまう」と言っていたけど、結局、みつかったら「忘れていた」と言えばすむわけです。見つからなければ、悪いことをしてもいい、そういう文化の中に生活している人たちが保育園なんてしていていいのでしょうか。会計検査院だってアホじゃないですから、ちゃんと無作為抽出しているはずです。ということは、交付金の対象の1割以上が同じことをしている。いいかげんにしていただきたい。一方、キャリアアップとかにせっせと出ているのに給料が上がらないなあと思っている職員の皆さんにも、責任はあります。どうして自治体や厚生労働省等に言わないのですか? ダメなことをダメと言わない人たちが、次世代のおとなを育てていていいのでしょうか?

〔港区で保育施設開設とりやめ〕東京都港区は、4年間の期間限定で白金台に建設・運営を計画していた保育施設(民間委託園)について、開設を取りやめることを決めた。建設予定地が周辺に住む子どもたちの遊び場となっており、住民から「遊び場がなくなる」「植えられている木を切らないでほしい」といった反対意見が相次ぎ、着工が延期されていた。建物規模縮小などの検討を進めてきまが、かわりの遊び場を見つけることができなかったほか、着工延期で開設期間が短くなり、運営事業者が採算を取れないことから、開設を取りやめる。〔掛札コメント〕「子どもたちのために、なんでそれくらい我慢できないんだ」と言うのは簡単。自分の住む場所に来ない限りはね。英語ではこの態度をわかりやすく、NIMBYと言います。Not In My Backyard「(どこでやってもいいけど)うちの裏だけはお断り」。無理に建てても、訴訟やいやがらせになるのは明らか(訴訟やいやがせをする側にも理があります)。子どもも保育士も保護者も疲弊。だから、とりやめは賢明。

〔鉄棒から落ちて重度障害、提訴〕福井県の県立高校で2016年11月、体育授業中に鉄棒から落ち、重い障害を負った男性と両親が県に約1億4000万円の損害賠償を求めて提訴した。事故の時、男性は鉄棒を両膝で挟み込みながら後ろに回る「後方両膝掛け回転」を練習していた。授業担当の講師から技や注意点の説明はなかった。回転しきれずに厚さ約4センチのマットに頭から落ち、頚髄損傷で首から下がまひ、身体障害等級1級と判断された。原告側は、頚髄損傷が疑われる場合は「動かさずに救急車を要請することが鉄則」なのに、落下直後、講師は動けなくなった男性の首を何度ももみ、無理に体を起こし、頭や首を固定しないまま他の教諭らと担架で保健室へ運んだと主張。また、補助を付けたりマットを厚くしたりする対策が考えられるとし「県が適切に指導監督しておくべきだ」と訴えている。〔掛札コメント〕事故時の対応方法を知らず、責任を取る気もないなら、リスクが高い活動はしないこと。するなら、保護者とリスク・コミュニケーションをして、了解のとれた児童・生徒のみを対象とすること。「それじゃ、子どもが育たない?」…長時間保育、長時間学校を前提とした社会をやめて、保護者と子ども本人の責任下で活動をする社会にすればいいのです。夢じゃありません、東アジア以外の世界の大半はそういう文化ですから。