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1-9 (B-4). 「感染を防ぐため」から「除菌」「消毒」まで

(2020年1月28日。2月16日加筆)

 新型肺炎(新型コロナウイルスCOVID-19)に関する速報は、こちらに蓄積しています。

 この稿は並木由美江先生(全国保育園保健師看護師連絡会の前会長)にもお手伝いいただき、必要な箇所については、感染症専門医にも確認をとっています。そして、B-4の内容の「保護者に体調不良を伝える」とも関連するので、安全の1-9兼コミュニケーションのB-4として掲載しています。

●「感染を予防するため」…ではありません
●「消毒」薬を噴霧してはダメ
加筆(2月16日)●塩素系の「除菌・空気清浄機」は?
●保護者が「感染症を防いで」と言うから…
●清潔にしすぎれば、生き物として弱くなる
●「テーブルは洗ったフキンで拭けばいい」
●手洗いの習慣づけは重要
●職員を守る、子どもを守る

「感染を予防するため」…ではありません

 園だよりやクラスだより、掲示等に「感染を予防するために」「感染症を予防するために」手洗いやうがいをしましょう/受診をしましょう/家庭で過ごして…と皆さん、お書きになります。ですが、これは正確ではありませんし、コミュニケーションとしても効果的ではありません。掛札が勝手に言っているわけではなく、感染症を専門とする医師たちが言っていることです。

 まず、前提となる定義です。「感染」とは「うつること」。「感染症になる」とは「症状が出ている」「発症している」こと。でも、うつった人すべてに症状が出るわけではありません。菌やウイルスをもらっても症状が出ない人(不顕性感染)もいますし、軽い症状が出るけれども発症しているとは気づか(れ)ない人もいる。いずれであっても他人には感染させます。

 そして、感染症の中には、効果的なワクチンが開発された結果、予防接種によって免疫をほぼ確実に獲得(小児科学会)できるものがあり、この中には子どもや高齢者では特に合併症のリスクが高いものもあります。ですから、以下に書くのは、現時点では効果的なワクチンがない、または、もともとヒトの体の中にいて感染自体を予防できない感染症の話です。予防接種の勧奨は、以下に書くこととは別の話であり、保護者が拒否するとしても勧奨はしてください。

 あれ? …ちょっと待ってください。ここで考えてみると、一番上の段落の意味がわかっていただけると思います。たとえば、「はしか(麻疹)が流行しているから、妊娠している人は人混み等を避けて(=できれば感染しないように)」とは言いますが、それ以前に「はしかの予防接種を受けておきましょう」ですよね。「麻疹ウイルスは目に見えないし、感染力が非常に強いから、感染はしてしまうかもしれない。でも、感染しても大丈夫なように」予防接種を受けるのです。

 さて、「感染を予防するために」ではないなら、どう書けば(伝えれば)いいのでしょうか。「蔓延、合併症、重症化を防ぐために」とお書きになることをお勧めします(ただし、これは個別の感染です。給食や餅つき等を介した集団感染は別の話であり、集団感染はもちろん感染そのものの予防努力をすべきです)。

 インフルエンザやヘルペスのウイルス、ノロウイルス、エンテロウイルス(風邪様症状、手足口病、ヘルパンギーナ等)、サルモネラ菌、大腸菌…。ウイルスや菌による感染症の「感染」自体を防ぐことはほぼ不可能です。感染症の多くは、潜伏期間中(=症状が出る前)にすでに周囲に菌やウイルスをばらまいています。人体にもともといるウイルスもあります。そして、感染しても全員が発症するわけではありませんから不顕性感染も多く、そこから他の人が感染することも多々あります。「感染」自体を防ぐことは、不可能ではないとしても、きわめて困難なのです。そして、一般的な感染症の場合、「感染ゼロ」は幻想です。

 健康な成人であれば、感染しても症状が出ない(不顕性感染)、症状が出てもたいしたことはない、ということが多いでしょう。でも、子どもはまだ体力がなく、免疫力も弱い。症状のある子どもがどんどん増えたり、合併症を起こしたり、重症化したりすることも少なくありません。そして、集団保育のもとでは、一人ひとりの症状をしっかり追跡しきれない場合もあります。だから、症状が出ている子ども、体調が悪いこどもは、「合併症や重症化を防ぐために」家庭で(みられるなら)みてほしいということになります(場合によっては、家庭にいるより、園にいたほうがいいということもあるでしょうから、「なにがなんでも家庭で!」ではありません)。

 「(個別の)感染自体を防ぐことはできない」、にもかかわらず、「感染を予防するために」と言い続けるから、「園でうつされた」「感染させないで」と言った保護者の言葉(認知)を生んでしまうのです。「おケガをさせてしまって申し訳ありません」と言い続けるから、「園でケガをさせられた」「ケガをさせないで」という言葉(認知)を生んでしまうのと同じです。言葉が人々の認知(考え方)をつくるのですから、言葉は正確に使うべきです。まず、「感染を予防するために」とだけ言うべきではありません。感染ゼロは不可能なのですから(「感染を予防するため」と言うな!とは言っていません)。

