問題解決と、スキル・トレーニング

★「子どもとのかかわりを見直す園内プロジェクト」は、実施期間1か月以上となります(料金は1か月3万円+税~)。研修会ではありません。

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・問い合わせ、申し込みはこちら
(クリックして開けない場合、https://forms.gle/Papr4J6XosdBixoz9 をコピーしてブラウザに貼りつけてください)
★支払い等は各担当宛になります(当センターへの業務委託は不可)。ですので、公費や法人の支出である必要はなく、公立園等でもご利用いただけます。






A.問題や危機の発生時対応

1.保護者、職員、近隣等に困った時の一次対応支援 〔迅速対応。時間報酬〕
 「保護者からこういう意見が来た。なんと答えたらいい?」「地域住民が自治体に園の苦情を言ったらしい。どう対応するべき?」等、問題の一次対応を支援します。(すでに対応方法がある場合は、無料でその内容をお伝えします。)

2.保護者、職員(園長を含む)、近隣等に困った時の法務、労務の支援(仲裁~法的対応)
 一次対応以上の方策が必要と判断した事例は、未就学児施設の法務を十分に理解している弁護士事務所に紹介します。必要な場合、社労士の支援も。

  3.事件や重大な事故が発生した時のクライシス対応 〔迅速対応、時間報酬〕
 園や職員に関わる事件が起きた時や事件が明るみに出た時。重大な事故が起きた時。いずれも最初の数時間が鍵であり、対応の遅れや事実の隠蔽は状況を悪化させます。発表資料の作成・配布の支援、記者会見や保護者会を迅速に開く支援をします。
 遅滞や隠蔽がすでに起きている場合は、クライシス対応だけではなく、2の対応も必要になる場合があります。

● 正確かつ十分な情報提供が前提です。嘘や隠蔽があった場合は支援を止めさせていただきます。
● 職員の方からの通報もお受けします。
●「時間報酬」は、相談と支援に要した時間をもとに報酬をいただきます。


B.仕事の質を上げる

1.「伝えたいことが伝わる」書き言葉のトレーニング
 「伝わる言葉」はまず、短い書き言葉で練習すべきもの。そして、「伝えたいことが伝わる文章」は誰でも書けるようになります。ところが、日本語話者の大部分は、自分が「伝わらない文章」を書いていることに気づいておらず、コミュニケーションのこじれの多くが「伝わっていないせい」だという事実にも気づいていません。今まで書いた文章(おたより、連絡帳、報告書等)からレベルを判断し、添削等を通じてその人のレベルと「言葉の癖」に合った改善指導をします。
 成果が見えるまでに、短くても半年はかかります。また、施設長と主任(副園長)の文章はまず、必ず見せていただきます。トップ層が伝わらない文章を書いていたのでは、効果がありませんから。あとは希望する職員から。

2.関係をつくるためのコミュニケーション・スキル・トレーニング
 伝わる言葉を1で学んでも、それを表現するスキルは別です。表情、声の出し方、表情や声に表れる感情、話し方、話している時の体の姿勢は、子どもにもおとな(他の職員、保護者)にも常に観察されています。冷たい声や意味もなく大きな声は関係を壊します。貼りついた笑顔やわざとらしく明るい声も、信頼構築に逆効果。
 最低3か月。施設長や主任/副園長は参加必須とし、あとは希望する職員から。

  3.言葉の質を上げるトレーニング
 「あの時、子ども/職員/保護者にかけた言葉は、あれでよかったのか?」「思わず言ってしまったあの言葉、言わなければよかった」…、反省はしても、「では、なんと言えばいいのか?」は難しい。良し悪しの判断や反省で終わらせず、「より良い言い方」「伝え方」を実際にできるよう、園の実例を使って身につけていくトレーニングです。コミュニケーションの質だけでなく、保育の質を上げるためにも役立ちます。
 最低3か月、職員全員で取り組んでいただきます。

4.「なにかがおかしい!」「あぶないよ!」が言葉に出る職場をつくる
 皆がリスクや危険に気づき、「おかしい」「あぶない」「こうしよう」を言える園にする方法。園内の安全チェックから始めて、気づき(ヒヤリハットとそれ以前の気づき)の集め方と活かし方、かみつきやひっかきの予防等をひとつの取り組みとして進めていただきます。集めた事故事例やヒヤリハット事例の分析方法も。結果的に、コミュニケーションの質向上にもつながります。(必要に応じて、マニュアル等の見直しも。)
 最低でも半年間、園全体で取り組んでいただきます。

5.発達の科学に基づく、子どもの生活リズムに合わせた保育づくり
 事故の背景にも子どもに対する虐待(的な)対応の背景にも、成長発達(科学)の無理解や誤解があります。学校では教えない知識を理解することで保育の質を上げ、事故や虐待のリスクを下げ、選ばれる職員、選ばれる園を育てましょう。子ども一人ひとりの気質や特徴、生活リズムに合わせた保育は、職員のストレス軽減にもつながります。
 保育室の環境づくり、生活リズムの把握方法、日常のアドバイス等も内容に含まれ、最低でも半年間、園全体で取り組んでいただきます。

6.保護者を巻き込む手法を学ぶ
集団の中の子どもの育ちと保育、家庭での子どもとの関わりの大切さを保護者が理解する場として活かせる「一日保育士体験」。実践園が方法とコツ、効果等をお伝えします。 さらに、「子どもとの関わり方に困っている保護者をどう支援すればいい?」と悩んでいる園には「保護者と共に学ぶ、関わりの方法『3つのT』」や子育て支援のコツ研修も。  単発開催ですので、ご相談ください。

☆ 上記のすべてと関連して、配置やキャリア形成、職階制度に活かせるスキル他己評価 も必要に応じて実施可能です(園長も評価対象)。

●スキルとは、知識と技術を「今、この状況」に活かすことのできる応用力です。
●プログラムは施設長も対象です。施設長が積極的に参加しない場合、お断りさせていただきます。少数職員が参加しても、保育やトップ層が変わらなければ、参加した職員の不満や離反の原因になるだけです。
●期間を要するプログラムは、担当者の容量を越えた場合、お待ちいただきます。