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特定非営利活動法人(NPO法人)
保育の安全研究・教育センター
Center for Child Daycare/Nursery Safety
Research and Training
(Registered Non-Profit Organization / Tokyo)
* The mission statement of the Center is here.


代表理事:掛札逸美(心理学博士)
〔リンク先は個人サイト:
8月30日
Director: Itsumi Kakefuda (PhD in Psychology)



更新とお知らせ

★「開いたのに新しい内容が出てこない!」、そのページを再度、読み込み直してください ★ 「トピックスってどこ?(スマホ)」、画面右上の3本線を押してください。「??」の方のために、下にもリンクを貼りました(リンクだらけにすると迷子になるので貼りたくないのですが)。★

更新安全のトピックス更新:10月1日(転倒による内臓損傷に加筆、保護者向け安全資料、ベビーおやつの誤嚥の資料) ●下の最新情報更新(5歳まであおむけ寝?):9月29日 ●ニュース更新:26日 ●プロジェクト更新:18日 ●コミュニケーションのトピックス更新:9日

ブログ冒頭の複数スレッドでコメントが動いています。質問、ご意見をお寄せください。

●セミナーや発行物の紹介もしますので、ご希望の方はブログにコメントでご連絡ください(こちらからご連絡するメールアドレスを必ず書いてください。公表されませんのでご安心を)。営利目的等のものはお断りします。


最新情報と大切な情報(9月29日)

●いくつか、「リンク」のページに移しました。

●東京都の某区で、公立保育園を対象に「5歳まで全員あおむけ寝。ひっくり返して」という話になっているそうです。理由は「都からそのように降りてきた」等。「安全に関するトピックス」の睡眠の一番下にリンクを貼ってあるLSFAの資料の一番上のPDFをご覧ください(こちらがそのPDFですが、できれば「トピックス」からLSFAの他の資料もたどって、見てください)。5~7ページです(6ページの棒グラフは、0歳台が月齢で分けられていることに注意)。亡くなる子どもの大部分は3歳未満、睡眠中が8割です。だから、3歳までは睡眠チェック(健康状態のチェック)が重要、0歳児と1歳児はうつぶせ寝をさせないことが重要なのです。「だから、3歳以上はしなくていい」とは言っていません。幼児でも保育者が部屋にいて、異常に気づく体制でいるべきです。でも、3歳(2歳)以上もあおむけ寝? 乳児にはすべき証拠がありますが、幼児にはそれをするだけの証拠はありません。安全ガイドラインの1ページでも、「乳児の窒息リスクの除去」として「仰向けに寝かせる」と書かれていますが、幼児についてではありません。
 (深刻事故予防のための)安全行動の基本:リスクの大きさを考慮に入れ、優先順位をつける。誰もが同じ行動をできるよう行動を明確化する。人間は「できない安全行動」はしないから。また、不明瞭な行動は自分で解釈して適当に変えてしまう。そして、安全行動に付随する手続き等は可能な限り簡素化する(睡眠チェック表の簡素化。あるいはビデオ撮影を以て睡眠チェック表に代える等)。人間は手続きが煩雑なことはしないから。

『3月、認可外保育所でなぜ男児は亡くなったのか』(日経デュアル)

麻疹風疹予防接種状況(厚労省)。一番最初の表の一番左上の全国地図だけでもご覧ください。第1期(1歳)は高いのですが、第2期(年長クラス期)は下がっていますね。受診勧奨を(下)。MRワクチンの接種時期等に関する簡単なまとめはこちら

はしか(麻疹)ワクチンを勧める文言です。園だより等にどうぞ。今だけの話だと思いますので、ひな型のページではなく、こちらに置きました。
「(タイトル)はしか(麻疹)が流行しています。ワクチンを接種していますか?
(本文) はしか(麻疹)が、関西と関東を中心に流行しています。9月20日の段階で全国の患者は100人を超え、保育園児も複数含まれています。はしかのウイルスは感染力がとても強いため、手洗いやうがい、マスクだけでは予防できません。はしかにかかると、稀にではありますが重症になります。また、妊娠中にかかると、流産や早産の可能性があります。
 お子さんは、はしかワクチンを接種していますか? 2006年度から1歳児と小学校入学前1年間の幼児の2回接種となっています。お子さんと一緒に保護者、ご家族の方も、接種歴を確認してみてください。 」

RSの時期ですので、一番下から移動させました。RSウイルスによる乳幼児の突然死リスクの記事です。当然、1歳以上でもかかり、心臓突然死を起こすこともあるそうです。

『子どもの命を守るために』出版。2009年、ラッコランド京橋園で起きた4か月児のうつぶせ寝死亡について(アマゾン等でも販売されています)。

はしか(麻疹)の患者数が100人を超えました。詳しい内容はこちらのページの表。情報は本サイト「リンク」ページの感染症の項をご覧ください。

●東京大学・発達保育実践政策学センターの学術フォーラム(11月6日)の案内はこちら

●平均年30人の子どもが車内で熱中症死している米国で下院議員のグループが、車のエンジンを切ったら「後部座席をチェック!」といった警告音が出るシステムの導入を進める法案を提出(英語)。米国では後部座席に後ろ向きでチャイルドシートを付けるのが一般的なこともあり、忘れる事例が少なくないとのこと。1998~2015年の661死亡例を分析した結果、54%が「保護者が忘れた」、29%が「おとながまわりにいない車の中で子どもが遊んでいた」、17%が「保護者によって意図的に残された」、1%が「状況不明」(Pediatrics誌に掲載された論文。図表等でまとめた内容はこちら。英語)。