「消毒」薬を噴霧してはダメ

 それでも「感染予防」のためにと思って、園ではせっせと次亜塩素酸ナトリウム(ピューラックス、キッチンハイター等)の希釈液をお使いになっていると思います。次亜塩素酸ナトリウムは、厚生労働省が「消毒」に効果があると認めているものであり、それなりの「消毒」効果はあります(菌やウイルスがゼロになるということではありません)。

 でも、「消毒」ができるほど強い薬剤ですから、使い方には要注意です。次亜塩素酸ナトリウムがミスト(霧)化されたものを呼吸器(肺)に吸い込むことは、塩素によって呼吸器に障害をきたす危険性がありますから、これらをテーブル嘔吐物に噴霧するのはやめてください。まして、部屋の中(空中)に噴霧するのは禁忌です。特に、子どもの呼吸機能はまだ発達途上。子どもたちが塩素を吸い込むのは危険です。

 「噴霧しないで」とは、ピューラックスのサイトにも書いてあります。そして、「呼吸器に吸い込まない」という点では、アルコールも同様です。園の玄関等に置いてある手指消毒用のアルコールも手指にだけ付くよう、吹き付ける時に子どもの顔が近くにないよう、留意すべきでしょう。噴霧しないなら、どうすればいい? 最後にも書きますが、清潔な布、フキンで拭く、これが原則です(厚生労働省『感染症ガイドライン』の抜粋)。

塩素系の「除菌・空気清浄機」は?

 「噴霧しないで」とお話ししているなかで出てきたのが、「次亜塩素酸水の除菌剤、空気清浄器を使っているのだが、それもダメなのか?」というお尋ねです。

 「除菌」「消臭」をうたった清浄機(次亜塩素酸や二酸化塩素等を使用)や置き型/吊り下げ型の製品は多数、販売され、未就学児施設でも用いられているようです。並木由美江先生経由で国立感染症研究所の先生に確認したところ、「消毒」剤とされている化学成分の製品以外は、菌やウイルスに対する効果があるとはみなされていないそうです。「除菌」は、「殺菌」でもなければ「消毒」でもありません、ましてや「滅菌」でもありません。また、インフルエンザやノロはウイルスであって、菌ではありません。「除菌・消臭」と銘打った製品の広告には、あたかも対ウイルス効果があるかのように書いてあるものもありますが。(「除菌」に対するイメージ等はこちら。静岡県環境衛生科学研究所のリーフレット)
(同研究所はいろいろな商品テスト情報のリーフレットを出しています)

 つまり、メーカーや販売者に「これは消毒をするものですか?」と聞いて、「そうです。消毒です」という返事が返ってこなかったら、それは厚生労働省レベルでは効果が保証されていないということになります。

 もちろん、製品の宣伝には、「効果」を示す論文等が示されているでしょう。こうした研究はほぼ実験室実験であり、実生活中において疾病等のリスクを下げる事実を示す研究ではありません(実生活の中の効果を示すには、多数を対象にした長期実験が必要です)。「効果を信じて」除菌製品を使うこと自体は、問題がないのかもしれません。ですから、掛札も並木先生も「使用してはいけない」とは言っていません。

 けれども、公衆衛生学上は問題があります。塩素系その他の化学物質が空気中にミスト(霧)化されたもの、蒸散されたものを、日常的に、かつ長期的に肺へ吸い込み続けることの危険性は、明らかになっていないからです(保育園の場合は、子どもが1日11時間以上、毎週5日も6日も、5年も6年も吸い込み続ける、です!)。こうしたミスト化「除菌」「清浄」機や蒸散型の製品が普及し始めたのはここ数年ですから、現状、私たちは未就学施設において人体実験をしていると言うことすらできます。次亜塩素酸ナトリウムのところに書いた通り、塩素は呼吸器にとっては有害なのです。市販されている「除菌」剤がもし本当に効果があるほど強いなら、呼吸器にとっては…?

