〔2026年〕事故、不祥事等のニュース
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〔ホットドッグの誤嚥窒息で市に賠償命令〕千葉県四街道市の公立保育所で2017年2月、3歳児がホットドッグをのどに詰まらせて寝たきり状態になった事故の訴訟で、最高裁は市の上告を退け、1億0800万円の賠償を命じた高裁判決が確定した(1月28日付)。児には知的障がいがあり、1歳児クラスで保育をしていたが、保育士がちぎって食べさせていたホットドッグをのどに詰まらせたもの。地裁は、保育所の提供などに違法性はなかったとして請求を棄却。高裁は、児には知的障害があり、食べ物をよくかまずにのみ込もうとすることがあったため「より慎重に対応すべきだった」と指摘。保育所が危険性を保育士らに周知するのを怠ったと認め、市に賠償を命じた。最高裁は今回の決定で、上告理由にあたる判例違反などがない、とだけ判断した。〔掛札コメント〕弁護士ドットコムの解説等はこちらに。今の知識で言うなら、「1歳児クラスにホットドッグをちぎって与える」のはナシです。でも、この知識すら、2025年の「食材整理表」にようやく明記された話。この事故は2017年です! ともあれ、「特養あずみの里事件」(←検索)と同じことが保育業界で起こり、こちらは市(園)の責任が確定してしまいました。

[幼稚園に侵入]1月27日午後0時半ごろ、大阪府吹田市の幼稚園の植え込みのすき間から男(34歳)が敷地内に侵入、園児らを追いかけるなどして建物内に入り、50代の女性職員を羽交い締めにするなどした。当時、園内には約160人の園児や教職員がいたが、不審者に気づいた教職員らが避難させた。通報を受けて駆けつけた警察官が容疑者を現行犯逮捕(建造物侵入)。凶器は所持しておらず、けが人はなかった。確保される際に激しく抵抗したり、叫んだりするなどしていた。その後、容疑者が違法薬物を使用していた趣旨の話をしていることもわかった。

[整備の補助金を過大交付]広島県呉市は1月23日、認定こども園の整備に伴う補助金4061万円を過大に交付していたと発表した。2020年度と22年度、計4施設で1179万~806万円。設置認可の際、補助金の交付を決定した時点よりも定員が減った場合、減額となるルールを理解していなかったという。2024年4月、補助金を支出する事務の際に職員が気づき、過去の事案も調べたもの。市は交付先に過大分の返還を求める。

[保育園で火事]1月20日午後1時過ぎ、長野県安曇野市の保育園で火事が起きた。火は約1時間20分後に消し止められたが、木造平屋建ての施設の壁と天井の一部が焼けたと。当時、保育園には園児16人と職員3人がいたが、全員屋外に避難し、けが人はいない。園内には薪ストーブが設置されていて、煙突と接している壁から出火したとみられる。

[園バスが歩いている男性と衝突]1月14日午前8時50分頃、千葉県柏市の市道で、同市の幼稚園の送迎バスが、歩いていた男性と衝突した。男性と、バスに乗っていた職員、男児2人の計4人が軽傷を負った。バスには園児35人が乗っていた。現場は見通しの良い直線道路で、信号や横断歩道はなかった。

[施錠していなかった門から園外へ出、10分後に保護]東京都杉並区の区立保育園で1月10日午前10時半頃、保育士2人が園児11人を園庭で遊ばせていたところ、園児1人が、門から園外に抜け出した。近隣住民が歩いている園児を見つけ、通報を受けた警察が約10分後に園児を保護した。園児が出た園の門には、上部と下部に1か所ずつカギが付いていたが、上部は未施錠。下部は施錠されていたものの、回転式の錠で手の届く高さだったため、園児が自ら開錠し、園外に出たとみられる。杉並区では2025年5月にも、別の区立保育園で、保育士が目を離したすきに園児の1人が門をすり抜けるなどして園外に出ていた。
★東京都によると、園外抜け出しを含む、迷子、置き去り、連れ去りといった事案は、2024年4月~2025年3月に都内で約300件の報告があったという。

[職員30人中18人が3月末に退職]静岡県浜松市中央区の認定こども園で、職員約30人のうち保育士や事務職員ら計18人が3月末で一斉退職することがわかった。0~5歳児の117人が在籍。退職する18人のうち8人は家族の介護など個人的な理由、残る10人は園内での人間関係を巡る問題で辞めるという(掛札:他の有料ニュースのタイトルは、「待遇面で折り合いがつかったなかったよう」と書いていた)。(1月11日のニュース)

[食事を無理に食べさせるなどの「不適切な保育」]鹿児島県日置市の保育園で、「不適切な保育」が認められたとして、2025年10月、行政処分が行われた。2024年7月、列に並ばなかった園児の尻を保育士が叩く、食事をすべて食べるまで2時間にわたって指導する、眠そうな園児に無理やり食べさせるなどのケースが見られた。情報提供を受けた市が防犯カメラなどを調査し発覚したもの。(1月14日のニュース)

〔園長が園児に心理的虐待〕東京都台東区の企業主導型保育園で、男性園長の言動を心理的虐待にあたると都が判断、改善を指導した。2025年5月、保護者や元職員らが園長の言動に問題があると通報していたにもかかわらず、都などは「不適切保育については確認が出来なかった」としていた。その後、関係者から園長の行為を記録した音声データが提出されたことから、都は児童福祉法に基づく特別立入調査を実施。泣いている園児を威圧的に何度も叱るなどの行為が確認されたことから、「心理的虐待に該当する」と判断したという。(1月17日のニュース)

[園長が園児の頭を手カンナでたたき、ケガ]2025年4月、山梨県都留市の私立保育園で、園長が園児の頭を手カンナでたたき、けがをさせていたことがわかり、県は児童虐待にあたるとして、7月、改善勧告を出した。園内で草刈りをしていた園長が突然、後ろから砂をかけられたことに怒り、園児の頭を草取り用の手カンナで軽くたたいたもの。金属製の部分が当たり、園児は出血した。 事実関係を確認した県は、一連の行為が「児童虐待に当たる」と認定し、園長は3月で辞職するという。(1月27日のニュース)

[幼稚園から職員の靴を盗む]2025年12月14日午前2時半頃、岡山県浅口郡の幼稚園にフェンスの隙間から侵入し、屋外の靴箱にあった女性職員の運動靴1足(千円相当)を盗んだ疑いで、1月13日、里庄町の男が逮捕された。「性的欲求を満たすために盗んだ」と容疑を認めている。園から相談を受け、防犯カメラ映像や関係者への聴取から男が浮上。男の自宅からは盗んだとみられる靴31足を押収した。