「平成27年社会福祉施設等調査の概況」。基本票編1、詳細票編1に保育所の数も出ています。

●「赤ちゃんの急死を考える会」が12日、うつぶせ寝死亡の再発防止を求める記者会見を開きました。「子どもが寝ている間は職員が部屋を離れない」「0、1歳の子どもは窒息の危険があるとされるうつぶせの状態で絶対に寝かさないこと」など、再発防止を徹底してほしいと訴え、すべての施設に対し、保育士の配置基準を守るよう指導を徹底するよう国に求めました(各紙、9月13日)。
 わざわざ「うつぶせ寝とんとん寝かしつけ」するのは、言語道断です。しかし、きちんと取り組んでいる園にも、コロコロと(あおむけで寝かせても)すぐにうつぶせになる子どもがいるのも事実です。そういったお子さんが部屋に3人もいたら、ひっくり返し続ける労力だけで手をとられます。ひっくり返し続けることで、泣き始める子どももいます。スペースに余裕がある園なら、泣いた子を抱っこして廊下へ出たりできますが、小さいビルインの園ではこれもできにくい(=保育士のストレスが非常に高くなる)。
 午睡時間は、他の作業もしないですみ、かつ休憩時間も食われないという条件で、最低2人は睡眠係が専任でいなかったら、あおむけ寝と睡眠チェックの徹底は不可能です。これは、今の配置基準と仕事量で可能でしょうか? 「できないから、しなくていい」と言っているのではありません。国は、これができるだけの施策をする義務があります、保育園をただただ増やすだけではなくて。

●9月6日に開かれた「全国保育園保健師看護師連絡会」のセミナーで紹介されていた、文部科学省の食物アレルギー研修用資料(ドラマ仕立てのビデオも)はこちらの「映像資料」にあります。また、食物アレルギー発症時の判断と対応を簡便にまとめた東京都のリーフレットはこちら。このへんをまとめた「食物アレルギー」の項目を近々、「安全に関するトピックス」に作ります。

●Yahooニュースに、保育園の労働基準法違反の話が掲載されています(以下、私・掛札によるコメントには利益相反の可能性があるので開示しておきますが、私はこのニュースに出てくる企業と4年以上、安全等の仕事をしています)。これはもちろん事実でしょうし、同社は対応をするでしょう。1)ただし、このタイトルが言う「大手保育園に横行」というのは、重大な誤解を招きます。大手に横行しているのではなく、大手だから保育士の匿名性が守りやすく、声を上げやすいというだけのことです。私が知る限り、公立私立問わず、このような内容が大半の保育園の現実です。けれども、地方に住んで保育士をしていたら、声を上げることは難しい。へたに声を上げたら、そこで生きていくことすらできなくなる可能性がありますから。2)保育士の配置が「労働時間=すべて保育従事時間」という前提で決められ、書類や作業は計算に入っていないという問題もあります。これは私だけが言っているわけではありませんが、「保育従事時間」とは別に「事務時間」を設定した上で配置をしなければ、どうしようもないのです。3)休憩をとる場所は保育園の中で「必須」とされていませんから、休憩室が事実上ない保育園もたくさんあります。いずれにせよ、このようなことが出てくれば、以上のような点も含めて、真の意味の待遇改善の話につながっていくかもしれません。匿名性は守られるでしょうから、「介護・保育ユニオン」(組合)に相談してみてください。ウェブサイトはこちら

●2010年、おやつの窒息でお子さんを亡くした栗並えみさんのインタビュー(『日経デュアル』)。政府の「安全ガイドライン」作成等にも尽力なさっています。特に、5ページ目をお読みください。保育者に向けたとても大切なメッセージです。

●遠藤登さん(保育応急救護協会代表)の『保育救命:保育者のための安心安全ガイド』がメイトから出版されました。

●「子どもの死亡の約3割は予防できた可能性がある」と報道された研究報告は、こちら

●遊具関連の子どもの事故に関する消費者庁の公表資料はこちら。事例も掲載されています。「このくらいのケガで済むんだ」ではありません。2メートルでも1メートルでも死亡事例はあるのですから…。それと、3~5月に事故の確率が上がる(=他の時期は事故の確率が低い)わけではないのでご注意を。春と秋は外で遊ぶ機会が増えるので、事故が増えるだけのことだと考えられます。ただ、集団保育の場合、4~5月は子どもたちも保育者も新しい集団に慣れていない場合が多いでしょうから、事故の確率自体が上がる可能性もなきにしもあらず、です。

●(一社)日本保育保健協議会がまとめた冊子『園児の健康診断の手引き:園で行うために』ができあがりました(1冊800円・税込。送料別)。掛札も校正と編集のお手伝いをしました。興味をお持ちの方は、同協議会に電話かファックスでお問い合わせください(リンク先のページの一番下に番号があります)。

●『日本小児科学会雑誌』に掲載された論文「保育施設内で発生した死亡事案」のリンクです。