 もちろん、たとえば20年後、一部のおとなの中に呼吸系の問題を抱える人たちが出てきた時、「保育園で吸い込んでいた化学物質がいけないのではないか」と因果関係を言うことは困難でしょう(タバコの健康被害の立証に何十年もかかったことを考えてください)。ですから、今、こうした清浄機や「除菌」製品を使うことで、園やメーカーが将来、なんらかの責任を問われることはないのかもしれません。ですが、大学院へ行くまで公衆衛生の分野にいた者として、掛札はこの長期的健康リスクを念頭に置くべきであろうと思います。

 同様の「除菌」清浄機は歯科医院等に設置されているようですが、医院の待合室は、毎日、長時間、過ごす場所ではありません。一方、園は、まだ発達途上にある子どもが毎日、長時間、過ごす場所です。

 ちなみに、夏、効果があるとして使われている吊り下げ型の虫忌避剤については、消費者庁が「表示されている効果を裏付ける科学的根拠が示されていない」としています。商品テストでも、標榜されているような効果は期待できない一方、拡散した成分で体調を崩す場合もあるとされています。塩素を用いた「除菌」剤も将来、これと同様に扱われる可能性がないわけではありません。「国レベルでは効果が認められていない」以上に、「長期的な健康リスクがわからない」のです。

 同様のことは、二酸化塩素を使っている商品(クレベリン等)にも言えます。この件については、薬剤師さんが「毒性は不明」とこちらに書いています。

(2020年2月16日加筆)
 「厚生労働省が『次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムと同様に効果があり、かつ安全だ』という文書を出している」とあちこちでうかがいましたので、調べました。これがその文書ですが、2009年8月19日の審議会に機能水研究研究振興財団が出した要望書(資料4-2)であり、厚生労働省が次亜塩素酸水の効果や安全性を示した文書ではありません(著者の名前も「厚生労働省」という記載もPDFにありません)。厚生労働省のサイトに載っているのだから、厚生労働省の資料だとは思わないでください。また、二酸化塩素(クレベリンの類)については2014年、消費者庁が措置命令を出しており、問題全体については「空間除菌グッズの健康被害事例と行政措置命令」にまとめられています。さらに、次亜塩素酸ナトリウムを含むとされている空間除菌剤では自主回収事例も出ています。

保護者が「感染症を防いで」と言うから…

 「除菌」が広まる背景には、「感染症を防いで」「うちの子にうつさないで」といった保護者の言葉があるのでしょう。でも、冒頭に書いた通り、感染自体は予防できないのです。その点を4月の段階で、あるいは園見学の段階ではっきり言っておくべきです。「ここは集団で、密接に関わりあいながら子どもたちが過ごす場所です。個別の感染そのものを防ぐことはできません。感染は絶対にさせたくないとおっしゃるのでしたら、集団の場にお子さんをお預けにはならないほうがいいと思います」と。

 そして、「除菌剤を使って」「除菌機能のある空気清浄機を入れて」と言われたら、「国の見方では、『除菌』をうたっているものには効果がないようですし、長期的な健康リスクもわかっていないようです。私たちは従来の、基本的な衛生の取り組みだけをします」と、大きく掲示すればいいのです。考えてみてください。「除菌」剤であれ、ぶらさげる虫よけ剤であれ、「効果がない(とされている)」とわかっている保護者は必ずいます(この人たちにとっては、「除菌」の道具は「お金のムダ」と映ります)。一方で、「とにかく除菌」「とにかく虫よけ」と言う保護者もいます。園が味方につけるべきはどちらだと思いますか? 言うまでもなく前者です。科学を理解して合理的に考える保護者は、「使わなくて当然だよね」と思うでしょう。「とにかく〇〇!」の保護者は納得しないでしょう。でも、こちらは「国の見方では違うようなので」「毒性がわからないので」と毅然として言うことができます。道理と科学がわかっている保護者を味方につけることのほうが、道理と科学を理解しない保護者とムダな闘いをするよりも大切です。

清潔にしすぎれば、生き物として弱くなる

 さらに…。もうひとつ、4月、園長先生の口から保護者に話しておくことを強くお勧めします。たとえば、「うちの園では、泥遊びもします。冬も薄着で活動をさせます。からだを動かして、なんでもできるように育てていきます。そのひとつの取り組みとして、『きれいにしすぎない』もしています。ごく一般的な菌やウイルスに『感染させない』は無理ですが、『感染しても発症しないからだづくり』『発症しても、早く元気になれるからだづくり』はできるでしょうし、大切です。育ちには、体力をつけ、免疫力を高めることも含まれ、そのためには『きれいにしすぎない』も必要です」と。ここで、「効果的なワクチンがある感染症は予防接種をすることで、感染しても重症化しないようにできますから、接種を」とつけ加えるのも必須です。

 先進国で花粉症や食物アレルギーが増えている一因は、環境を清潔にしすぎてしまったことだというのが定説です(例:藤田紘一郎・元東京医科歯科大学教授の著書)。清潔にしすぎた結果、従来、寄生虫やさまざまな環境上の攻撃に対して働いていた免疫系が手持ち無沙汰になってしまい、攻撃する必要のない物質(花粉や食物たんぱく等)を攻撃し始めたのです。清潔にしすぎたら、人間は生き物としてどんどん脆弱になります。一方、たとえば私たちが、日本に比べて清潔とは言えない環境へ行けば、しばらくは下痢と嘔吐に苦しむかもしれません。でも、しばらくすれば慣れて、下痢も嘔吐もしなくなります。生き物として二本足でしっかり歩けるようになるためには、立ち上がってよたよたしながら、つまずき、転ぶ経験をすることが大事なのと同様、生き物として強くなるためには、「汚さ」も不可欠なのです。

「テーブルは洗ったフキンで拭けばいい」

 では、どうすればいいのか。玩具は、厚生労働省のガイドライン(抜粋。再掲)に書いてある通り、次亜塩素酸ナトリウム(ピューラックスやキッチンハイター)に浸した布を絞り、それで拭きましょう。感染症を発症している子どもたちがいる時には、「蔓延を防ぐために」同じようにした布で、皆がさわる場所も拭きましょう。

 一方、「食事前には必ず、ピューラックスの希釈液に浸したフキンでテーブルを拭いています」と保健所職員に話したら、「そこまでしなくていいですよ。洗って日光に干したフキンを使う直前に濡らして拭けば十分です」と言われたという園長先生もいます。テーブルの上の菌やウイルスをゼロにすることはそもそも無理なのですから、ある程度、物理的に拭き取ればよいという、理にかなった指示です。そもそも日光に含まれる紫外線には、消毒効果がありますし。「フキンが汚いから」「フキンが臭いから」除菌を、次亜を…、はい、その布、フキンとして使うのはやめてぞうきんにしましょう。新しいフキンを出してきてください。汚い、臭い、イコール菌が増殖している、です。そこにどんな薬剤をつけて拭こうが、本末転倒です。清潔なフキンを使ってテーブルを拭く、それで十分なのです。

 話は少しずれますが、玩具の「消毒」方法として、「子どもがいない時、部屋の床に玩具を広げて次亜塩素酸ナトリウムの希釈液をかける」とおっしゃった先生がいました。「消毒」という点ではそれでいいのかもしれません。ですが、プラスチックの玩具が割れていないか等を見るためにも、(せめて時々は)手で確認しながら拭いたほうがいいのではないでしょうか。

手洗いの習慣づけは重要

 最後(のひとつ前)になりますが、「感染するのは当然なのだから、手を洗わなくていい」などとは言っていません。手洗いの習慣をつけ、感染リスクが高い所(トイレや病院等の公共施設)へ行ったら、外から帰ってきたら、せっけんと流水で手を洗う。食事の前には手を洗う。それはとても大切な習慣ですし、感染症だけでなく、さまざまなリスク全体を下げます。そして、理由は理解していなくても、あるいは子どもがする程度では効果がなくても、おとながしていることを真似して習慣を積極的に身につけるのが子どもです(道の渡り方も、あいさつも)。習慣づけは重要。

 でも、手をいちいちアルコール消毒する、こまめにハンド・サニタイザーを使う、「殺菌」「消毒」と表示された手洗いせっけんでひんぱんに手を洗うといった行動は、逆効果ですらあります。アルコールにアレルギー反応を起こす人もいますし、「殺菌」「消毒」を使って手を洗いすぎることで、皮膚がもともと持っているさまざまな保護作用を下げてしまうことにもなるからです。

 掛札は英語版しか見ていないので翻訳の質はわかりませんが、このあたりについては、シカゴ大学教授(外科)のジャック・ギルバート博士とカリフォルニア州立大学サンディエゴ校教授(小児科、コンピューター・サイエンス学)のロブ・ナイト博士が書いた『子どもの人生は「腸」で決まる: 3歳までにやっておきたい最強の免疫力の育て方』に詳しく書いてありますので、興味のある方はこちらを(この本、原著のタイトルは Dirt Is Good : The Advantage of Germs for Your Child's Developing Immune System〔汚れは良いもの:あなたの子どもの免疫系を育てるうえでバイキンが果たす効用〕なんですが、和書のタイトルが…)。

(2020年2月1日加筆) うがいについては、菌(細胞の外で増殖する)については効果がある可能性はあるようですが、ウイルス(細胞の中で増殖する)の場合は難しく、厚生労働省も「うがい」の推奨をやめているようです。

職員を守る、子どもを守る

 最後の最後に。不顕性感染もあるわけですから、まだまだ体力も免疫力も低い子どもたちがいる未就学施設では、職員であれ保護者であれ、咳エチケットに心がける。そして、休むほどではなくても体調が悪いなという時は、低年齢の子どもに直接かかわらないようにするような仕事の工夫も大切です。もちろん、症状がみられる時は無理をせず、仕事を休みましょう。働いている年代のおとなでも、感染症から重い合併症を起こすことはあります(具体的には書けませんが、保育士さんが〔さほど特別ではない〕感染症からきわめて重篤な合併症を起こした事例を掛札も聞いています)。




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